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アクチュアリーは保険業界の根底を支える職種であり責任もかなり大きいと思いますが、そうすると労働時間も必然的に長くなるような気がしています。怪人十九面相さんが就活中にアクチュアリーの労働環境について見聞きされたことがありましたらお聞きしたいです。

この質問への回答 1

相談室回答者

22卒 M2 生保アクチュアリー内定者 日本アクチュアリー会研究会員(数学、生保数理) 就活直後の視点からアクチュアリー就活に関してや、キャリアイメージなどについて

ご質問ありがとうございます。まず保険業に関しましては認可業務という点からも労働時間遵守に対する意識は強く、一定の時刻以降は手続きなしに社内のシステムにアクセスできなくなるなど、制度として労働時間を短くする仕組みを導入している会社がほとんどであるように感じました。こちらは就活生向けに説明会などで与えられる情報を横流ししたものにすぎませんが、実際にアクチュアリーの社員や職員の方にお話を伺う中でも、いわゆる激務とよばれる業種に該当するようなイメージは感じませんでした。むしろご家族との日常や趣味の話などをお聞きしてプライベートの時間を確保されている印象で、良いバランスに思います。おそらく試験に合格するまではこういった時間を勉強に充てる必要があり、特に年次の低いうちには定時以降は早く切り上げて勉強しなさいと言われるのも本当の話とのことでした。
 少し別の切り口になりますが、生保アクチュアリーの中の決算業務(損保アクの業務にもあるかもしれませんが)では明確な繁忙期と閑散期があるとのことで、特に年度末決算の業務が毎年ゴールデンウイークと重なり数年に1度休日に出勤することもあるとのことでした。それでも基本的には時間外業務はなるべく少なくすることがベストともおっしゃっており、優秀な方が多いからこそ効率を考えた働き方への意識が高いのかなと思います。

回答日:2021/09/09

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