東大、京大、東工大未満、早慶・旧帝レベルのCS系の学部生を想定ください。
私は、プログラミングに苦手意識はなく課題は人並みより早く出来るし、成績もAが3割、Bが5割、Cが2割で平凡よりはマシな成績です。
コンピュータサイエンスやプログラミングは好きですが、学科内のトップクラスの連中ほど強い情熱はありません。
英語に関しては、高校時代と学部時代にそれぞれ半年留学し、それ以外にも週に5時間の自習を継続してきたので、多少の自信はあります。
gafamのような環境には憧れているのですが、現状のレベルでは難しいでしょうか?
もし難しい場合、大学院で研究を頑張ってトップカンファレンスに論文を通す、インターンをする、競技プログラミングやkaggleで好成績を出す、ossにコントリビュートする、技術ブログを書くなどのなかで何を頑張るのが有効でしょうか?
知りたいことをまとめると就活テクニックで自分を盛ればなんとか引っかかるのか、そもそものスペックを上げる努力が必要か、その場合はなにが有効かです。
この質問への回答 1件
相談室回答者
早慶理系院生です。GAFAM技術職に内定を頂きました。 Web系の企業でWebエンジニアとしてインターンで働きながら、データサイエンスに関わる研究をし、クラウドサービスを提供するGAFAMの一社に内定をもらうという経歴です。そのため、ITに関する技術的な知識を学生としては広い範囲で持っていると思います。 就活ではWebエンジニア、データサイエンティスト、ITコンサル、SEなどの技術系の職種をメインに考えていました。 基本的な就活の相談から技術系特有の質問までお待ちしています。
GAFAMのどこで何をしたいのかによると思います。
ソフトウェアエンジニア職やリサーチ職になりたいのであれば、プログラミングスキルや自分の専門分野のスキルを周りの誰よりもできるというレベルまで引き上げる必要があります。プリセールスやサポートエンジニアであればそれなりに優等生であれば入れる可能性はあると思います。文系職種であれば情報系の知識はそこまで重要ではありません。
大学の授業の成績は有力な指標にはならないと考えているので、特にコメントできません。就活の強さと関係ないですし、日本法人ではGPAも重要視されません。英語もアピールポイントの一つにはなるかもしれないですが、それ以外の素質、人柄のほうが遥かに重要です。
技術系の職種であればとりあえずエンジニアインターンはしておいたほうがいいです。業務レベルのコードやアーキテクチャーではどのようなレベルが求められて、エンジニアがどのような役回りをするのかを体感することができます。技術力も実際に働くことでかなり向上するはずです。
加えてSWEであれば、基本的なアルゴリズムとアーキテクチャーを理解してコーディング面接の対策をとにかく行ってください。プリセールスやサポートエンジニアなど対人折衝能力が重要視される職種ならばガクチカを通してコミュニケーション能力がアピールできるようにしてください。
トップカンファレンスや競技プログラミング、kaggleなどは実際どれかを満たしている人が多いですが、必要条件ではないので自分の興味が合えばやればよいのではないでしょうか? トップクラスの企業に受かる人は就活のためになっているというより、好きだからやっているという人のほうが多い気がします。
就活テクニック的な面に関しては基本的な作法はもちろん有効ですが(AmazonのSTAR methodとかは有名です)、日系企業よりも深堀りが厳しく盛り過ぎるとまずバレるのでほどほどに使う程度にしましょう。
総括すると技術力と対人能力を上げるために今取り組める活動に全力で取り組み、自分が目指す職種に合った対策をしてください。
回答日:2021/05/06
