SPコラム：コンサルタントには誰でもなれる

「外資就活ドットコム」の募集情報ページに今までに掲載された「コンサル・シンクタンク」カテゴリの企業は、なんと約110社以上にものぼります。
そして、外資就活ドットコムに掲載しているのは事業内容・将来性・給与などあらゆる基準をクリアした企業だけですから、実際に世の中に存在しているコンサルティングファームの企業数はそれどころではありません。

このようなことを言うと、当然皆様の中には「じゃあ、結局どのファームを選ぶのが正解なの？」「そもそも、どうしてこんなに種類があるの？」という疑問が生まれるかと思います。
それにお答えするにあたり、まずはコンサルティングの歴史を紐解いていきたいと思います。

コンサルティングファームという企業の歴史は19世紀後半まで遡ると言われています。
19世紀後半、第2次産業革命に伴ってアメリカの製造業は急速に発展し、より複雑かつ大規模な商品改善・製造プロセスの管理が求められるようになっていました。

そんな中、マサチューセッツ工科大学(MIT)の化学者が製紙会社に勤めていた博士と共に、製紙・化学業界の商品改善のための研究開発組織として立ち上げた「アーサー・ディ・リトル（ADL）」が、現在の「コンサルティングファーム」という企業のはじまりであると言われています。