最近ふとした時に、幼い頃にハマっていたものや思い出をよく思い出し、あの頃に戻ってみたいなと思うことがあります。クレヨンしんちゃんのオトナ帝国という映画を久しぶりに見て、特にそう思うようになりました。現状に不満足だとかそういったことは全くないです。過去に固執しすぎることは良くないと思うのですが、人生の有限性みたいなものを少し感じてしまいました。皆さんは、そういったことを考えたりはしますでしょうか?
この質問への回答 1件
相談室回答者
GAFAMに内定をいただいてます、大学四年生です。遅めスタートの就活をしました。質問相談雑談なんでも受け付けてます。
私も考えます。
小さい頃の、想像と現実が混在している世界が懐かしく、また良く思えたりします。子供の頃は自分の頭の中に住んでいるというか、全てのことがより脳内で起きてる感があったように感じます。故に、楽しさや怖さなどの感覚が鮮明に、時には強烈に脳に焼き付いています。そうした熱烈な感じ方はもうできないのかと思うと寂しいです。
少し詳しく述べると、子供の頃は外の世界のすべてのものが単なるトリガーで、そのトリガーは自分の想像世界を豊かにしたり刺激したりするものかのように感じていました。つまり、外からの刺激を受けて自分の脳が創り出した感覚や気分などが統合されたものがリアルな世界だったなと思います。
ところが、いつの間にか世界のある場所は外へ移っていってしまって。本物の世界=現実は、客観的なものとか共通認識の部分となり、それに貢献したり影響したりする形で自分の脳内世界があるような形態になっていきました。もしくは、そうあるべきだという感覚が強くなってきました。
なので、わたしは思い出やハマりももそうなのですが、そうした幼い頃の自分の世界のあり方が全体的に懐かしく感じます。
質問者様は、過去に固執しすぎるのは良くないかもと感じていらっしゃることと察しますが、そうした幼い頃の感覚や感情が今も思い出せる形で残っているのは尊いことのように感じます。また、私自身も確かにそうして人生の有限性を感じる瞬間がありますが、50年後に振り返ってみたら、今自分が感じているのと全く同じような気持ちで今の自分に関して考えるかもしれなとも、思います。
長くなりましたが、興味深い質問をありがとうございました。
回答日:2021/02/26
