【戦コン就活】「選コミュ」か「ケース塾」か。“対策インフレ”が進む内定のリアル

【戦コン就活】「選コミュ」か「ケース塾」か。“対策インフレ”が進む内定のリアル

2026/07/30

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こんにちは。現役の難関大に通う学生で、外資系戦略コンサルティングファーム(いわゆるMBB)から内定をいただいた者です。

戦略コンサル(戦コン)就活は、いまや熱意と地頭だけで挑める世界ではなくなりました。内定者のほぼ全員が「選抜コミュニティ(選コミュ)」か「30万円のケース塾」のいずれかに乗っている——それが現在の戦コン就活のリアルです。

本記事では、なぜ戦コン就活で「対策のインフレ」が進んだのか、そして大金を投じても内定が保証されない構造を、内定をいただいた当事者の視点からできるだけ正直にお伝えします。戦略コンサルを本気で目指す方、とくに「選コミュに入れなかった」「これからケース塾を検討している」という方に、ぜひ読んでほしい内容です。

※本記事は、就職活動を経験した寄稿者個人の見解・体感に基づくものであり、特定のサービスの内容・料金や採用実態を統計的に示すものではありません。また、特定の企業・団体(選抜コミュニティやケース塾等)を誹謗中傷する意図はなく、それらの公式な見解を代表するものでもありません。一つの視点としてお読みいただけますと幸いです。

はじめに:高まる人気と対策インフレ

「様々な業界のトップ企業の経営課題に携わることができる」「自身の論理的思考力を極限まで活かせる」「ファーストキャリアとしての箔がつき、その後の転職の幅が圧倒的に広い」――。

こうした魅力的な理由から、東京大学をはじめとする高学歴層の学生たちの中で、コンサルティング業界、とりわけ「外資系戦略コンサルティングファーム(戦コン)」は、今も昔も絶大な人気を誇っています。

昨今のコンサル業界は、DX案件の増加などを背景に業界全体が拡大傾向にあり、各ファームの採用数も一昔前と比べれば確実に増えています。昔よりも枠が広がった分、自分にもチャンスがあるのではないか。そう考えて戦略コンサルに挑戦する学生は後を絶ちません。

しかし、その実態は挑戦しやすくなったという甘いものでは決してありません。

採用数が増えた一方で、志望者の数も爆発的に増加し、何よりケース面接に対する学生側の「対策」レベルが年々インフレを起こしているのが現在の戦コン就活のリアルです。

かつては地頭の良さと数冊の対策本で突破できた時代もありました。しかし今は違います。現在の戦略コンサルに内定するためには、ある特定のルートに乗るか、あるいは高額な対策サービスに投資するかの、いずれかがほぼ前提条件となりつつあるのです。

内定を独占する「選抜コミュニティ」の圧倒的優位性

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