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「個人主義で強気」ではなくチームで支え合う「コンサルらしくないコンサル」とは

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sponsored by みずほリサーチ&テクノロジーズ

みずほ情報総研、みずほ総合研究所、みずほトラストシステムズの3社を統合する形で、2021年に設立されたみずほリサーチ&テクノロジーズ。みずほフィナンシャルグループの中核会社として、官民双方のシンクタンク・コンサルティングサービスを幅広く担っている。

今回インタビューしたのは、「コンサルティング会社らしくない社風に引かれた」と同社を就職先に選んだ小田切聖奈氏と、「サステナビリティ領域において、みずほの右に出る会社はない」と同社を選んだ鬼頭健介氏、そしてコンサルティング推進部長の山岡由加子氏。みずほリサーチ&テクノロジーズに入社すると、どのような経験や成長実感が得られるのだろうか。

〈Profile〉
写真左/小田切 聖奈 (おたぎり・せいな)
経営コンサルティング部 経営戦略チーム コンサルタント
慶應義塾大学商学部卒業後、2020年に新卒入社。中堅・中小企業に向けた戦略策定、組織再編、サステナビリティ対応支援のプロジェクトを経験し、2022年10月〜翌年3月にはみずほ銀行法人業務部、サステナブルビジネス企画部の仕事を兼務。現在は中長期戦略策定やサステナビリティ対応の支援に従事。

同中/鬼頭 健介 (きとう・けんすけ)
サステナビリティコンサルティング第1部 環境エネルギー政策チーム コンサルタント
東京大学大学院農学生命科学研究科修了後、2021年に新卒入社。民間企業向けの自然資本・生物多様性分野の支援や、官公庁・民間企業双方に向けた脱炭素関連の支援に従事。

同右/山岡 由加子(やまおか・ゆかこ)
執行理事 コンサルティング推進部長
東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻修了後、1996年入社。以降、社会保障領域に関するコンサルティングに従事。内閣府への出向や人事部での制度企画などを経て、2022年11月にコンサルティング本部へ戻る。翌年4月、コンサルティング推進部長に就任。

※内容や肩書は2024年1月の記事公開当時のものです。
 

各省庁から民間企業まで幅広く支援し、「10年以上の付き合いになるクライアント」も

――小田切さん、鬼頭さんの入社理由を教えてください。

小田切:大学時代は会計の勉強をしており、数字を扱えることが自分の強みでした。公認会計士になる道も考えたのですが、自分の知見を「戦略」や「経営」など未来を動かす仕事に役立てたくて、経営戦略コンサルタントを志望するようになりました。

ただ、当時はコンサルティング会社に対して、専門分野があるために個人主義でドライな職場という印象を持っていて、少しおじけづいていた部分もありました。だからこそ、当社の選考を受けたときはいい意味で衝撃を受けましたね。面接担当者をはじめ、会った人の人柄が皆とても良く終始穏やかに会話ができ、さらに選考に関するサポートなどもしてもらえました。会社全体に、チームで価値を提供するために社員をしっかりサポートする風土や体制があるのだろうなと直感的に分かったため、入社を決めました。

鬼頭:私は大学時代に保全生態学の研究を行っていて、将来も環境保全などのサステナビリティ領域に関わる仕事がしたいと考えていました。さまざまなシンクタンクやコンサルティング会社、官公庁などを見たのですが、特にこの領域に強かったのがみずほリサーチ&テクノロジーズでした。

会社規模もさることながら、私が驚いたのは扱っているテーマの幅広さでした。サステナビリティに関するコンサルティングを行う企業は他にもありますが、脱炭素や気候変動分野が中心であることが多いです。しかし、みずほリサーチ&テクノロジーズは、資源循環や化学物質管理などかなり広い範囲をカバーしていました。さらに、環境問題だけでなく技能実習生の人権問題などにも取り組んでいます。さまざまな社会問題を横断的に見ている会社に行きたいと考えていたため、すぐに入社を決意しました。

