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【SE・ITコンサル職】面接担当者に聞いた! 入社しても活躍しない文系学生7つの特徴

はじめに


一見理系イメージの強いSE職・ITコンサル職ですが、実は文系学生も多くエントリーし、就活生全体での人気が高まっています。

現在、コンビニのレジ、ATM、ライブコンサートのチケット、旅行サイトのホテル予約など、日常の至るところにITシステムは導入されています。

例えば渋谷のATMに入金した5万円が、すぐに鹿児島で引き出せるのも、事務処理用のプログラミング言語で複雑なシステムを設計・運用しているシステムベンダーがいるためです。
そのプロジェクトは数百億円規模に渡ることもしばしばで、大変な工数とマンパワーをかけた壮大なものです。

そして、そのシステムの詳細な仕様設計を行うには、業界の知見の把握、必要不可欠な技術の理解、正確な工数の把握と、非常に高度な能力が必要となります。

ソーシャルゲームの世界でも、スマッシュヒットとなり、何百万人というユーザーを相手にするサービスを設計・運用するとなれば、これまた極度に高い能力が求められます。

SEやITコンサル職は高い探究心、知的好奇心、総合的な頭の回転や理解力が求められるハードな職種であり、またその裏返しとして、高いパフォーマンスを発揮できれば、若手のうちから、収入面でもポジションでも華々しく活躍できる業界です。

こうしたことから、文理を問わず人気が高まり、エントリーが増えてきているものと思われます。

とはいえ、企業側からすると、とりわけ文系学生に不向きなタイプがいるようです。

例え優秀層の学生であっても、「このフレーズが出たら、不選考にすることにしています」と人事担当者がぼやくほどの、ミスマッチを表す典型的なアクションもあるとのこと。

そこで今回は、編集部がIT企業の面接担当者複数名にヒアリングを行い、入社しても活躍が見込めないがために、選考外となる学生に共通する典特徴をまとめました。

以下、少々ドキドキかもしれませんが、自分にあてはまるところがないかどうか、確認してみてください。

1.論理的に説明するのが比較的苦手


どちらかというと直感的な説明が多く、論理的・明解に物事を説明し切ることができないのは、システムを組むのが苦手な人の特徴です。

周囲の優秀な就活生と比べてちょっと自信がないなど、思い当たる節のある方は、まずはロジカルシンキング関連の書籍にお目通しください。

日常目にする身の回りのビジネスについて、いつでも「So what? Why so?」を考え、またその考えについて周囲の友人たちと話したりして突き詰めるようにしておくと、徐々に物事を論理的に説明する力が上がってきます。

ただし、3C、4P、SWOT分析といったフレームワークの話ばかり持ち出して議論を進展させられないのも、本質的には論理性を持っていない学生と判断されてしまいます。

ロジカルシンキング系のツールはあくまで手法。物事を分解・整理して考え、ゴールに向かって議論・説明を推し進めることが重要なので、その点はお忘れなく。

2.「人と話すのが苦手だから」IT業界を目指している

プロダクト作りのためには、結局人とのコミュニケーションが欠かせません。
まずは社内、上司や同僚とのコミュニケーション。立場が上になれば、外部、他部署とのネゴシエーションや細かなコミュニケーション等々…。

人と話すのがどうしても嫌な場合は、細分化したタスクをこなす役割になり、出世はなかなか望めません(本人がよければ、それでもいいのかもしれませんが・・・)。

また、こうしたプログラミング一本やりの立場を選べば、経験者である理系人にビハインドしていますので、入社時点ですでに不利となっています。

3.「入社して社会貢献がしたい」と思っている


「離島にも最新のITインフラを整備させたいんです!」―といった社会貢献的な志望動機は意外とよく見られるそうです。

確かに民間企業のIT事業でも、間接的に社会貢献に寄与するプロジェクトに関われる機会はあります。

しかし、あくまで民間企業はクライアントやユーザーにベストのサービスを届け、目標とする収益を上げることが第一の仕事。純粋に社会貢献に携わりたい場合は、官公庁やNPO、国際機関、公益企業等に行かねばなりません。

この手の回答をする応募者は、たとえ能力が高かったとしても「私の仕事は世の中の役に立っているんだろうか」と事あるごとに悩みます。

また、業務量が跳ね上がったり、ステップアップして高い成果を求められたりすると、踏ん張りが効かず退職してしまったりと、入社後ほぼ確実にミスマッチを起こすとのことです。

4.数学が得意だから、プログラミング未経験でも問題ないと思っている

プログラム未経験の場合、プログラミングに抵抗はないかどうかについての質問が出されることもあります(あるいはそれを試すようなインターンプログラムなど)。

しかし、重要なのは論理的思考力であって、数学の得手不得手ではありません。

仮に上記の質問に「文系出身ですが、数学は得意なので問題ありません」と回答した場合、「別に数学の知識がプログラミングに直結することはない」と突き放された挙句、「数学のどういう部分がプログラミングに生きると思っているか」について、持論を展開できねば失格の烙印を押されかねません。

5.戦略コンサルとITコンサルを混同してしまっている

主にSIer企業においてですが、ITコンサルと戦略コンサルをはき違えている応募者から共通して、「今の企業は、ITを使いこなさなければなりませんし、ITを通じてクライアントの経営課題を解決していければと思っています」といった話が出るそうです。

