Dで過労の末自殺された方がいましたが、あの過労はD特有のものなのでしょうか。それとも広告業界全体的に仕事量が多いのでしょうか。
たまたまYouTubeで下請けデザイナーさんの1日という動画を見たのですが、代理店側の要望に応えるため28時頃まで仕事をされており、広告業界全体にオーバーワークの風潮があると勝手にイメージしています。
この質問への回答 1件
相談室回答者
社会人10年目 メディア/マーケティング関連職種 就活の具体的な方法論や戦略は、内定者や社会人1-2年目の方にどうぞ。 様々な業界の友人の情報を事細かに把握しているので、ある程度のキャリアを積んでみての視点や、人生設計、幸福度、給与や待遇、手当、ワークライフバランス等、総合的な視点でのアドバイスができるかと思います。 企業ごとの違いや特徴などで悩んでいる就活生の方、内定者で進路に悩んでいる方、入社1-3年目くらいの方の参考になるかと思います。 (仕事・家庭の事情で、回答を休止させていただきます)
ご質問をいただき、ありがとうございます。
また、お返事が大変遅くなってしまい、申し訳ございません。
さて、Dでの痛ましい事件に関しましては、もちろん過労もあったかと思いますし、パワハラやそれに起因するプレッシャーなども原因としてあったというふうに聞いています。
広告業界全体でも、そのような事件を受けて、働き方改革をこれまで進めてきておりますが、それでもやはり業務量が非常に多く、労働時間が長くなりがちな側面は、まだまだあるかなと思っています。
結局、クライアント側の無茶な要望や、守られないスケジュール、突発的なオーダーに対して、代理店側も対応せざるを得ないことが多く、さらにその先の発注先がある場合は、仰るようなデザイナーさんのように、そのあおりを最も受けてしまう、ということも起こり得るかなと思っています。
ですので、広告業界が、クライアントワークであるというビジネス構造上の問題や、労働集約型のビジネスモデルである(やればやった分だけ売り上げや成果につながる)点で、労働時間が長くなりがちだと言えるかなと思います。
そして、その労務環境改善は、引き続き各社で対応を検討しているところで、クライアントからの無茶な要望は断る、そもそも仕事を断る、深夜や土日のMTGはしない、など様々な対応を検討・実施しているところになります。
まだまだ課題感も多い部分ではありますが、一歩一歩改善しているところではありますので、二度とあのような痛ましい事件が起きないことを心から願うばかりです。
以上、ご参考になれば、幸いです。
回答日:2022/01/16
