三井住友銀行(SMBC)の選考を徹底解説!(ES/面接/志望動機/インターン)

三井住友銀行(SMBC)の選考を徹底解説!(ES/面接/志望動機/インターン)

2025/06/23

会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます

アイキャッチ画像

こんにちは!26卒三井住友銀行内定者の者です!本記事では三井住友銀行の新卒採用選考について解説していきます。私は夏前からメガバンクを第一志望にし、結果サマーインターン経由で三井住友銀行から内定を得ることができました。三井住友銀行は日本を代表するメガバンクであり、その倍率は非常に高いです。選考フローも長いため、皆さんは本記事を読んで何を意識すればよいか、重要な点は何かしっかり学んでおきましょう。それでは本文へどうぞ

内定を得るために重要なポイント

さっそくですが、三井住友銀行の選考でここが重要だと思う点を解説していきます。主に三井住友銀行の面接では人物面と志望動機が見られます(過去はケース面接の出題もあるが、26卒では出題なし)。両方ともかなり深く探られる部分ですので、しっかり対策しておきましょう。

自分史面接対策

三井住友銀行の面接で特徴的なのは、高校以前のエピソードや人となりが問われる点です。これはインターンから本選考まで変わらず、大学時代のエピソードだけきれいにしても対処できないということを示しています。詳しい対策は下記記事で解説していますが、重要なのは「一貫性」と「成長」の二つを示すことです。

自分史面接を徹底対策!就活で高校時代・幼少期のエピソードを聞かれたときの対処法

「一貫性」とは以前から変わらぬ性格があるという意味です。この一貫性があると、人事目線では真の性格として解釈でき、嘘の性格ではないと判断されます。「成長」とは、一貫性を持った上でこれまでの挫折や困難を通じてポジティブな変化があるかということです。具体的な例を出すと、「小学校時代から大学まで勉強やクラブ活動をストイックに頑張る性格だったが、高校の部活での挫折を経て個人ではなくチーム全体の目線も重視するようになった」というような、過去の経験による変化があると良いでしょう。

「プロフェッショナル」「チームワーク」「挑戦」のアピール

三井住友銀行が求める人物像として挙げているのが「プロフェッショナル」「チームワーク」「挑戦」です。これらの人物像に適合するように、自分史や大学のガクチカを話せるかどうかが重要です。SMBCのESではこの三つを表す自分自身のエピソードをそれぞれ一つ書くことを要求されます。しかし、この三つの語だけ見ても何が求められているかはわかりづらいです。下記リンクでは、三つの人材ポリシーに関する詳しい解説がされています(リンクはSMBC日興証券のものですが、三井住友銀行でも全く同じポリシーが使われています)

人財戦略 SMBC日興証券

まず「 プロフェッショナル 」というのは、高い責任感やストイックに努力し顧客の役に立つ姿勢を指した言葉だといえます。インターン中に何度も行員様から教えられた言葉に「よく知り、役に立つ」があります。顧客に対して当事者意識を持ち、スピード感ある提案をすることが良いバンカーの条件です。だからこそ「プロフェッショナル」が求められるのでしょう。それを示すエピソードとしては、部活で高い結果を出すために努力を続けたエピソードなど、自身のストイックさが現れたものを選ぶと良いでしょう。

チームワーク 」は多様な人と協働できる能力だと考えられますので、留学先で異なる価値観の相手と意思疎通したり、部活で意見対立を乗り越えながらリーダーシップを発揮したエピソードなどが当てはまります。銀行では、例えばある企業に融資をするにあたってM&Aなどの専門部署と協働するなど、他者を巻き込む力が重要になります。そのため、エピソードとしても単なる協調性ではなく、積極的に他者を動かすことができるという点をアピールしましょう。

挑戦 」は私個人的に最も重要な要素だと考えています。その理由は人財ポリシーとは別の「採用スローガン」においても、『挑戦者よ、世界を揺らせ』という言葉が謳われているためです。ただし、この「挑戦」というワードについても深い理解が必要です。特に「困難であっても臆せずに取り組み続けられる」とあるように、ただただ新しいことに手を出すというだけではなく、その目標がどれだけ大変であっても粘り強くやり遂げる精神力が重要ではないかと私は考えました。そのためエピソードとしては、「吹奏楽の部活に未経験から飛び込み、様々な修羅場を乗り越えながら個人賞・コンクール総合優勝を獲得した」という話を使いました。

このエピソードだと、責任もってやり遂げるという意味で「プロフェッショナル」にも通じる部分がありますが、この三つのポリシーは決して独立したものではなく、すべて求められるという点は注意しておきましょう。

志望動機:他金融機関との差別化

志望動機の部分については、大前提、過去の原体験をベースに組み立てることが非常に重要で、特に自分史と一貫性があるものを作れるとベストです。

それを前提に置いたうえで、志望動機の聞かれ方としてはなぜ金融業界、なぜ銀行、なぜ三井住友銀行というような段階分けした聞かれ方をすることが多いです。これらの要素として私が考えているものをいくつか紹介しつつ、対策のコツを考えていきましょう

...

会員登録して全ての内容を見る

続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。