戦略コンサルとITコンサルの違いとは、そもそも何でしょうか。
いくつか、引用してみましょう。

「経営戦略コンサルティングとは」(BCG)
「競合企業を買収すべきか決断を下せないでいる自動車メーカー。グローバル・サプライチェーンにおけるコスト削減方法を模索している製薬会社。中国市場参入を狙っている高級品ブランド。研究開発部門をオフショア化したいが、一部を移転するか全部をオフショア化するかを迷っているテクノロジー企業。 ビジネス環境が複雑化した今日、このような企業が抱える難しい経営課題には正解がないため既存のビジネスモデルや解決策では太刀打ちできません。こうした問題に独自の解を提供すること」

「ITコンサルタント:顧客の要望を引き出し実現方法を考え抜く」(IT PRO)
「経営や業務の課題を解決したい企業のニーズに合わせて、適切なシステムを導入するための提案を行うこと。SEと異なり、顧客からニーズを引き出したり、ITを絡めて経営改革や業務改善を提案したりすることに仕事の重点があります」

ITコンサルでは、「顧客企業のニーズに対して、パッケージソフトやカスタム開発のシステムなど、ITを使ったソリューションを提案する」、クライアントの多くは先方のIT担当者(役員)であり、すでにある程度明確なITソリューションのニーズがあるのに対し、戦略コンサルでは幅広い経営課題に対する解決策を提案し、クライアントは先方の経営トップ層である、という点などが違いでしょうか。

ITコンサルティングももちろん経営課題に応えているためか、この点について誤解している学生が多く、企業側も苦慮しており、結果選考外となることが多いとのことです。

6.本当は総合商社に行きたいと思っている


もしかすると思い当たる方も多いかもしれません。

様々な業界を見て歩きエントリーすることは、充実した就活を行うために欠かせないことではありますが、SE・ITコンサル職に「本当は総合商社に行きたいと思っている」応募者はあまり適性がないとのことです。

商社マンは、ものづくりをしません。

雑駁ですが、古くは幕末の時代から、あるサービスや財を、右から左へと動かすことで利益をあげ、そのビジネスモデルの成立のために奔走するのが商社マンであり、企画力と行動力が全てです。

つまり、企画職でパワーを発揮するタイプ、企画職志向のタイプが多く、技術職であるエンジニアとは、性向、志向がまるで異なります。

仕事に求めるものが根本で違っているため、好奇心の強さよりは、自己分析の不足や業界・業種研究の不足をネガティブに受け止められてしまうのです。

現実問題として、商社志望だった学生が、入社した後マッチしていない例も多い、ということでもあります。「せめて大手広告代理店やゼネコン志望ならばまだ近いが・・」というボヤキも聞かれました。

7.IT業界でのキャリアの理想像としてジョブズのイメージを持っている

面接で自分の将来像について問われた際に、スティーブ・ジョブズを持ち出す例があります。こちら、IT企業では典型的なNG例とのことです。

なぜでしょうか。

まず、Slerでもソーシャルゲーム企業でも、アウトプットは「プロダクト」ということになります。

ハードウェアのデザイン領域で発揮された才能でのイメージが強いジョブズ。プログラミングをほとんどしなかったというエピソードも有名ですが、そもそもは理系出身でエンジニアの素養もあり、95年のインタビューでは下記のような発言をしていることで知られています。

映画『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜』中のジョブズのコメント
「大事なのは思考プロセスを知り考える方法を知ることさ。 米国人は全員プログラミングを学ぶべきだ。 (略) コンピューター科学は私にすれば一般教養さ。 人生の中の1年をかけて皆が学ぶべきだと思うんだ、プログラミングの方法をね。」

ジョブズのベースはエンジニアリングにあり、単に企画力・発想力に優れているだけでは、ジョブズのような領域には至りません。

そして理系出身者のほとんどは、OSを作り直したり、iPhone製作に踏み切ったジョブズの行動について、理解はできてもクレージー過ぎ、とても自分のキャリアの理想像として掲げようと思わないのです。

こうしたことからか、理想像としてジョブズを掲げるのは、IT企業での仕事についてかなりズレたイメージを抱いている文系学生に多くみられる特徴だそうです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

トップ校の学生でも、SE職・ITコンサル職への応募で不選考となるのは、上記であげられたように、業界研究をほとんどせず、何が求められる適性なのかをよく把握しないで選考に臨んでしまうためです。

極論すれば、スキルのあるなしではなく、自分の適性をよく踏まえることが重要と言えます。

適性については、企画・コンサル的な志向が強すぎる学生はあまり向いていないというのは、ヒアリングした方に共通した意見でした。

エンジニアもITコンサルも、やはり商材となるプロダクトあってのもの。業界全体で見れば今は非常に採用数も多いですが、ブランド感や給与条件を見てとりあえずエントリー、ではなく、業界研究も十分に進めておくことが望ましいですね。

【追記】本記事には多くの反響をいただきました。その反響をまとめ、ITコンサル・SE業界を深堀りするコラムを新たに発信いたしました。併せて是非ご覧ください。
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