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学歴コンプがあり、失敗に終わりつつある就活を学歴のせいにしてしまいます。どう行動すべきですか。長文ですみません。

22卒、首都圏の地方国立大で法学を専攻する者です。自分がどんなことをしたいのか、どんな人間になりたいのか分からない故、目に見える学歴ばかり気にして病むことが増えました。

受験ではいわゆる旧帝大を目指ましたが、センター国語で大こけして足切り。早慶の対策も足らず全落ちし、最終的に後期で現在の大学に落ち着きました。
合格当時は公務員志望で嬉しかったのですが、最近就活が思うようにいかず、浪人しとけば良かった、と思うことが増えました。
たしかに同級生や先輩にはいわゆる一流企業に内定した人もいますし、学歴のせいばかりにするのは間違いです。ですが高校の同級生で推薦などで早慶に入った子を見ると、言い方は悪いですが枠を譲ってやったのにOBいっぱいいるし就活楽なのいいなーと、全く別の方向に理由を付けて僻んでしまいます。

コンサルbig4はほぼ終わりですし、研究室もない学部で学んだという感覚や論理的思考も得ていないので、ロンダも兼ねて院進を目指すか迷っています。家族は否定的です。

この質問への回答 1

相談室回答者

ソフトウェア研究/開発をしています(9年、3社目)。アメリカ勤務。主にバックエンド、マイクロサービス、NLPなんかをやっています。2人の子供と犬がいます。ソフトウェア開発、ワークライフバランス、プライベートやその他なんでもどうぞ。

学歴が欲しいなら迷わず希望の大学院を受験するのがよいと思います。無事進学できたらまたそこからどうするか考えましょう。

ただし、学歴を得ることと就活で満足した結果を得られるかどうかはご自分で指摘されている通りそこまで強い因果関係はないと思います。

大学受験で例えれば学歴を得ることはセンター試験(という名前ではなくなったようですがとりあえずそう呼びます)である程度いい点を取ったのと同じだと考えるとよいかと。ある企業では足切りされなくなったかもしれません。それだけでかなり入りやすくなる企業もあるかもしれません。圧縮されて最終的な合否にはあまり影響しないかもしれません。

二次試験にあたるのはこれまで何を学んできたか、どういう問題にどのような取り組み方をしてきたか、どういう考え方をしているか、という部分です。この点で、仰っている"研究室もない学部で学んだという感覚や論理的思考も得ていない"というメンタリティは残念ながらあまり評価されないと思います。

結論として、学歴が欲しいので大学院を受験するというのは全く否定しません。それで自分が満足して他のことに集中できるというのであればとてもよいと思います。ただ、それだけで就活もうまくいくようになるのでは、という考えはしない方がよいと思います。

回答日:2021/02/09

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