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初歩的な質問、失礼致します。
商社のエネルギー部門での業務は、商社でないエネルギー業界や素材メーカー、化学メーカーでの業務とどのように異なるのでしょうか。
メーカーの中でも調達部門があることから、エネルギー会社やメーカーが海外から直接ひいてこられるのではと考えたのですが...
商社からの方が安く買えるからでしょうか。
また、上はトレーディングに関する違いですが、事業投資における両者の違いも教えて頂けますでしょうか。
どうぞ宜しくお願い致します。

この質問への回答 1

相談室回答者

総合商社一年目の営業です。投資部隊の配属になりました。就活時は主に日系を受けていましたが、外資から政府系まで見ていましたので幅広くお話しできると思います。純ジャパですが、海外CFの参加経験もありますので、海外就活についてもどうぞ。

ご質問ありがとうございます。
全く初歩的な質問ではないと思いますよ。当方、一年目ですので、もしも納得いかない/違うと感じたら他の回答者様にお聞きください。。。おそらく100点満点の答えではないと思います。

【エネルギー業界との違い】
エネルギー業界は商社と違い上流から下流まで完全に抑えています。資源調達から商品化・製品販売までのサプライチェーンをカバーしており、例えば石油だとガソリンという利用可能な形になるまでをエネルギー会社が担当しています(JXTGエネルギーがエネオスを保有しているように)。一方の商社は資源の売買を行うという点に力を入れているため、最終的な販売等には関わっていません。商社がBtoBで終わるのに対し、エネルギー業界はBtoCまでカバーしているという点が最大の違いなのかと思います。

【素材・化学メーカーとの違い】
そもそもメーカーと商社は自社製品を所持しているか否かでという時点で全く違います。簡単に言えば商品開発をするのがメーカーであり、流通するのが商社です。

【事業投資について】
商社・メーカーに関わらず、ある程度資金力のある会社はどこも事業投資は行っていると思います。既存事業とのシナジー、新規ビジネスの創出等を目的に行われます。

追って質問があればお待ちしております。

回答日:2020/04/19

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