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こんにちは。26卒で総合商社を中心に就活をし、複数の内定を獲得した者です。今回は三菱商事の面接対策について、詳細にお伝えしたいと思います。
ES作成を通じて構築した三菱商事への理解は確かに深かったものの、面接という「対話の場」では、その理解をリアルタイムで相手に伝わりやすい形で表現する必要がありました。単に知識を披露するのではなく、面接官との対話を通じて「この学生と一緒に働きたい」「この学生なら三菱商事で活躍できる」と思わせなければならないのです。
この体験記では、前編と後編にわけて私がES作成で培った企業理解をどのように面接対策に活かし、一次面接からケース面接、最終面接まで、それぞれのステップでどのような準備を行い、どのような戦略で臨んだかを詳細にお伝えします。特に、三綱領を軸とした論理構築がいかに面接突破の鍵となったかに焦点を当てて書いていきます。
前編では戦略設計と一次、二次面接までを取り上げます。
三菱商事面接対策体験記:最終面接・失敗と学び【後編】
第1章:面接全体の戦略設計と準備方針
1-1. 三菱商事の面接構造の徹底分析
面接対策を始めるにあたり、まず三菱商事の面接プロセス全体を分析しました。一次面接(人物面接)、二次面接(ケース面接)、最終面接(役員面接)という3段階構成で、それぞれ異なる評価軸を持っていることがわかりました。
一次面接では「 基本的な人物評価 」として、学生時代の経験、価値観、基礎的なコミュニケーション能力が見られる。二次面接では「 思考力・構想力 」として、複雑な課題に対する論理的思考と構造化能力が問われる。最終面接では「 志の深さ・覚悟 」として、三菱商事への本気度と将来への責任感が評価される。
この分析を踏まえ、私は各段階で求められる要素を明確に分けて準備することにしました。しかし同時に、すべての面接を通じて一貫した軸を持つことも重要だと考えました。その軸こそが、三菱商事の「三綱領」でした。
1-2. 三綱領を軸とした一貫性のある論理構築
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