留学をしていたということですが、留学によって就活にどのようなメリット、デメリットがありましたか?
自分は今2年生で、来年から留学をするか迷っている段階なので参考にしたいです。
この質問への回答 1件
相談室回答者
・いわゆる「文系出身」ですが、テクノロジー関係、機械学習やロボティクスの業界に興味があり、新卒で外資系のコンサル会社に入社いたします。 ・就活活動時は、大学3年生に留学したこともあり企業研究から内定をいただくまでは長期戦になりました。しかし、せっかく新卒で働かせていただく環境選び、納得のいくものにしたい気持ちがとても強かったです。 ・最近注目を浴びるトピックである女性もキャリアで活躍できる社会、私もバリバリにキャリアを築きながら、結婚や子育ても両立していくのが目標です。 ・趣味はハチロクに乗ること!
質問ありがとうございます!
留学による就活へのメリットデメリットということで、ご質問をいただきました。
大きなメリットとしては、努力次第で語学力が向上したり、社交性が身につくことで、志望している企業との面接に自信がつくということがあると思います。また、好きなことに熱中したり、留学中に何か頑張ったことがあればアピールポイントになることもあります。何か話のネタになる内容があるだけで、相手も質問がしやすいですし、質問者さんの人柄など、短い時間での面接や、たくさんのエントリーシートを読む企業側に、注目ポイントや魅力が伝わりやすくなることが理由だと思います。
ただ、留学に行くことが目的だったり、
行っただけではアピールポイントにはならないので注意が必要です。
また、留学先でキャリアフォーラムに出席できることもメリットです。ボストンやロンドン、シドニーで行われるキャリアフォーラムでは外資系の会社が多く出展しています。応募をしてもしなくても、企業研究をするのにとても良い機会になります。
あとは、希望であれば現地で就職活動やインターンシップへの参加が出来ることも、留学生の特権だと思います。
デメリットとしては、留学先での学業や交流と同時並行に就職活動を進めなくてはいけなかったため、忙しかったことが挙げられます。他の学生からは面接の日程によっては、時差を考慮しなくてはならなかったり、国内でのインターンシップ/対面の説明会に参加出来なかった、普段外国語で脳を使いながら、日本語でエントリーシートを書くのが大変だったなどという話はよく耳にしたなと思います。
「留学と就職活動」の大きな要因に、留学をする先も考えられます。例えばですが、アメリカのように9月から1学期の場合には、帰国する時が夏になる方が多いため、帰国してから半年かけて就職活動を行われる学生も多くいらっしゃると思いますし、留学経験者枠で選考が始まる企業もたびたび見かけました。
私の場合は、3年次にオーストラリアに留学をしたため、1学期は2月から開始となりました。1月に日本の大学の単位を取得後、すぐに授業が始まり、12月に帰国だったので、エントリーシートなどは帰国前に提出、面接は国内選考と同時期に開始することが出来ました。
国内選考と同時期に始めることが出来るというのはメリットで、説明会や冬のインターンシップも時期によっては対面でも間に合う日程でした。
今2年生であるのなら、どうして留学したいのか、留学で何を得たいのか、どうしたら得られるか、それをどう生かしたいかまで考えて留学先を決めてみたらいいと思います。単純に語学力をあげるために海外へ行くのではなく、その国だから学べること、質問者さん自身が、仕事にしたいと考える職業との繋がりなども見えてくると、納得して留学に行くことができると思います。
日本で普通に就職活動をするよりかは
もちろん大変にはなると思いますが、
就職活動が理由で留学を断念するのであれば
それは少しもったいないなと感じます。
学生という素晴らしい期間に
質問者さんが刺激を受けるものに出会えること
心から願ってますし、応援しています。
長くなりましたが、ありがとうございました!
回答日:2021/11/30
