外資就活の相談室は、外資系やトップクラスの日本企業を目指す学生向けの就職活動支援プラットフォームです。あなたの悩みを業界の先輩が回答してくれます。

最先端の技術では遺伝子検査でその人の適職がわかるそうですが、このようなテクノロジーに従って生きることは幸せにつながるでしょうか?
たらればの話ではありますが、皆さんのご意見をお聞きしたいです。

この質問への回答 3

yuuu/『ビジネス会食完全攻略マニュアル』発売中!

非体育会系、留学経験無し、コネ無し、目立った経験無しでも十数社内定頂くことができました。就活は単なるゲームです。受験勉強と同じく正しい情報をもとに対策すれば内定は出るので、気軽に相談してください。

PSYCHO-PASSみが強いですね、、笑
「遺伝子検査に基づいた職業選択をすればその人の能力が発揮できて活躍できる可能性が高い」を正しいと仮定すると、人々は幸せになるのではないか?と思います。学生のうちは、職業選択はやりたい事をついつい重視してしまいますが、仕事を通じて充足感を得られるのは「やりたい事ができる」ではなく、「周囲に認められ、その仕事が得意だと自己認識できる」にあると思います。「やりたいことより、できること」が重要という事ですね。そういった意味では適職を探し出してくれるというのは幸福度に繋がるのではないかと。勿論遺伝子に適合する仕事にしかつけない、という管理社会はいけないので遺伝子情報を企業に渡さない仕組みづくりがいるかと思います。

回答日:2021/02/11

相談室回答者

GAFAMに内定をいただいてます、大学四年生です。遅めスタートの就活をしました。質問相談雑談なんでも受け付けてます。

質問、そして外ポンさんの回答楽しく拝読しました!

最初質問を読んだ際は、窮屈な世の中になってしまいそうだと頭硬く思ってしまったのですが外ポンさんの回答を読み、なるほど!と思いました。(笑)

確かに現代のいびつな職業選択のあり方よりもよっぽど幸せで合理的なのかもと...。

また、それにあたっては適性との向き合い方を改める必要性があるなと思いました。適性is神&絶対。みたいな風に考えず、選択する際に参考にする知識の一部にするというか。どこまでそれを重視するかは個人の自由だと精神衛生上いいですよね。

例えば、もしも適性と興味が異なる場合でも、自分は〇〇に適性があると知っているけども、こっちに挑戦したい。と思うと逆に燃えたり、〇〇に適性があるから自信をもってこの挑戦をしようと、心の安定をもたらしたり。そんなこともありそうです。

この質問を読んで改めて以下のことを思いました。新しい技術や知識の出現によって今まで自分たちが主体となって行ってきたことを何か他のものに任せられるようになることが多いですよね。(今回の場合ですと、職業選択が遺伝子検査でできるようにという部分に値します。)これを恐れたり、導入を止めたり、みて見ぬふりをすることはできなさそうです。だから、それをどう使えるかということを常に考えて行かなくてはいけないということです。この技術はこの問題を解決できる!とか、じゃあこれを導入したらどんな問題が発生する?だったら、何を整備しとくべきなのだろうか。のように、技術の先を見据えて、主体的に動いていかなきゃですね。AIに仕事を取られると思うならAIを使う側に回ろう、というのと同じことと思いますが、そのことを改めて考えさせられました。

どうもありがとうございます!笑

回答日:2021/02/09

相談室回答者

外資コンサルを5年目で退職して、スタートアップを共同創業した人。コンサルのことから起業のことまで気軽にどうぞ。

面白い質問ですね。私はおそらく社会全体の幸福度の向上につながる可能性が高いかな、と思います。
人類が職業選択の自由を得たのは意外とつい最近のことで、数百年前まではカースト制度やそこまで極端でなくとも、農家の子は農家、商人の子は商人、職人の子は職人と強い世襲制で仕事が決まることが一般的でした。ですので、人類が「自分は何の職業に向いているのか」について悩み出したのはつい最近でして、極めて新しい悩みだと思います。
この新しい悩みに対しては、学校等でいろんなジャンルの勉強や活動をさせてみて得意分野を見極める、といったアプローチが取られているかなと思いますが、難しいのは最近の世の中の仕事は細かく分業化され、専門性が極めて高くなってきたため、選択肢は膨大なのに早いうちから何かを選んでそれについて専門性を高める必要が出てきているということです。
超一流サッカー選手になるには、小学生からサッカーをすべきですし、一流プログラマーになるなら高校では理系を選択し、大学は情報技術系を専攻するのが王道です。何が言いたいかというと、選択肢は膨大だが、それを選ぶのにかけられる時間は意外と短く(遅くとも高校卒業までにはある程度の方針を決めないといけない)、それまでに自分の適性が何かわからず不安の中で生きる人がとても多いのではないか、ということです。
不安なまま親や先生があーしろこーしろというのを間に受けて選択することも多いと思います。
そこで、思うのは、新しい悩みには新しい技術を使ったアプローチで解決を図ったっていいじゃないかということです。
遺伝子的にあなたはこれが向いてますよ、というアドバイス(あくまで強制力はないとしましょう)は、非常に有意義なものに感じます。そのへんの先生が「君は数学が得意だから云々」などとのたまうよりは意義があるかなあと個人的には思いますし、それで適職につけるのであれば社会的な幸福度は高まるように思います。
他責思考の人が増えるとか遺伝的に無能と言われたらどうするんだとか遺伝子格差社会の到来とかいろいろデメリットもありそうですが、仮に遺伝子で全てを決める新カースト制の世の中になったとしても200年前の人と同程度の幸せは享受できる社会なんじゃないかとは思います。笑

ちなみにアニメのPSYCHO-PASSがこんな設定でしたね。まだ見てなければぜひ。

回答日:2021/02/08

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