挑戦する姿勢が未来を開く。金融という枠を超えた総合的な支援で、顧客の成長を実現する

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Sponsored by 三井住友銀行

2024/12/16

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〈Profile〉
村上心汰朗(むらかみ・しんたろう)
本店営業第四部 部長代理
2017年4月に三井住友銀行(SMBC)に入行。法人営業部での新規取引獲得など豊富な経験を経て、SMBC日興証券へ出向。1年間投資銀行業務に従事した後、現職。現在は大企業リレーションシップマネージャー(RM)として、日本を代表する不動産・建設セクターの大手企業を担当し、お客さまの事業戦略・財務戦略に即した総合的なサポートを行っている。

※内容や肩書は2024年12月の記事公開当時のものです。

若手を育てるカルチャーと、さまざまなことに挑戦できる環境が入社の決め手

――就職活動では、なぜSMBCを選んだのですか?

村上:就活を始めたばかりの頃は、これだ!というはっきりとした軸はなく、「自分の軸は働きながら見つけていきたい」と考えていました。そのため、さまざまなことに挑戦できる、業務の幅が広い企業を中心に見ていましたね。

その中でもメガバンクを選んだのは、経済活動の根幹である「お金」に携わり、社会の基盤を支えたいと思ったからです。あとは、漠然と「将来は海外で働いてみたい」という思いもあったので、それがかなえられる環境であることもポイントでした。

――メガバンクもいくつかありますが、最終的にSMBCを選んだ理由は何だったのでしょうか。

村上:やはり「人」ですね。SMBCでは多くの社員と面談できる機会があり、その中で自己分析の手助けまでしてもらい、一緒に私の未来を考えてくれるような後輩思いの社風を感じました。入行してからもその印象は変わらず、「若手をしっかり育てる」姿勢にはとても感謝しています。

ただ、それは単に甘やかすという意味ではありません。若手のうちから積極的に挑戦することを奨励し、失敗した時には一緒に振り返りながら改善点を指摘してくれる。後ろでしっかり支えてくれる社風だからこそ、安心して新たな挑戦に踏み出すことができます。

――入行からこれまでのキャリアについて教えてください。

村上:約1カ月の新人研修後、最初は預金口座開設など基本的な窓口業務を経験し、銀行業務の基礎を学びました。その後、法人営業部に異動して法人のお客さまを担当することになったのですが、この時に「新規顧客開拓専任」になったんです。

全く取引のない企業に営業するのは、最初はかなり苦労しました。同期の中には、長年の関係を持つ既存のお客さまと安定した取引をしている仲間もいたので、正直うらやましいと思うこともありましたね(笑)。

しかし、得られたものも大きかったです。新規営業では、まず相手に自分を認めてもらい、時間を割いてもらうことから始まります。そのため、事前準備や相手のニーズを的確に把握する力が重要です。「限られた時間でいかに多くの価値を提供できるか」「お客さまの真の課題にどう向き合うか」を常に意識し、地道に取り組んだ結果、3年間で約20社のお客さまと新規取引を実現できました。この経験は、大きな自信につながっています。

その後は、新しい視点で企業の成長に貢献するために、自ら希望してSMBC日興証券の投資銀行部門へ出向。不動産セクターのカバレッジ業務に携わりました。証券業務では資本戦略やエクイティ(株式)にも関わるので、企業の事業戦略により深く踏み込んでいく必要があります。バランスシートで言うと、資産と負債に加え純資産に関する戦略にも携わるので、より俯瞰(ふかん)した幅広い財務的視点と金融知識が身に付いたと思います。

現在は本店営業第四部にて、RM(リレーションシップマネージャー)として大手不動産企業や建設会社を担当しています。支店や法人営業、証券会社での投資銀行業務の経験を生かし、お客さまの幅広いニーズに応えられるよう努めています。
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全体を指揮する「監督」であり、現場に立つ「プレーヤー」でもある。大企業RMのやりがいとは

――現在の大企業RMという業務について詳しく教えてください。

村上:大企業RMは、単なる営業という枠を超え、総合的にお客さまの事業や財務戦略を支える重要なポジションです。お客さまの窓口としてあらゆる相談を受け、それに応じた最適なソリューションを提供しています。

RMには、幅広い専門性が必要です。ファイナンスを中心とした金融知識はもちろん、近年はSDGsやカーボンニュートラルなどの分野への理解も欠かせません。例えば、国内外の事業拡大に必要なM&Aファイナンスや現地子会社の資金調達、さらには環境に配慮したグリーンローンなど、お客さまのニーズは多岐にわたります。

RMがこうしたニーズを深く理解し、案件ごとに社内外の多様な専門家を取りまとめていきます。プロジェクトマネージャーのような役割ですね。案件によって、証券部門や環境問題に詳しい担当者、海外拠点など、異なる専門知識を持ったメンバーと力を合わせる必要があります。

単に情報をつなぐだけでなく、お客さまの事業に最も役立つチームを組み上げていくこともRMの重要な役割です。私が指揮を執り、プロジェクトの進捗(しんちょく)を管理しながら各専門部隊の力を結集し、一つのゴールに向かって導いていく。RMはフィールド全体を見渡す監督であり、自分自身も現場に立つプレーヤーでもあります。

