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周りが就活をはじめているのですが、どうしてもやる気になれません。ぶるたかさんは、根は真面目だから就職されたのかと思うのですが、どうやって就活に向き合いましたか?

この質問への回答 1

相談室回答者

すごい学校→すごい会社→無職 note https://note.mu/burudora ぶろぐ http://tio-jobtzp.hatenablog.com/

仕事やめた!一年ちょいで辞めたよ!!だけど未だに質問届くし報酬とかも出ないけど回答するよ!!

さて、本題ですが僕の場合で就活を頑張れたのは「積み上げてきた故の焦り」でした。

ちょっと暗くて申し訳ないんですが僕はほぼウシジマくんみたいな環境で育って来たんで、「こんなとこいちゃダメだ頑張って抜け出そう」みたいな感じで気合で学費とか学歴とかアレした感じなんですよ。

ばあちゃん、人の金でパチンコしたらあかんって言うたやん…



たぶん、人間の中で一番勇気がいる事って積み上げてきた物を捨てる時なんですよね。だから焦りがあって頑張れた。
専門学校や高校から特定の学科を出てもその仕事がしない人は結構いても

医学部出て医者にならない人なんてほぼいないですよね。

で、予想なんですけど質問者さんは結構王道的なルートで大学まで行ったみたいな感じじゃないんでしょうか。



だからあんまりやる気が出ないのかもしれません。もしくは、メンタル的なアレがソレとか。

あと、「幸せになりたい」とかSNSで投稿してません?してますよね?偏見です。

で、ですね僕からの具体的なアドバイスというか考え方としては以下です。


・新卒でええとこ務めた経験の後に「大企業はダサい」とか批判するのと、適当に決めた後に言うのでは説得力や納得感が違うので頑張る。
→ロジカル的には妥当だけど、論理で人が動くなら苦労しない…論理で動く正確ならこっち


・何も考えずに仲間を作ってゲームとして遊ぶ。どうせこの経験は後から生きるし。みたいな。
→僕はこのパターンでした。やりたい事とかないので就職偏差値ランキングから高いところを片っ端から受けて内定そろえて最強のデッキを作る、みたいな感じでやってました。


みたいな感じです。考えるから迷うくらいなら、何も考えなければいいと思います。


以下は仕事辞めた後に気づいた余談

何で仕事するんですかね?だるいし、本当はみんな一日中猫とか犬とか触って生きてたいじゃないですか。
みんながみんな「働きたくない」って思ってるのに正常に回ってるとか世界って半端ないですよね。

で、考えたんですけど

僕の場合は仕事に対して明確な目標がありました。「あの環境から抜け出す」という事でした。
でも、就職した時点でそれって叶っちゃってるんですよね。だから、かなり目標を失った後にかなりヨレちゃいました。

でも、そうじゃない人もいるわけで、それは家族だったり趣味だったりなんやら。と。

じゃあ、そう考えられる違いって何なんだろう。って思いました。

そうやって、周りを見る中で気づいた事が一つありました。

僕みたいにヨレてしまっているっぽい人が多く口にしていたのが、「幸せになりたい」って事でした。
確かにみんな最終的には「幸せになりたい」って言うじゃないですか、でもその頻度が多いんですよ。ヨレてるっぽい人って。

逆に全力投球っぽい人は「幸せになりたい」とは言わないんですよね。いや、なりたいんだろうとは思うけどホリエモンが「幸せになりたい」とか言わないじゃないですか。

それを仮に自分の中で「幸せの感度」と名付けました。


この差はなんなんだろう?って、そもそも幸せって定量的な物じゃないですよね。

クラブのVIPでウェイ、フェスでウェイみたいなのが最高、これが幸せみたいなのを資本主義が言うんすよ。

でもね、全然楽しくなかった僕は。社会が楽しいとかいう遊びを一通りやってみた後に結局友達とやるスマブラより楽しい事なんて何一つなかった。

というか、思い返してみた時に「幸せだった瞬間」は思い出せても、「幸せだった時期」というのは思い出せない。そもそも幸せだった時期というのは現況と比較して「マシだった」という事であり、それは現況の比較の上に成り立つ物であり比較から成り立つ物は幸せじゃないと思うんですよ。

じゃあ、何なんだろう。って思いました。だって幸せになる為に生きてるのに、その手に入れ方がわからないって意味不明じゃないですか。

そう思うと案外幸せなんて簡単に手に入ると思うんです。あったかいごはん。たくさん寝た。いぬかわいい。

幸せは感じられる人が幸せ、ただそれだけの事なんじゃないかなって。

ただ、それを感じにくい人が一定数いるんじゃないかなって。現状に満足してないから上を目指すわけで、現状に満足していないのは幸せの感度が低いからで。

だから、意外といわゆる高学歴の就活の世界にはそういう人が普通より多い気がしました。


で、前置いたようにこれは余談なんですが自分の中での幸せに関する結論が「幸せになりたい、と多く零す人は幸せなんてどうでもいいくらい夢中になりたかったんじゃないか」って。そう思いました。

きっとみんな、自分が間違ってるなんて思いたくないと思うんです。

いわゆる大企業だった僕の会社の上司との会食でプロパーな上の年代ほど「でもこれで良かったと思う」と言う言葉を聞きました。

おかしな話じゃないですか。だって、プロパーなんだから他との比較なんて出来ないわけで。よくそんな「でもこれで良かった」を聞かされました。

僕はその時に「きっとそう思いたいから、僕たち若い年代に話す事でそれが正しかった事にしたいんじゃにかな」って思いました。

それがいいとか悪いとかじゃなくて、僕たちは上の話を鵜呑みにしてしまいますがきっとそう思いたいだけなんだと思います。

大好きで仲良しなつもりだった部長に辞める時に聞きました。
「部長だったら僕の年齢でどうしますか?

そう聞いたら、「もう想像が出来ない」って。

きっと本当にそうなんだと思います。自分が50代とかになって、30年前なんてめちゃ長いじゃないですか。守らなければならない物もある年齢できっと、想像も出来ないくらいなんだろうなって。

だから、もう上の年代でも想像できないくらいにわからない仕事やら人生やら、幸せなんて何も考えなくていいんじゃないかなって。

その時間を迷うんじゃなくてその時やりたくて夢中になれる事や、友達とスマブラやって、観葉植物に水あげて、丁寧に台所の掃除をしたり、そっちの方がいいんじゃないかなって。

僕らは他人に関しては結果を求めます、。特にビジネスでは。

でも、自己の中での価値を振り返るとそれは結果じゃなくてプロセスであったことが大半です。

〇〇で優勝した、内定した、合格した。心の中に残ってるのはプロセスじゃないですか?

〇〇会社の〇〇じゃなくて、あなたは人間だし、〇〇大卒じゃなくて、あなたは九九の7の段が難しかった子供だし、
年収〇万じゃなくて、あなたは大事な人とのご飯を何より美味しく感じる人間じゃないですか。

つまりね、人間はみんな根本的には何物でもない無職です。


という訳で、なんかごちゃりましたが僕の今の幸せになるための目標を最後に書いて終わりにします。





「ゴールデンレトリバー多頭飼い」





以上、あざした。

回答日:2021/08/23

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