――みずほリサーチ&テクノロジーズはグループの中でどのような立ち位置ですか。

山岡:みずほフィナンシャルグループの中核を担う5社の一つとして位置付けられています。コンサルティング・リサーチ・ITに関する専門性を生かし、グループの価値を創造することを目指す会社です。特徴は、グループ会社との結び付きが強いこと。コンサルティングというメイン事業で価値を発揮しながら、クライアントに設備投資やM&Aが必要であればグループ内の銀行や信託銀行、証券会社とも連携して多面的に事業成長を支援します。

シンクタンク・コンサルティング会社としての強みは、“老舗シンクタンク”の一翼を担い環境省や経済産業省、厚生労働省をはじめとした官公庁向けの政策立案支援を行い、ルール策定にも関与している点が挙げられます。またその知見を生かし、民間企業の経営戦略、サステナブル戦略、デジタル戦略、人事戦略を策定する実績も豊富に積んできました。大手企業から中堅・中小企業まで幅広く支援し、日本全体の成長力を高めることに貢献しようとしています。中には、10年以上の付き合いになるクライアントも存在します。

新卒入社から、希望部署に配属される「領域別採用」

――小田切さん、鬼頭さんは現在どのような仕事を手掛けていますか。

小田切:クライアントの中期経営計画の策定を主に行っています。近年は、経営戦略に影響を与える要素としてサステナビリティに関するコンサルティングニーズがかなり高まっており、他社の取り組み状況のリサーチから顧客に合わせた重要課題の特定やマイルストーンの設定など、サステナビリティの情報開示に向けた支援も多く行っています。

鬼頭:私は、民間企業や官公庁を対象としたサステナビリティに関するコンサルティング業務に従事しています。民間企業に対しては、脱炭素に向けてCO2(二酸化炭素)排出量の算定や目標設定、対外的な対応などを支援しています。官公庁に対しては、CCUS(*1)に関する海外の動向などのリサーチ・情報提供や、政策立案の支援が中心です。
*1 工業プロセスや大気中からCO2を分離回収し、利用もしくは地中に貯留する技術

――これまでの大変だった出来事や印象に残っていることはありますか。

鬼頭:学生時代からやりたかった仕事に就けているので、正直あまり大変さを感じていないのですが、大きな成長を実感した経験はあります。

入社2年目でクライアントの経営陣に情報提供を行った際に、「環境にいいことは分かるけど、それが経営とどう関わって、どんなメリットがあるのか」と質問を受けたことがありました。相対する人がサステナビリティの担当者であれば情報提供だけして終わっていたと思うのですが、経営陣と話したことで「クライアントの視点に立って物事を考えること」の大切さに気付けました。

小田切:あるクライアントの支援を行った際、私が経験の浅い社員であるという点に不安を抱かれ、取り合ってもらえないことがありました。個人的にはかなり悔しくて、何としても自分なりの価値提供をして認めてもらおうと、上司にその思いを伝えました。上司も受け入れてくれて、見守りながら私に仕事を続けさせてくれました。最終的にそのクライアントから感謝の言葉をもらえたときは本当にうれしかったですね。目の前のクライアントのニーズに対して誠実に向き合う重要性を、その経験から学びました。

――大変な経験をしながらも、全力で仕事と向き合い、楽しもうとしているのが伝わってきます。

山岡:みずほリサーチ&テクノロジーズでは、個人の意思を最大限尊重するために「領域別採用」を行っています。経営戦略・人事戦略・サステナビリティ・デジタル・ソーシャルデザイン・官民連携のそれぞれの領域で募集を行い、学生も同意の上で入社する形です。そのため、いわゆる“配属ガチャ”が起こりにくいのです。その後、本人の志向や幅出し目的、あるいは会社の状況によって異動することもありますが、新卒入社の時点では希望する部署に所属することが可能です。このような体制のため、小田切さんや鬼頭さんのようにやりがいを持って働けている社員が多いのではないかと思います。