――どんなやりがいや醍醐味(だいごみ)がありますか。

村上:分かりやすいのは、自分が関わった案件が報道やプレスリリースとして発表される瞬間です。社会的な影響力を持つビッグプロジェクトに携わることができるのは、銀行員としての大きな醍醐味ですね。また、財務部門の方だけでなく、経営企画や海外の現地子会社の方とも密に連携しながらプロジェクトを進めることもあるので、お客さまの成長に多角的に関われるのも魅力です。

もちろんその裏には大きなプレッシャーもあります。お客さまはグローバルな大企業なので、社会情勢やトレンドを踏まえたスピーディーな提案が求められる一方、一つ一つの判断が非常に重いため多くのプロセスを踏む必要もあります。お客さまの担当者だけでなく役員や社長にも「やるべき」と思っていただけるハイクオリティーなアウトプットが求められます。

また、提案内容やアプローチすべきレイヤーに応じて、案件を進めるためにどう動くか作戦を立て、全てのリソースから最適な差配をし続けなければいけません。時には頭取とお客さまのトップとでお話しいただく場をセットすることもあり、このあたりのビジネススキル・センスは非常に高いレベルが求められます。

――お客さまはどういう基準で銀行を選ぶのでしょうか。

村上:企業によって異なりますが、やはり大きいのは日頃の提案の質と量だと思っています。大企業の財務戦略・資本政策は非常に高度で、銀行・証券で連携したアプローチも求められます。SMBCグループの銀・証はどちらも強固で行員の知見も幅広いため、その点も評価されているのではないでしょうか。

私は1年間SMBC日興証券に出向しましたが、出向前は「資金調達=銀行借入」という単純な発想(笑)。お客さまの要望があれば手続きを経て証券を紹介…、というやり方でしたが、証券業務を経験したことで、銀行・証券のソリューションをフラットに考える力がつきました。例えば、PO(公募増資)であれば実務経験もあるので、どのぐらい時間がかかるか、どのぐらいのボリュームをどこのマーケットから調達できそうか、同業他社の事例は…、など具体的なイメージが湧きます。実務経験を踏まえてお客さまとディスカッションすることで、より精度高く証券にトスアップができるため、お客さまが思い描く形により近い提案が生まれやすくなったと感じます。

ファイナンス以外でも、例えばお客さまの求める技術を持ったベンチャー企業をご紹介することなどもありますね。SMBCは全国に約10万社の法人のお客さまがいるため、そのネットワークを活用した提案もします。もちろんメインバンクかどうかなどの事情もありますが、担当者の貢献によって覆すことは十分可能です。
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目指すのはグローバルバンカー。経済成長が著しい国で自分の力を試したい

――今後のキャリア目標を教えてください。

村上:今はグローバルで活躍できるバンカーになることが目標です。学生時代から漠然と海外で働きたい気持ちがありましたが、実際に国内外の企業と関わる中でその思いはどんどん強くなっています。特に東南アジアなど経済成長の著しい地域で自分の力を試してみたいですね。

東南アジアは発展途上の分野も多く、金融インフラの整備や新たな事業展開に大きな可能性があります。例えば、現地企業のM&Aや新規事業進出のためのファイナンスなど、地域に合わせた支援が必要です。日本で培った知識と経験を生かしながら、現地で新しい価値を生み出していきたいですね。

幸いSMBCはキャリアパスについても上司と密に相談できる環境が整っており、将来の目標を伝えやすい風土です。若手でも海外で挑戦できるチャンスは多いので、引き続き精進しながらグローバルでのキャリア構築に向けて準備をしていきたいです。

――これから入社してくれる若手には、どんなことを期待しますか。

村上:SMBCで働く上で大切なのは、お客さまを第一に考え、粘り強く向き合えることです。私たちの業務は、単に金融商品を提供するだけでなく、お客さまの事業課題に対して「本当に役立つ提案」を一緒に考え抜くことが求められます。そのため、じっくり考え続ける「思考体力」や、課題に対して諦めずに解決策を模索する「粘り強さ」が不可欠です。瞬時に答えを出せる人はもちろんすごいですが、複雑な課題に立ち向かう上ですぐに正解にたどり着けることはほぼありません。お客さまの信頼を勝ち得るためにも、最後までやり切る姿勢を持っていてほしいと思います。

また、SMBCは柔軟な発想やチャレンジ精神を重視するカルチャーです。例えば「頭取ピッチコンテスト」では、自分のアイデアを経営陣に直接提案し、通れば実際に事業化して自ら取り組むことができます。社員の柔軟な発想を尊重し、新しいことに挑戦できる文化があるので、そうしたチャレンジをしてみたい方も大歓迎です。

――ありがとうございます。最後に、就活生へのメッセージをお願いします。

村上:「とにかく楽しんで挑戦してほしい」と伝えたいですね。就活は、自分の経験や強みを振り返る貴重な機会です。人生で自分のことをこれほど深く語るタイミングはなかなかないと思います。ぜひ楽しんで、伸び伸びと自分を表現してください。

そして、もしダイナミックなプロジェクトに関わりたい、若手のうちから大きな裁量を持って挑戦したいという方がいれば、SMBCへの入社を検討してみてほしい。SMBCはそうした意欲を大切にし、応援してくれる会社です。私自身も若手の頃から責任ある仕事を任され、自分が提案した案件が形となり、お客さまに喜んでいただけた時の達成感は非常に大きなものでした。積極的に挑戦したい方にはきっと多くの学びとやりがいがあると思います。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
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