好奇心をベースに、幅広い技術領域を横断。挑戦の文化と多彩なフィールドが、コンサルタントの成長を加速させる

好奇心をベースに、幅広い技術領域を横断。挑戦の文化と多彩なフィールドが、コンサルタントの成長を加速させる

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2025/04/11

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〈Profile〉
山越正汰(やまこし・しょうた)
コンサルト事業本部
2021年に日本IBMのGTS事業本部にコンサルタントとして入社し、同年に分社独立したキンドリルジャパンへ転籍。ITコンサルタントとして、金融や航空など大手クライアントの運用高度化案件を手掛けている。2024年からはエンジニア業務も兼任し、コンサルとエンジニアのハイブリッドを目指す。

※内容や肩書は2025年4月の記事公開当時のものです。

コロナ禍で実感したITの力。社会を支える仕事に魅力を感じて入社を決意

――まずはキンドリルへの入社動機から教えてください。

山越:私が入社した2021年は、ちょうどIBMからキンドリルへと分社独立するタイミングでした。IBMに入社して半年後にキンドリルへ転籍した形ですが、担当業務もメンバー構成もほとんど変わらず、社名だけ変わったような感覚です。

元々は全くの畑違いで、大学院では細胞制御学を専攻していました。そこからIT業界への転身を決めたのは、新型コロナウイルスの影響が大きかったですね。2020年に緊急事態宣言が発令されて、ITがなければ授業も仕事も、人とのコミュニケーションすらままならない。「ITが社会の基盤そのものになっている」ことを痛感し、自分も社会を支える仕事がしたいと思ったのがきっかけです。そして、社会インフラを大規模に支えているキンドリルジャパン(当時、日本IBMのGTS事業本部)なら、その思いがかなえられると確信しました。

――IBMから分社独立してキンドリルとなり、社名以外に違いはないのでしょうか。

山越:分社前はどうしても自社製品を軸に提案する流れもあったようですが、キンドリルとして独立した今は、ベンダーフリーで最適な製品・サービスを選べる自由度があります。また、グローバルとの距離が近くなったようにも感じます。キンドリルの本社はニューヨークで、他にもいろいろな国に拠点があるので、海外とのやりとりも日常的に発生しますし、英語で世界中の最新知見を学ぶことも可能です。こうした環境でグローバル感を味わえるのは大きな魅力ですね。

――なるほど。現在はどのような仕事を担当しているのですか。

山越:航空業界のクライアントで、システム運用ツールの切り替えプロジェクトに携わっています。航空会社には予約システムをはじめとした多種多様なシステムが存在し、それらにインシデントが発生していないかを監視したり、システム変更を管理したりする運用ツールがいくつも稼働しています。

今回のプロジェクトのゴールは、その運用ツールを新しい仕組みに切り替えることです。まずは「なぜ今切り替えが必要なのか」「経営陣はどんな将来像を描いているのか」を徹底的にヒアリングして、ロードマップを策定するところからスタートしました。

現在は実装フェーズに入っており、私たちコンサルタントがクライアントの業務フローの見直しやKPIの設定を進めつつ、並行して社内のエンジニアチームが技術実装を行っているところです。

――プロジェクトのチーム体制と、その中での自身の役割についても聞かせてください。

山越:案件にもよりますが、コンサル案件はリードコンサルタントとプロジェクトメンバー、技術に詳しいメンバーが1人、業界知見を持ったメンバーが1人と、4人ほどのチームで動くことが多いです。私はプロジェクトメンバーとして、クライアントへのヒアリングを基に資料を作成し、説明や提案、合意形成までを担っています。

またこの1年ほどは、「コンサルタントとエンジニアを両輪でやりたい」と希望して、実際にエンジニアチームの業務にも部分的に携わっています。

――なぜ両輪での業務を希望したのでしょうか。

山越:コンサルティングを行う中で、机上の空論にならない提案をするためには実務経験が必要だと感じたからです。現場のリアルな課題感を理解するには、やはり自分で手を動かす経験が不可欠だろうと。実際にシステムの構築や運用を手掛けるようになり、クライアントに提案する際も、説得力が増してよりスピーディーに合意形成が進むようになったと感じています。

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自分の携わった仕事が、世界の社会基盤を支えていく

――この仕事で成果を出すために必要なスキルやスタンスはどんなものがありますか。

山越:重要なのは、コミュニケーションスキルと挑戦心ではないでしょうか。コンサルタントもエンジニアも、これだけの大規模プロジェクトを一人で完結させることは不可能です。クライアントにヒアリングしないと分からないことも多いですし、先輩の経験や知見を借りなければ見落としてしまうリスクもあるでしょう。一人で悶々と抱え込むより、早めにアウトプットして周囲とディスカッションする姿勢が大切だと感じます。

また、キンドリルは挑戦する心や文化が非常に強い会社です。私がコンサルタントと並行してエンジニアもやらせてほしいと言った際も快く受け入れてもらえましたし、やりたいことを発信すれば多くの場合その挑戦を後押ししてくれます。どんどん挑戦する人はおのずとスキルや知識の幅も広がり、活躍するシーンも増えるでしょう。

