コンサル内定者です。
コンサルは、業務によりますが、やはり個人の経験やスキルが、業務成果に直接反映されやすい業種だと考えています。
そこではやっとさんが、コンサルファームを3社勤務された中で、共通して必要だと感じる考え方・スキルを学べるおすすめの書籍をご教示いただけませんでしょうか。
理由や感想も併せてご回答いただけますと幸いです。
この質問への回答 1件
相談室回答者
コンサルティングファーム3社、10数年の経験有です(新卒で入社したファームに出戻りました)。ファームの中でのミッションは案件獲得やサービス開発に移ってきました。 偶然性の強いキャリアを歩んできたので自分の経験を一般化してアドバイスすることはできませんが、私に見えている風景や考えていること・考えていたことはお伝えできると思います。登壇(昨年は10数回機会をいただきました)や執筆、社外団体の運営にも関与しています。
私の経験をもとに少し考えてみたいと思います。総合系ファームの非IT領域において当てはまりそうなことというくらいでとらえていただければと思います。日曜日の夜ですし、平仄合っていなさそうなのは許してください。
あと、3については書籍などが多く出版されていますが、1や2については参考になる書籍を知りません。ご存知の方がいれば教えてください。
1.柔軟性(状況変化に柔軟に対応する力、相手からのフィードバックを受け止めて改善する姿勢、自分のやり方に固執しない態度)
2.チームワーク(チームで仕事をするという意識、前向きな発言・態度)
3.ロジカルシンキング(網羅性への意識、構造化スキル)
1については少し具体的に説明します。私がこれまで仕事をしてきた中で能力が高く経験が豊富であっても「自分が正しいと思うアイデアを提案したい」とか「自分が正しいと思う進め方で進めたい」という思いが強すぎる人はプロジェクトやクライアントの状況に対応することができず、パフォーマンスをうまく発揮できないケースがよくあるように思います。領域特化系など他のファームと比較すると知見や方法論への依存度は高くないですし、案件の獲得方法やデリバリー体制などの点でも漠然とした依頼・相談を受けることが多いですし、そのあたりが背景じゃないかと思います。コンサルタントは業界知見や専門領域に対する知識が大事、と思っている人は多いかもしれませんが、それよりは上の1-3が大事ですね。
回答日:2021/11/07
