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心理的安全性がある組織は結局のところ組織に属する個人の人間性によるものが大きいと思うのですが、仕組・工夫・組織構造で解決できることは可能ですか?個人的には一人ヤバい人がいたらもう終わりだと考えています。
この質問への回答 1件
相談室回答者
京都大学博士(情報学)、さくらインターネット研究所上級研究員、ペパボ研究所客員研究員、Forkwell技術顧問、ネットフォレスト技術顧問、情報処理学会各種委員、ITRC各種委員。第9回日本OSS奨励賞や2014年度情報処理学会山下記念研究賞など、その他受賞多数。2016年に情報処理学会IPSJ-ONEにおいて時流に乗る日本の若手トップ研究者19名に選出される。実績やキャリアの詳細は以下。 http://research.matsumoto-r.jp/
個人の影響、特に悪い影響というのはその波及が比較的強くなってしまうというのはあると思います。一方で、だからこそマネージメントする側が、なぜそういう状況に陥るかを分析した上で、それぞれのマッチングを考えながら組織を変えたり、人事異動を提案したり、より適切なポジションへと修正をかけ続けることで対応していけば良いと思います。そういう意味で、仕組みや工夫、組織構造で解決できると考えています。大抵の場合、問題を後回しにしたり、問題と捉えずに別の対処療法などで処理した結果、人間関係や信頼関係が崩れたりして、感情的にどうしようもなくなってしまうことが多いように思います。
ただ、そういう対処に対してマネージャーも人なので決断後難しかったり、正しく伝えることが感情的に困難だったりすると思いますので、そこでの振る舞いをマネージメントも専門職であると考えて、それができるスキルを高めていく必要があるかなと思います。
回答日:2021/04/21
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