――挑戦を後押しする文化の他にも、若手の育成をサポートする仕組みがあれば教えてください。

山越:キンドリルには世界60カ国以上の拠点と約8万人の社員がおり、グローバルでの知見やツールが常にアップデートされています。そこから最新情報を取り入れてローカライズされた社内研修が用意されていますし、資格取得をサポートする体制も整っています。若手同士の小規模な勉強会を自発的に行うことも多いですね。資格取得やオンライン学習プラットフォームの費用も会社が負担してくれるので、成長意欲の高い人には最適な環境です。

――仕事の中でもグローバルを実感する機会は多いのでしょうか。

山越:非常に多いですね。日本オフィスの案件でも、クライアントの多くは海外支店や現地法人を持っているので、「日本で決めた方針を海外拠点にも展開したい」といった相談を受けることも珍しくありません。

世界規模のプロジェクトの一端を担っていることを日々実感していますし、だからこそ各メンバーの成長スピードも高まるのではないでしょうか。

――この仕事のやりがいはどんなところだと思いますか。

山越:やはりクライアントと直接議論を交わし、自分の提案が採用される瞬間はやりがいを感じます。時には厳しいフィードバックをもらうこともありますが、その分認められたときは達成感が大きいですね。若手のうちからそうした醍醐味(だいごみ)を味わえるのは、非常に刺激的です。

また、キンドリルは全世界で4000社を超えるクライアントがあり、その大半がフォーチュン100企業の75%を含む大手企業です。金融や航空など、社会インフラとなる業界のトップ企業のIT基盤を支えるケースも多いです。自分が携わったプロジェクトが世界の社会基盤の一部として機能していると思うと、身が引き締まると同時に大きなやりがいを感じます。
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多様なテクノロジーに触れながら、社会を変える力を磨く

――今後の目標について聞かせてください。

山越:まずは「技術にもビジネスにも精通したコンサルタントとして、クライアントのさまざまな階層の方から信頼される存在になる」ことです。現場の皆さんとは専門用語も交えて具体的に話す一方で、部長や役員レベルの方には最新技術の価値を平易な言葉で伝える。そうやって業務と経営を結び付けるハブのような役割を果たし、相手が抱えている本当の課題を引き出して解決に導きたいと考えています。

将来的には、自分の身に付けた知見やノウハウを後輩に伝え、若手を育成することでキンドリルという組織をさらに強化する役割も担いたいですね。

――これから入社する若手にはどんなことを期待しますか。

山越:前向きに仕事を楽しめる人と一緒に働きたいと思います。知的好奇心の強い人、と言い換えてもいいかもしれません。スキルセットは正直、入社後にいくらでも身に付けられます。それよりも大切なのは、「面白そう」「やってみたい」と感じたらまずチャレンジする姿勢です。

キンドリルのコンサルタントは、インフラを中心に多様なシステムや技術領域を扱います。世界中のベンダーとアライアンスを結んでいることもあり、案件ごとに違う技術を組み合わせたり、海外拠点と連携したりと、守備範囲が非常に広い。「自分のやりたいことが定まっていない」という人も、好奇心全開で飛び込んできてほしいですね。楽しみながら広く経験を積むことが、将来的に大きな武器になるはずです。

「ITで社会を支えたい」「グローバルに活躍したい」「スピーディーかつ柔軟に成長したい」、そういう思いを持っているなら、キンドリルというフィールドでその意欲を試してみることをお勧めします。キンドリルは非常にフラットなカルチャーで、自分のやりたいことを周囲や上司に伝えやすい雰囲気です。年次に関係なくチャレンジできるので、社会の基盤を支える大規模プロジェクトに関わりながら、自分自身の成長を実感することもできるでしょう。

――そうした思いを持った就活生の皆さんにメッセージをお願いします。

山越:情報があふれている今だからこそ、ぜひ「生の声を聞く機会」を大切にしてください。ウェブサイトやパンフレットだけでは分からない、その企業ならではのカルチャーや強みが必ずあります。インターンシップなどで実際に会って話をすると、イメージがぐっと具体的になるはずです。キンドリルもOB・OG訪問を受け付けていますので、少しでも興味を持ったら積極的に活用してみてください。

また、私は大学で細胞生物学を専攻していたので、最初はITやコンサルタントを縁遠い存在だと感じていましたが、やってみると意外にも研究に似ているところがあると感じます。未知の領域や課題に対して「なぜこうなっているのか」と好奇心を持って深掘りし、仮説を立てて検証を繰り返す。そうしたプロセスはどこか研究に似ています。

バックグラウンドが違ったとしても、学んできたことの軸や姿勢は、決して無駄にはなりません。研究であれアルバイトであれ、何かを「探求し、成果を出そうと努力した経験」は、コンサルティングの現場で必ず役に立ちます。ぜひ自分の強みに自信を持って、ポジティブに就職活動を進めてもらえればと思います。
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