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こんにちは!26卒のアビームコンサルティング内定者であるようちゃんです。この記事では私の体験をベースとしてアビームの選考を突破するにはどのような対策をすればよいか解説します。
この記事全体でESから最終面接まで対策できる内容になっているので、アビームを受けようと思っている方は一読をおすすめします。また、私以外にもアビーム内定者のES、体験記を掲載しているのでそちらも参考にしてください。それでは本文へどうぞ!
アビームコンサルティングの概要
選考対策のためにはまずその企業を知る必要があります。ここではアビームコンサルティングがどのような会社か解説していきます。
日本発の総合コンサルティングファーム
アビームコンサルティングの前身はDeloitteで、そこから独立した日本のメンバーがアビームコンサルティングの原型を作りました。そのため他の総合コンサルと比べて社員の方は落ち着いた印象がありました。また日本発であることによる特徴として大きいのは海外での案件・仕事が多いということです。
一見すると、日本の会社よりも外資系のアクセンチュアやBIG4の方が海外で働くチャンスがあるのではないかと思われるかもしれませんが、実は日本発のアビームにもそのチャンスが多くあります。外資の企業にとって、日本支社は日本の案件を担当するための場所です。対してアビームは日本が本社であるため、日本の社員を海外支社に派遣して、現地の社員を統率する必要があります。そういった事情から、海外勤務を目指す就活生にとってアビームはおすすめの環境です。
「Real Partner」としてクライアントの変革にコミットする
アビームの経営理念の一つに「Real Partner」というものがあります。この意味としては「クライアントの変革を実現する“真のパートナー”として、どんな困難に直面しても、
どんなに道のりが長く険しくとも、クライアントと共に歩み、苦楽を共にすることを約束します。」という意味が込められています。このReal Partnerが志望動機を作る際に重要になるため、のちの「選考を突破するうえでの重要ポイント」で深く解説したいと思います。
参考:経営理念/ブランド | 会社情報 | アビームコンサルティング
SAP導入に強み
アビームの大きな強みとなっているのが「SAP(エスエーピー)」です。SAPとはドイツのソフトウェア企業が提供するERP(統合基幹業務システム)製品です。簡単に言えば会社のデータを効率的に管理するために多くの大企業で使われている製品がSAPになります。このSAPに関して、アビームでは「全世界で6,400超、日本国内では企業最多である5,399件のSAP認定コンサルタント資格を取得しています。同様に、 SAP S/4HANA®認定コンサルタント資格についても日本国内企業として最多である3,200件を取得しています。」(※アビームコンサルティングHPより) とあり、SAPといえばアビームともいえる状況になっています。
就活生目線で魅力的なのが、このSAPを極めることで将来的な独立を視野に入れることができるという点です。独立後個人で2000万円以上稼ぐ社員もいると言われており、魅力的なキャリアプランが描けます。
アビームのケース面接までの重要ポイント
このアビーム対策記事は前編と後編に分かれています。前編では鬼門となるES、ケース面接までについて扱います。ここまでの選考では何が重要になるのかを詳しく解説していきます。
①独特なケース面接
アビームコンサルティングでは、一次面接としてケース面接が出されます。このケース面接が全体を通して最も倍率が高く、1回で6人いる参加者のうち1人しか通過しないとも言われています。コンサルティングファームを志望している人は、「いつもやってるし、余裕じゃん」と思うかもしれませんが、実はアビームのケース面接は通常の解き方とは違うやり方が求められます。詳しくは選考フローのケース面接の箇所で解説します。
②「協調性」と「泥臭さ」をアピールできるか
アビームコンサルティングは、新卒採用ページに「求める人物像」を掲載しています。それは以下の4つです。
2周りを巻き込んで前に進める人
3チャレンジを楽しめる人
4負けない人
この中で重要だと私が考えているのは、 2と4です。 その根拠は、私が2次面接でされた質問がこの二つの有無を重点的に問うものであったからです。例えば、私はESで個人で完結するガクチカを出したのですが、2次面接ではそのガクチカは「ああ、個人の話なんですね」と言われ、別の集団活動の話を深く聞かれました。そのためアビームでは集団の中でどのように活動しているか、周囲を巻き込むことはできるかが問われていると考えられます。内定後に聞いた話ですが、アビームでは他のメンバーと協働する機会が非常に多いため、協調性やリーダーシップを求めているとのことでした。
「負けない人」については、高い成果を求められるコンサルの現場でもへこたれないようなガッツを求めていると解釈できます。これから選考に挑む方は、ガクチカでこのような側面が表れるような書き方をすること、そしてできる限り集団でのエピソードを選ぶことをおすすめします。
③論理的な志望動機
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