外資就活の相談室は、外資系やトップクラスの日本企業を目指す学生向けの就職活動支援プラットフォームです。あなたの悩みを業界の先輩が回答してくれます。

big4の税理士法人への就職についてどう思いますか?
自分はコンサルタント志望なのですが、会計や税務の資格が全くないので迷っています。

この質問への回答 1

相談室回答者

文系博士卒、日系コンサルで経営コンサルタントとして勤めています。 院卒の就活、日系コンサルについての質問をお答えできます!

ご質問ありがとうございます!
結論から申し上げますと、会計や簿記に少しでも興味があるならオススメです!
理由は①専門コンサルタントなので入社後のミスマッチがない②コンサルタント以外のキャリアパスが広がる、が挙げられます。
コンサルタント=戦略というイメージが一般的にはありますが、Big4のコンサルティングファームはほぼほぼITシステム導入企業です。その一方で税理士法人系は税務面でのサポート業務を主に行います。つまり、入ってびっくりこれじゃSEと変わりないじゃん!ってことはないです。ただし、専門性が比較的高く、数字をよく見る業務になります。会計なので、ちょっと複雑な算数程度の計算ですが、それを一日中行うことになるので、その点に抵抗感があるなら入社後大変だと思います。逆にコツコツ堅実に四則演算するのが好き!という方なら天職です。
また、税務面に強くなるので、転職先に税務コンサルだけではなく、経理や会計士・税理士(資格を在職中に取ることが前提ですが)が候補として出てくるのも税務コンサルの特徴です。
Big4であればPwCあらたは公認会計士育成採用という、会社が給与を出して、一日中公認会計士になるための勉強ができる採用プロセスを用意してくれていたり、KPMG税理士法人は採用プロセスでは資格の有無は問いません。
ただ、この2社以外は長期インターンを課す、または資格保持者のみを対象とした新卒採用だったと思います。
また、税務コンサルは他のコンサルと比較しても忙しく、タフな働き方を求めます。
その一方で、一人のコンサルタント当たりの売上高は100億円と桁違いで、社会的に影響が大きい仕事といえます。
以上のこと私の主観も加味していますが、ご参考になれば幸いです。長文失礼いたしました。

回答日:2022/02/13

header description