アビームコンサルティングの選考をESから最終面接まで徹底対策!(二次面接・最終面接)後編

アビームコンサルティングの選考をESから最終面接まで徹底対策!(二次面接・最終面接)後編

2025/04/09

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こんにちは!26卒のアビームコンサルティング内定者であるようちゃんです。この記事では前半に続き、私の体験をベースとしてアビームコンサルティングの選考解説を行います。後編では二次面接・最終面接の選考形式や注意すべきポイントについて詳しく触れています。こちらの記事を全編読めば、アビームの対策が盤石になること間違いなしなので、長いですがぜひ読んでください!

前編をお読みになっていない方はこちら!

アビームの人物面接での重要ポイント

アビームコンサルティングの二次・最終面接は、一般的な人物面接になります。アビームの人物面接ではどのような点に注意すればよいのでしょうか。

①再掲:「協調性」と「泥臭さ」をアピールできるか

アビームコンサルティングは、新卒採用ページに「求める人物像」を掲載しています。それは以下の4つです

1自ら考え行動できる人
2周りを巻き込んで前に進める人
3チャレンジを楽しめる人
4負けない人

この中で重要だと私が考えているのは、2と4です。その根拠は、私が2次面接でされた質問がこの二つの有無を重点的に問うものであったからです。例えば、私はESで個人で完結するガクチカを出したのですが、2次面接ではそのガクチカは「ああ、個人の話なんですね」と言われ、別の集団活動の話を深く聞かれました。そのためアビームでは集団の中でどのように活動しているか、周囲を巻き込むことはできるかが問われていると考えられます。内定後に聞いた話ですが、アビームでは他のメンバーと協働する機会が非常に多いため、協調性やリーダーシップを求めているとのことでした。

「負けない人」については、高い成果を求められるコンサルの現場でもへこたれないようなガッツを求めていると解釈できます。これに対して2次面接でも「挫折経験」など重点的に聞かれました。これから選考に挑む方は、ガクチカでこのような側面が表れるような書き方をすること、そしてできる限り集団でのエピソードを選ぶことをおすすめします。

②Real Partnerを深く理解した志望動機

アビームコンサルティングで上記二つと並んで重要なのは志望動機です。アビームと競合するコンサルティングファームは、アクセンチュア、BIG4と多く、内定辞退の可能性を感じさせないようにこれら企業との差別化を図っていく必要があります。

アビームが持つ他コンサルとの差別化要素
志望動機を作る際に用いるアビームの特徴にはどのようなものがあるでしょうか。私は、よく要素として使われるのは3つあると考えています。まず一つは海外で活躍したいということです。概要で述べた通り、日本から海外という指向性を持つ人には、アビームはおすすめの会社です。二つ目はSAPです。こちらは会計系の案件に関わりたいなどの理由から、アビームを志望する理由として述べることができます。

しかし、上記二つに結びつく原体験を述べるのはなかなか難しく、最後三つめの要素をほとんどの就活生が使います。それがReal Partnerです。この言葉については解釈が難しいため、次の見出しで詳しく解説しています。上記3つだけでは志望動機が思いつかなかった人向けには、OB訪問をして社員の「人柄」を知るというのがあります。人が商材になるコンサルの採用で「人」を志望動機にするのは意外と説得力があるので、OB訪問をするのはおすすめの戦略です(私も2回OB訪問しました)。

Real Partnerとは何か
ここからは、志望動機を作るうえで最も重要な「Real Partner」について解説します。Real Partnerは汎用性がある要素だからこそ、他の就活生との差別化と深い理解が求められます。実際に私が内定を勝ち取った志望動機を基に解説していきます。まずReal Partnerは二つの要素からなると私は考えています。まず一つは戦略策定から実行までの全工程を一気通貫でサポートするということです。総合コンサルとして自社で開発メンバーを持っているからこそ、アビームは戦略策定時に机上の空論を唱えることなく実行を見据えた提案をするという特徴があります。しかしこの点は他の総合系コンサルティングファームでも言われているため、差別化が必要になります。

もう一つの要素は一つの顧客の複数の課題を解決し、リピート受注をしているという点です。ある一つの課題を解決しても別の課題が出てくるというのは怏々としてあり、一つの課題解決だけでは、顧客を長期的に成長させることはできません。それに対してアビームはリピート受注をすることで、顧客を深く理解したうえで伴走することができるという強みがあります。この二点を踏まえなければ浅い志望動機になってしまいます。


しかし、これらを理解し、それに「魅力を感じた」とただ言うだけでは不十分です。これらの要素に、「なぜそう感じたか」の根拠となる原体験を添えてゴールになります。実際に私は部活動のエピソードを用いて、「活動計画を作るだけでなく、その計画を実行する場面で初めて生じる課題が多かった経験から、一気通貫した支援を重視している」や「一つの課題を解決しても別の課題が生まれてきたため、長期的な組織成長には複数回の課題解決が必要」などの説明をしていました。ここまで原体験を通してReal Partnerを自分ごととして語ることができれば、内定レベルの志望動機に仕上がると思います。

二次面接

これらを踏まえて、いざ二次面接に進んでいきましょう。

概要

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