【就活体験談】選考フロー完全攻略!日系大手内定への道(ES〜Webテスト)【前編】

【就活体験談】選考フロー完全攻略!日系大手内定への道(ES〜Webテスト)【前編】

2025/05/27

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こんにちは、日系大手への内定を獲得した限界大学院生(修士)です。今回の記事では、大手への内定をつかむために、各選考フローをどのようにして攻略すべきかをお伝えできればと思います。

自分なりに対策をしているつもりだけどなかなか選考に通過できない…。そんな方も多いのではないでしょうか。就職活動は情報戦です。いかに周りに頼るか、自分に合った情報を見つけるかが選考を突破する鍵となってきます。

前編と後編に分け、詳しく戦略を紹介していきます。前編ではESからWebテストまでを取り上げます。内定への道を駆け上がりましょう!

ESは最初の難関

ESは一番最初に課される試練と言ってもいいでしょう。このESの通過率が内定率に直結します。ここを乗り越えて次のステップへと進んでいきましょう。

ESを通過するのが一番大変

ESは多くの就活生がつまずくポイントです。近年、学歴フィルターという言葉が世間に浸透していたりと高学歴ならばESは余裕と考えている方も多いのではないでしょうか。学歴フィルターが存在している可能性は否定できませんし、むしろあると考えるのが普通でしょう。大手になればなるほど膨大な数のESを処理する必要があり、学歴でフィルターをかけた方が効率的です。しかし、「高学歴なら大丈夫」それは事実でしょうか。

私は、旧帝大に所属しているためおそらくフィルターは通過していると考えられます。しかし、私もESには大変悩まされました。そもそも、大手企業になればなるほど高学歴の人が必然的に集まってきます。そのためフィルターを通過するかしないかに大した意味はなく、高学歴だからといって安心はできないのです。

ESを通過させるためには

①ミスをしないこと

まず初めに、ESにはミスがあると通過できません。誤字やタイプミス、変換ミスなど些細なミスかもしれませんが本当にいきたいと思っていれば提出前に見直すはずですし、そのようなミスは注意力がないと思われてしまいます。そのため、ただでさえ落とそうとしているES選考においてこのようなミスは命取りです。

②聞かれていることに対して忠実に答えること

次に、聞かれていることに対して忠実に答えることが重要です。文章を書き慣れていない場合、自分では筋を通しているつもりでも、気づいたら質問に対してズレた回答をしてしまっていることがあります。自分では筋が通っているつもりなので間違いに気づきにくく、落とされてしまう原因になります。このような事態を防ぐためには次の2点を意識してみてください。

③聞かれていることに対する回答を文章ではなく箇条書きにする

いきなり文章を書き始めるとわかりにくく、趣旨のズレた文章になりがちです。そこで、まずは伝えたいことを箇条書きにすることで頭の中を整理します。

④文章を結論から順番に遡って作成していく

文章を頭から書き始めると文章の方向性が最初と最後でチグハグになってしまいます。まずは、質問に対する回答を考え、その結果に至った過程を考え、最後に動機や目的を考えると筋の通った文章が出来上がります。

⑤他人が読んでも筋が通っている文章にすること

先ほどのアドバイスを意識することで、ESの質は大幅に向上しますがそれでも自信の主観やバイアスは完全には文章から抜けきっていません。自分の中では筋が通っているつもりでも他人が読んだ際にはよくわからない文章になっていることが多々あります。ではどうすれば他人が読んでも筋が通った文章になるのでしょうか。

答えは簡単で、他人に読んでもらうことです。ここで大切なのができるだけたくさんの人に読んでもらうこと、自分と属性の近くない人に読んでもらうことです。学生である皆さんであれば、アルバイト先の社員さんや実際に志望する企業で働く人など社会人として働いている人などがおすすめです。

大学の友人などに見てもらうことも悪くはありませんが、属性が近い人が読むと事前に知っている情報と組み合わせて勝手に文章を補完してしまうことがあります。そのため、できるだけ自分とは属性が異なる人に読んでもらうことで、伝わらないポイントや筋の通っていないポイントを見つけやすくなります。

⑥相手は素人だと思って書く

ガクチカ、研究内容では自分が当たり前だと思っている単語が相手には全く伝わらない場合があります。そのため、相手は全くの素人であり何も知らないくらいの前提で文章を作成することをお勧めします。私も面接の時に初めてESで書いていた言葉が伝わっていないことを知りました。ESの怖いところは伝わっていなくて落ちたとしてもそれを知る術がないことです。私は偶然知ることができましたが、このような事態にならないためにも誰にでも馴染みのある言葉に置き換えることをお勧めします。

