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私は承認欲求が強く、自分がしたことで多くの人が喜ぶだけでなく、身近な人
に褒められ、認められ、感謝されたい。という欲求があります。こういった軸から広告代理店を志望しています。ですがいざ面接となった際に承認欲求が強いから、認められたい、褒められたいといったことをストレートにアピールしてしまうとあまり良いように受け取られない気がして不安です。ljh8821さんも同じような軸で就活をされていたみたいなのでどうだったかお聞きしたいです。

この質問への回答 1件

相談室回答者

社会人10年目 メディア/マーケティング関連職種 就活の具体的な方法論や戦略は、内定者や社会人1-2年目の方にどうぞ。 様々な業界の友人の情報を事細かに把握しているので、ある程度のキャリアを積んでみての視点や、人生設計、幸福度、給与や待遇、手当、ワークライフバランス等、総合的な視点でのアドバイスができるかと思います。 企業ごとの違いや特徴などで悩んでいる就活生の方、内定者で進路に悩んでいる方、入社1-3年目くらいの方の参考になるかと思います。 (仕事・家庭の事情で、回答を休止させていただきます)

ご質問をいただき、ありがとうございます。

さて、承認欲求が強いとのこと、大いに結構かと思いますし、私も同じ感覚ですので、そういった欲求をモチベーションに頑張るということも大事なことかと思っています。笑

では、これらをストレートにアピールしてしまうと、あまり良い受け取り方をされないのでは、と不安になるのはなぜかというと、
・承認欲求を満たすことは広告代理店でなくてもできる
・承認欲求を満たすために広告代理店に行きたいという思考が広告代理店を目指すうえでの一般的な志望動機に対して、主従が逆転してしまっている
からだと思います。

身近な人に褒められ、認められ、感謝される仕事は、本当に広告代理店だけでしょうか。
わかりやすいところで言えば、テレビ局や出版社もそれに当てはまるかと思いますし、GAFAもそれに該当するでしょう。また大手不動産デベロッパーでも該当するでしょうし、大手飲料メーカーや食品メーカーも該当するかもしれません。
ご自身の本質的な面(承認欲求が強い)という部分をきちんと見いだされているのは素晴らしいことだと思いますので、
あとは、そういった思いをどの業界で実現したいと思うのか、またそれが広告代理店なのであれば、何故なのか、他の業界ではない理由は何なのか、きちんと詰めて考えていく必要があるかなと思っています。

そして、それに繋がる部分でもありますが、
広告代理店を志望しているのであれば、やはり根本的な部分は、まずは広告が好き、広告を中心としたコミュニケーション活動に自分自身が大きく心を動かされてきた、という部分がメインであり、
その広告コミュニケーション活動に関わっていくことができれば、結果的に承認欲求を満たすこともできるので、自分にとっては最も望ましい選択肢なのだ、という主従で伝えていくべきなのかな、と思っています。
やはり、広告の仕事は、承認欲求の材料としてしか捉えていないという見え方はあまりよろしくないので、
広告に対する愛情があり、広告に携わることでワクワクする、そしてあくまでその結果論として実現され得るものの一つが承認欲求であるという考え方でないと、厳しい捉え方をされてしまうのではないかな、と思っています。

いずれにせよ、これからしっかり考えていただく部分かとは思いますので、上記もご参考いただきながら、改めて数ある業界の中から、なぜ広告代理店なのかを言語化していただくと良いのではないでしょうか。

以上、ご参考になれば、幸いです。

回答日:2021/02/04

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