外資就活の相談室は、外資系やトップクラスの日本企業を目指す学生向けの就職活動支援プラットフォームです。あなたの悩みを業界の先輩が回答してくれます。

広告代理店の営業系の仕事が忙しいのは、クライアント側の無茶な要求が理由の1つにあると思うのですが、昨今のWLB改善する流れやコンプライアンスなどを理由に改善されていたりするのでしょうか?

この質問への回答 1

相談室回答者

社会人10年目 メディア/マーケティング関連職種 就活の具体的な方法論や戦略は、内定者や社会人1-2年目の方にどうぞ。 様々な業界の友人の情報を事細かに把握しているので、ある程度のキャリアを積んでみての視点や、人生設計、幸福度、給与や待遇、手当、ワークライフバランス等、総合的な視点でのアドバイスができるかと思います。 企業ごとの違いや特徴などで悩んでいる就活生の方、内定者で進路に悩んでいる方、入社1-3年目くらいの方の参考になるかと思います。 (仕事・家庭の事情で、回答を休止させていただきます)

ご質問をいただき、ありがとうございます。

広告代理店(特に営業)が忙しい問題は、なかなか根深い部分ですね。。
クライアント側の無茶な要求がすべての原因ではないですが、そういった面も多々あります(担当クライアントによって、忙しさがだいぶ異なります)し、
また社内スタッフ(マーケティングやクリエイティブ、メディアなど)へのディレクションやコントロールなど、ありとあらゆる調整業務も、自律的な労働時間調整が難しい大きな要因となっているかなと思います。
(忙しいマーケターがなかなか捕まらない、クリエイターが忙しく期日までにアウトプットが出てこない、MTGが深夜まで延々だらだらと続く、など)

とはいえ、仰る通り昨今のワークライフバランスの改善アクションやコンプライアンス問題、社員の健康向上のために、業務の繁忙状況は一昔前に比べれば、だいぶマシになってきたと思います。
例えば、深夜の会議・メールはなるべく控える、月1回の有給や年2回の長期休暇は原則取得を徹底する、などですね。(それでも平日は、やはり忙しいのは事実です)

高給ホワイトで大人気の総合商社やデベロッパーのように、ある程度、労働集約的ではない収益源をアセットとして持っている業界に比べて、
広告代理店は、社員一人ひとりが生み出すアウトプットがすべてになるので、やはり労働集約型のビジネスになりがちで、そもそも仕事が好きな人も多く、ギリギリまでアウトプットの価値を高める工夫をする人が多いので、労働時間も長くなりがちかなと思っております。
(それでも、徹夜や土日出社の常態化はなくなったので、そこは改善ポイントかなと思います)

引き続き、改善しなければならないポイントとして、会社や人事、組合などでも、日々アクションを行っている部分ではありますので、今後のさらなる改善は期待できるかなと思っています。
以上、ご参考になれば、幸いです。

回答日:2021/04/20

header description