【イベントレポート】大学2年生が難関選考「グループディスカッション」に初挑戦！27卒対象・GD選考体験会

こんにちは、外資就活ドットコムです。

2024年9月10日（火）、外資就活ドットコムは、2027年卒業・修了予定の会員限定 「グループディスカッション選考体験会」 を実施しました。

27卒対象の就活イベントとしては「最速レベル」の時期の実施 であるにも関わらず、当日は多くの方にご参加いただき、業界の早期化に対するトップ企業志望者の方々の感度の高さが感じられるイベントとなりました。

本コラムではイベント当日の様子や、講義の一部内容をレポートさせていただきます。

そもそも「グループディスカッション」って何？基本的な進め方をゼロから解説

GD（グループディスカッション）とは、 学生3～10人のグループで一定時間議論を行い、課題に対する解決方法を考えるグループワーク形式の選考方法 です。

建設的な議論を行うには ハイレベルな論理的思考力やチームワークが要求される ため、コンサルティングファームや外資系投資銀行、商社など、業界を問わず多くの難関企業の採用フローで実施されています。

グループディスカッションを「大喜利大会」にしないために！役割分担の基本

司会「ディスカッションを円滑に進めるためにまず重要なのは、参加者の役割分担です。全員が施策のアイデアを好き勝手に言っていたら、ただの大喜利大会になってしまいますよね」
「基本的なグループディスカッションでは、主に以下の4つの役割を各メンバーで分担するとスムーズに進みます」

グループディスカッションの基本的な時間配分

司会「続けて、グループディスカッションの基本的な進め方についてお伝えします」

①時間配分, 役割決め：
議論を進める時間の配分と役割決めを行います。実際の選考の場において、制限時間は非常にシビアに敷かれています。「時間がなくて間に合わなかった」は許されません。

②前提確認：
テーマの前提を確認し、すり合わせを行います。
例えば「コンビニの売上を上げるための施策」を考えるときに、私が「駐車場が建物より広く、近所のお年寄りが来る田舎の店舗」、他のメンバーが「渋谷駅前の通り沿いにある小さな店舗」を想像していたら、意見がまとまりませんよね。

③現状分析：
課題を明確化するために、まず現状を把握します。

④課題特定：
テーマの目標を達成する上でのボトルネックを特定します。
実際のビジネスの場では、この「課題特定」が非常に重要です。議論のクオリティの9割以上を占めると言っても過言ではありません。

⑤施策立案, 施策検討：
特定した課題を踏まえて施策の立案と検討を行います。

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いざ初挑戦！27卒最速レベルの「GD選考体験会」リアルレポート

いよいよ「グループディスカッション体験」第一回目がスタート。お題は 「学食の売り上げを向上させる施策を考えよう」 です。

最初のうちは全体的に緊張した空気が漂っていましたが、先程の講義を踏まえて「じゃあ、時間配分から始めましょうか」と何名かが切り出したのをきっかけに、徐々に会場内の発言が増え始めました。

特に参加者の方々が序盤で難航していたのは 「学食」の要件定義 。出身大学も学部もバラバラなメンバーで「学食」の共通認識をまとめるのは至難の業です。

「大学はどこ？都内の国公立？」
「テイクアウトもあるの？お弁当を持ってきている層を取り込めるかな……」
「定食1食あたり600円ぐらいかな」「待って、もっと高くない？！」
「ラーメン安くておいしい」「わかる」「大前提」

また「現状分析」や「課題特定」のフェーズで既に ロジカルシンキングのフレームワークを駆使しているグループもあり、レベルの高さがうかがえました。

ディスカッション後は、1グループに代表で施策を発表いただきました。今回は、学食の利用者層に着目した施策を発表していただきました。

司会「ありがとうございます！皆さん、初めての方も多いと思いますが、正直非常にディスカッションのレベルが高くてびっくりしました」
その後、今回のお題での具体的な進め方や、施策の「良い例・悪い例」についての解説パートを挟み、本日2回目のディスカッションがスタート。お題は「花屋の売上を向上させる施策を考えよう」です。

ほとんどのグループが2回目にして順調にイメージを掴み、スムーズな議論を展開させていました。

・・・

GD選考体験会の実施後は、25卒の先輩就活生や「外資就活ドットコム」運営事務局の社員も同席する懇親会が実施されました。
既に志望業界を決めて動いている方同士の情報交換や、今回のイベントを振り返って対策ポイントを分析している方など、 和気あいあいとした雰囲気ながらも参加者の方々のレベルの高さがうかがえる 時間となりました。

「完璧な課題抽出」と「斬新なアイデアの施策」だったらどっちが大事？」
「やっぱり発言が多いほうがいいのでしょうか。どんな人が減点になりますか？」
「早く始めれば始めるほどいいのは何故？」
「外銀のジョブ選考が心配。体力勝負って本当ですか？」
「選抜コミュニティに行きたい」「今期の外資就活アカデミアはいつから始まりますか？」

上記の質問は、懇親会で上がったトピックのほんの一部です。 少しでも「自分も気になる！」と思った方は、ぜひ次回のイベントにお越しください。
また「自分はこんな事が知りたい！」というご意見もお待ちしております。

イベント参加者の方の感想

・初めてのGD体験会でしたが、テーマも難しすぎず、フィードバックも丁寧でとても分かりやすかったです。（私立/文系）

・GDの解像度がかなり上がったため。全体の流れのみならず、評価されるポイント等も理解することができた。（国公立/文系）

・かなり早期の段階でのイベントは大変貴重で、実戦経験や同世代との繋がりができた。（私立/文系）

・GD体験とは離れますが、25卒の先輩方や同じく27卒の学生と話す機会があり、GDだけでなく就活に関する情報をいただくことができた点もよかったです。実は、未だ志望業界を絞っていないことへ少し不安を抱えていたのですが、「サマーインターンで色々な企業を見た上で自分に合った場所を見つけた」というリアルなお話を25卒の先輩から伺ったことで視野が広がった気がします。（私立/理系）

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