ESに自信がない場合には

上記のアドバイスを意識すればESの質は大幅に向上するでしょう。それでも、ESに自信が持てないという人は周りの人に助けを求めましょう。ESを1人でブラッシュアップしていくのには限界があります。色々な人の意見を取り入れることで誰にでも伝わりやすい文章が出来上がります。

もう一つの手段としては選考を受ける企業のレベルに差をつけ、何度もESを書く訓練をすることです。何回もESを書くうちに、自分が伝えたいことが明確になってくることもあります。また、大手以外だと比較的倍率が低くESが通りやすい傾向にあります。

一度面接まで進むことで自信を得ることができますし、ESの中で伝わっていない内容や人事が気になるポイントを知ることができます。エントリーする企業のレベルを落としてもES選考が通過できない場合は、ESに致命的なミスがある可能性があります。その場合は一度人に見てもらったり、大幅にESを書き換える必要があるでしょう。

Webテストはブラックボックス

Webテストは油断しているととんでもない目にあいます。Webテストで落ちたなどという勿体無いことがないように気を引き締めていきましょう。

Webテストの怖いところは結果がわからないということです。自分の中ではできているつもりでも実際は点数が低いこともあります。また、各社で設けられているボーダーラインが異なるため、1社通過したからといって次も通過できるとは限りません。

テストセンターなどの場合、出題問題である程度の点数は把握できる

先ほど、Webテストは結果がわからないと記載しましたが、Webテストは正答率で出題される問題が変化する傾向があります。自分が解いた結果を元に、ある程度の点数を把握することができます。

企業のボーダを調べて通過した企業から推測することも可能

企業によってボーダーラインが異なることからも、ある程度点数を推測することができますが、これには注意が必要です。そもそも、インターネット上で噂されているボーダーラインが本当かどうかは採用担当以外わかりません。加えて、ESで落ちている場合もあります。ESで落ちていた場合は実際は高得点の可能性もありますし、本当にWebテストが悪くて落ちているのかもしれません。

これら2つの判定方法はあくまで参考程度だと思っておいてください。しっかりと対策をすれば自ずと点数は取れると思います。

傾向と対策は事前に調べておくべき

Webテストは傾向を調べておくことで非常に有利に進めることができます。問題自体の難易度は比較的に高くはないものの、時間制限であったり特殊な出題方式が採用されている場合、対策をしていないと解けるはずの問題も解けない場合があります。

私も、Webテストを初めて受験した際、問題集を少しだけ見てこの程度の問題なら対策は必要ないと思っていました。その結果、Webテスト特有の問題に初見で苦しめられ時間制限に引っかかってしまいました。しっかりと対策して時間感覚を身につけて挑むのが大切です。

テストセンターは早めの受験がおすすめ

日系大手企業の中でも、財閥系と呼ばれる企業はテストセンターでの試験を課しているところが多いです。そして、テストセンターの試験結果は受験後1年以内は他社にも繰り返し送信することができるので、早めにいい結果を残しておくことでその後のWebテストは送信するだけで済みます。

中には、ESなしでテストセンターから受験できる企業も存在しています。そのような企業にエントリーしてテストセンターの試験を受験しておくことで本命企業を受験する際の負担を減らすことができます。

性格診断には正解と不正解がある

Webテストで学力テストと必ずと言っていいほどセットでくっついてくるのが性格診断です。性格診断は学力テスト終わりに行うことが多いので気が抜けがちですが注意が必要です。注意点としては以下の2点が挙げられます。

①性格診断には正解がある問いが存在している

これは有名な話なのでご存知の方も多いかもしれませんが、選んではいけない選択肢というのがいくつか紛れ込んでいます。例えば、「あなたは人生で嘘をついたことがありますか」という設問に対して「全くない」という選択肢を選んでしまうと減点される可能性が高いです。なぜならば人生で必要な嘘も込みで嘘をつかずに生きて来れた人はほとんど存在せず、本当に嘘をついたことがないとしても必要な嘘もつけない人だと判断されるからです。このように正解がある問いに関しては調べれば出てくると思うので、一度調べてみることをお勧めします。

②企業によって求める人物像がある程度決まっている

性格診断では、企業が求めるパーソナリティを持った人物かどうかを見ています。私がインターンに参加した企業では、性格診断の結果が配布され、特徴ごとにパラメータが振られていたのですが、参加者と見せ合ってみると2パターンの結果の人しかその場にはいませんでした。

ですが、これに関しては企業に合わせにいきすぎるのもお勧めしません。なぜならば、求める人物像と自分の人物像が異なるのであれば、その会社には合っていないからです。無理に会社に合わせに行った回答をしても、のちの面接や入社後大変な思いをするのは自分です。正解がある回答以外については自分の心に従って素直に答えるのがいいと思います。

まとめ

前編では、ESからWebテストまでにフォーカスして攻略法を説明しました。後編では、面接について詳しく説明していきます。ぜひあわせて読んでみてください!

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