若手が新規事業の種を見つけて、プロジェクトをけん引する

――独自のプロジェクトや活動はありますか。

山岡:10年ほど前から「チャレンジ投資」という、社員が企画・提案をする新しいテーマ探索や事業開発のアイデアに投資をして、実際にプロジェクトを推進してもらう取り組みをしています。

チャレンジ投資ではすぐに成果を求めることはありません。自由な発想を大切にしながら、まずは1つのプロジェクトをやりきってもらうことを重視しています。これにより、若いうちから自立して自らテーマを探索し、プロジェクトに取り組む人材を育成していきたいと考えています。

鬼頭:私は入社2年目からこのチャレンジ投資にプロジェクトリーダーとして参画し、貴重な経験が積めています。自然資本・生物多様性をテーマとして、他のメンバーとも協力しながらTNFD(*2)などに関する民間企業向けソリューションの検討や実際の支援を進めています。
*2 企業などが自然資本・生物多様性に関するリスクや機会を評価、開示するための枠組み

小田切:私も今年チャレンジ投資に応募し、「企業の非財務情報は財務情報に影響を与えるのか」というテーマで実証分析を行う予定です。

近年、サステナビリティや人的資本などの非財務情報の開示が求められてきていますが、それが財務状況にどう関わるのか関連性が見えず、行動を起こせていない企業も多いと認識しています。この実証分析を行うことでサステナビリティへの障壁が下がったり、非財務情報への関心が高まったりするといいなと思い、テーマを選びました。現時点では、「ガバナンス」や「ダイバーシティ&インクルージョン」などに関する非財務情報と財務情報の関連性について分析してみたいと考えています。

自立心を尊重しつつも、支え合いの精神が根付く社風

――社風や雰囲気の特徴を教えてください。

小田切:冒頭でも触れましたが、コンサルティング会社というとドライなイメージを持つ人もいるでしょう。しかし当社はそのイメージが大きく変わるほど、穏やかな人ばかりです。皆「クライアントにより良い提案をしたい」という熱い思いを持ちながらも、お互いサポートし合いながらチームで成功を目指しています。年齢や役職に関係なく、意見を柔軟に聞き入れてくれる人も多いです。私にはみずほリサーチ&テクノロジーズの社風はとても働きやすい環境だと感じています。

鬼頭:この業界は専門性が高く属人的になりがちだと思いますが、当社は自分が持っている知見を出し惜しみする人が少なく、気軽にディスカッションや情報共有が行われます。勉強会なども活発です。忙しいときには助け合うことも多く、協力しやすい環境だと感じます。

山岡:若手が働きやすい環境になっているようでうれしいです。誠実な人が多く、「組織で戦う」「中長期目線で人を育てる」という意識があるので、協調が生まれやすいのかなと思います。一方で、自立心を大事にする風土もあるように感じます。柔軟性とたくましさの両方を兼ね備えた、しなやかな組織を目指していきたいですね。

――どんな人がマッチすると思いますか。

小田切:いろいろなことに興味がある人、挑戦してみたい人が向いていると思います。当社はチーム内のみならず、他部署やグループ各社との連携がよく取れていて、協力し合える関係性となっているのが特徴です。私は経営戦略コンサルティングを行っているので、サステナビリティや人事戦略の部署、さらに銀行や信託銀行、証券会社ともよくコミュニケーションを取っています。連携しやすいからこそできる仕事も多いので、自由度の高い環境を求める人におすすめです。

鬼頭:「専門分野を1つだけに定めたくない」人にピッタリだと思います。チーム間の垣根が低いので「あの案件面白そうだな」と思ったら飛び入りで参加できますし、「この案件にはデジタルの知見が必要そうだ」と思ったらデジタル領域のチームに協力してもらうこともできます。あらゆる領域を経験できるのは、当社ならではだと思います。

その上、チャレンジ投資の取り組みもあるため、自分が興味のある領域で事業開発に挑戦することも可能です。私もそうですが知的好奇心が旺盛な人であれば、当社の環境は楽しくてしょうがないと思います。


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