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事業会社のマーケターとリサーチャーに求められる能力の違いは何でしょうか。また、それぞれで向いている性格の違い、というのは存在するのでしょうか。

この質問への回答 1

相談室回答者

外資系BtoC企業でマーケティングを仕事にしています。日系外資数社渡り歩いた結果、BtoCを中心に転職事情にも少し詳しくなってしまいました。新卒採用支援・ライターもやっています。

もちろんどちらでも必要な能力は多いですが、「マーケティング」でうまくいく可能性はあるが「リサーチ」では難しい人、その逆を考えてみます。もちろん職種の領域によっても実際は異なります。
マーケティングでは、うまく「目的を設定する能力」と「決断力」があり、人を「説得する力」があってうまく周りを動かせる人が強いです(リーダーシップとも言えます)。加えて人にわかりやすく伝えられる「言語化」があればなお良いです。
逆に言うとこれを満たせれば、多少数字やロジックに弱くても成功することは可能だと思います。
反対にリサーチの方は、ある程度の「数字への強さ」は必要です。(曖昧な言葉ですが、少なくとも数字アレルギーだと厳しい。)イメージとしては作戦参謀なので、過去の数字、リサーチ結果から意味のある法則性を見つけることが重要です。「コツコツと」数字を見てビジネス的に意味のあるルールを見出す「論理性」や「仮説構築力」は必要です。反対に、マーケティングよりも関わる部署が少ないことは多く、積極的にコミュニケーションを取る方では無いいわゆる「研究者肌」の人でもなんとかなるところはあります。
どちらも、敢えて簡略化しているのどご容赦ください。

回答日:2021/02/14

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