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学問的な教科書的には、経験や勘に基づいたマーケティング戦略ではなく、データ分析や消費者調査などで得られた客観的なエビデンスに基づくマーケティング戦略を実施することで成果があがるというような説明がされています。しかし、現実の企業実務では学問的な世界とは異なり、このような単純な話ではない気がするのですが、実際のところはどうなのでしょうか。
この質問への回答 1件
相談室回答者
外資系BtoC企業でマーケティングを仕事にしています。日系外資数社渡り歩いた結果、BtoCを中心に転職事情にも少し詳しくなってしまいました。新卒採用支援・ライターもやっています。
基本的にはなんらかのデータに基づいた仮説を元に戦略は決めるべきなので、その説明は合っているでしょう。ただ、後から見たらそう説明できるという事例は往々にしてあるものです。また、逆に勘のように見えても本人が言語化出来ていないだけで、成功のコツのような感覚をつかんでいることもあります。
何が現実に難しいかと言うと、データはデータでしかなく、その数字や事象をどんな文脈で見るか、どんな意味を見出すか、それに対して無数のアプローチから何を選ぶかは1つになかなか決まらないということです。そして、マーケティング担当の大きな仕事である「調整」をどこまで行って、描いた戦略やストーリーを現実に出来るか、なかなか理想通りにはいかないのが現実的に難しいところですね。
回答日:2021/05/14

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