【詳細解説】メガベンチャー内定者が語る!技術面接完全攻略法

【詳細解説】メガベンチャー内定者が語る!技術面接完全攻略法

2025/02/14

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メガベンチャーをはじめとしたIT企業の技術面接を突破するためには、どのような準備や対策が必要なのでしょうか。本記事では、私自身がソフトウェアエンジニアとして内定を獲得した経験をもとに、技術面接の全体像や具体的な対策、当日の心構えなどを詳しく解説します。これから技術面接に臨む皆さんの一助となれば幸いです。

著者プロフィール

学部/専攻

25卒の学部4年で、情報工学を専攻しています。現在は自然言語処理を研究する研究室に所属しています。プログラミングに初めて触れたのは高校2年生のときで、大学入学後に本格的に学習を始めました。

インターンシップ経験

学部3年の春頃から、ITベンチャーやスタートアップ2社でWeb・モバイル・インフラ系の実務インターンを経験しました。さらに、学部3年のサマーインターンでは計5社に参加しました。

スキルセット

幅広い技術に触れてきましたが、メインの技術領域はバックエンドです。主に Golang、TypeScript、Ruby、Python を扱っています。

技術面接とは?

技術面接は、企業がエンジニア候補者の技術力を評価するために行われる面接形式です。特にメガベンチャーや外資系IT企業では、エンジニアの実力がプロダクトの成長に直結するため、ほとんどの企業が選考プロセスの中に技術的な知見や経験を問う面接を組み込んでいます。

技術面接における評価ポイントは企業によって異なりますが、私がこれまで受けてきた選考では、次の要素が問われました。

・基礎的なコンピュータサイエンス(CS)の知識
・コーディングスキル
・問題解決能力
・システム設計力
・開発経験

個人的に、周囲の就職活動事情を聞く限り、以下のような傾向が見受けられます。

ベンチャー企業(メガベンチャー含む):

主に「開発経験」「CSの知識」「問題解決能力」が重視される。

外資系IT企業:

主に「コーディングスキル」「CSの知識」「システム設計力」が重視される。

技術面接の種類

私がこれまで受けてきた技術面接を振り返ると、大きく2種類に分類できます。

①過去の開発経験に基づく面接

この形式の面接では、「過去のプロジェクトや開発経験」に基づいて評価されます。企業によっては、GitHubのソースコードを見ながら説明を求められることもありました。

特に、次のようなポイントが問われることが多いです。

・どのようなアプリ/サービスを開発してきたか
・使用した技術スタックと、その選定理由
・直面した技術的課題と、その解決方法
・技術的な工夫点
・今、同じシステムを作り直すなら、どのように設計を改善するか

この形式の面接は、特にメガベンチャー企業に多く見られました。メガベンチャーを志望しているものの、まだポートフォリオや開発経験が少ない方は、今のうちに何か作っておくことを強くおすすめします。

攻略のポイントとしては、技術的な背景をしっかりと言語化し、論理的に説明できることが重要です。また、個人開発だけでなく、ハッカソンなど チーム開発の経験から得た学びも評価対象になりやすい傾向があります。

②即興で技術力を測る面接(ハンズオン形式の実技 / CSの基礎知識)

この形式では、面接官が出題した問題に対し、即興で解答することが求められます。主に、以下のような質問が実際に出題されました。

(1) CSの基礎知識を問う質問(サーバーサイド志望の例)

・「データベースのインデックスとは? その内部構造を説明してください」
・「RDBMSとNoSQLの違いと使い分けを説明してください」
・「N+1問題とは? 対策方法は?」
・「スケールアウトとスケールアップの違いは?」
・「キャッシュの利点と欠点、使うべき場面は?」
・「WebサイトのURLをクリックしたとき、ブラウザがどのような処理を行い、ページが表示されるか?」
・「TCPとUDPの違いを説明してください」
・「HTTPSの仕組みとTLSの役割は?」

これらの質問では、基礎的なCS知識に加え、実際の開発現場での応用力も評価されます。メガベンチャーだけでなく、外資系IT企業でも頻繁に出題されるため、ネットワーク、データベース、OS、セキュリティなど幅広い分野の知識を体系的にインプットしておくことが重要です。

(2) ハンズオン形式の実技

この形式では、与えられた課題に対し、その場で設計や実装の方針を考え、説明することが求められます。

例:「今から宿泊予約システムのデータベース設計をしてください。」
 ・必要なテーブルとカラムの定義
 ・正規化の考え方とデータ整合性
 ・スケーラビリティを考慮した設計
 ・予約キャンセル処理の実装方針

このような実践的なスキルを問う面接も多く、単なる知識だけでは対応が難しい場合があります。特に、開発経験やシステム設計力が乏しいと突破は困難であり、日頃からシステム設計や実装の経験を積んでおくことが重要です。

私の体験談:成功体験と反省点

成功体験

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