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外資系金融機関で長期のキャリアを形成するという、“現実的な”選択肢

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sponsored by モルガン・スタンレー

誰もがその名を知る世界的な金融機関、モルガン・スタンレー。ファーストキャリアとしても、キャリアのゴールとしても、憧れを抱く人は少なくない。だが一方で、ハードワークや激しい競争環境といった、ステレオタイプなイメージが先行していることも事実だろう。

今回インタビューしたのは、新卒でモルガン・スタンレーに入社し、現在はマネージングディレクターとして同社で活躍する3人の同期社員だ。モルガン・スタンレーならではの企業カルチャーや仕事のやりがいなど、ここにしかない成長環境について話を聞いた。

〈Profile〉
写真左/原 千草(はら・ちぐさ)
内部監査、マネージング ディレクター
内部監査部のアナリストとして新卒入社。東京オフィスとニューヨークオフィスで勤務を重ね、現在は3度目のニューヨーク本社勤務。モルガン・スタンレー全社の主にテクノロジーエリアを担当する監査責任者を務める。

写真中/長谷川 友紀(はせがわ・ゆき)
ビジネス・アライアンス・マネジメント・オフィス ヘッド、マネージング ディレクター
投資銀行本部のアナリストとして新卒入社。株式資本市場部門、投資銀行部門、MUFGとのジョイントベンチャーである三菱UFJモルガン・スタンレー証券の立ち上げに伴う同社への出向などを経て、現在はビジネス・アライアンス・マネジメント・オフィスにおいてモルガン・スタンレーとMUFGのアライアンスの責任者を務める。

写真右/梅津 香織(うめづ・かおり)
日本におけるチーフ・ファイナンシャル・オフィサー、マネージング ディレクター
ファイナンス本部のアナリストとして新卒入社。日本における最高財務責任者。入社以来一貫してファイナンス部門でキャリアを構築。モルガン・スタンレー・ジャパン・グループおよび複数のグループ会社で取締役を兼務している。

※内容や肩書は2023年9月の記事公開当時のものです。
 

受けた恩を、次の世代へ還元していく

――今回のお三方へのインタビューは、梅津さんからのご提案だとお聞きしました。

梅津:そうなんです。インターンシップの参加学生や若手社員から「新卒で入った女性社員で、長くモルガン・スタンレーに勤めている方はいますか」とよく聞かれることがきっかけです。

私たち3人は部署も歩んできたキャリアも全く異なりますが、同期として25年以上お互いに励まし合ったり助け合ったりしながら今日までやってきています。いわゆる外資系金融機関でもそうやってキャリアを築いていくことができると知ってほしくて、今回の企画を提案させていただきました。

――25年モルガン・スタンレーで働き続けている、その原動力となる魅力はどんなところだと感じますか?

:私は現在ニューヨーク本社で勤務しているのですが、世界中どこのオフィスに行っても同じカルチャーを感じられることが魅力です。具体的にいうと、「collegial」なところ。日本語を調べると「合議的な」と出てくるのですが、それとは少しニュアンスが違います。

それぞれのメンバーが平等に権利や裁量を持ち、お互いにリスペクトしあいながら仕事を進めていく。良い意味で温かさと厳しさが同居しているようなイメージです。内部監査の仕事上、他の部署と一線を引くように心がけていますが、それでも常にチームワークやパートナーシップを感じながら働いています。

長谷川:同意見です。モルガン・スタンレーは、誰か1人のスタープレイヤーが引っ張っていくカルチャーではありません。チームでお互いに高め合うことを大切にしていますし、世界中の誰に相談してもすぐにレスポンスをくれます。いわゆる外資系のイメージとはかなり違いますね。

私はどちらかというと内向的で、アグレッシブに前に出ていくのは得意ではないのですが、こうした環境だからこそ長く勤務できているのだと思います。

梅津:フェアで、人を育てる意識も強いですよね。私自身、日本だけでなくニューヨーク本社の人たちからもサポートを受けてきましたし、自分も日本だけでなく他国オフィスのメンバーも成長を後押ししていきたい。自分がしてもらってうれしかったことやありがたかったことを、部署も国も跨いで他の人に返していく。そういうカルチャーが根付いている会社だと思います。

:コアバリューの1つであるGive Back(還元する)ですね。

長谷川:ボランティアなど社会に対するGive Backもありますが、社内でも世代を超えて還元できるように時間を使っているつもりです。その結果として長く勤めている人が多いのかもしれません。

梅津:私たちの入社時以前から新卒採用に力を入れていますし、未経験者が一から学びながら長く働きやすい環境があると思います。また中途入社の方も多く、経験者が他社で学んだことをすぐに生かせる環境、カルチャーも整っています。

長谷川:このカルチャーに共感して入ってきてくれる方なら、すぐになじめますよね。

梅津:もう1つ特徴的なカルチャーを挙げるなら、これもコアバリューに掲げているLead with Exceptional Ideas(卓越したアイデアで主導)。異なる視点やイノベーションを重視しているので、前例がないといって却下されることはありません。むしろ前例がないからこそ面白がって話を聞いてくれる。新しいアイデアが重視されるところも魅力です。

:単に仲がいいだけではお互いに成長できません。それぞれが次のステップや新しい仕事にチャレンジしているからこそ、お互いに励まし合って相乗効果で成長してくることができたのだと思います。

常に自分らしくいられる環境で、日々新しいことにチャレンジする

――カルチャーの魅力はとてもよく分かりました。仕事のやりがいについてもお聞かせいただけますか?

:先ほども少し触れましたが、私は内部監査を担当しています。経営陣に近い目線を持ち、独立した立場で会社全体のリスク管理に影響を及ぼすことができる点が魅力です。今このポジションになったからではなく、若い頃からシニアマネジメントメンバーと直接話をする機会も多かったですし、先日もニューヨークで取締役会の監査委員会で報告させていただきました。

モルガン・スタンレーは金融の最先端にいる会社なので、新しいアイデアやテクノロジーに常に触れることができます。私は飽きっぽい性分なので、色々なものに接して常に学ぶことができる環境はありがたいですね。人生の中で飽きることなく続いているのは、モルガン・スタンレーでの仕事だけです(笑)。

長谷川:私も同じ。飽きっぽいのに仕事だけは全然飽きない。今はモルガン・スタンレーとMUFGのアライアンス推進を担当していますが、常に新しいテーマが登場するので、毎日が本当に刺激的です。

それに、今の仕事はこれまでやってきた仕事が全部つながっている感覚なんです。資本市場や企業戦略を見てきたことも、法律のチェックや契約書を作成してきた経験も、全てが生きています。世の中の金融がどういう流れになっていて、その中で日本のプレイヤーはどう動いているのか。業界全体を見た上でわれわれは何ができるかを考える仕事なので、この点も大きなやりがいになっています。

梅津:毎日新たな学びがありますよね。私は入社以来ずっと同じ部署にいるのですが、一言でファイナンスといってもカバレッジは広く深く、マーケットや環境の変化に伴って求められることも変わっていくので常に新しい発見があります。

――1つの部署でキャリアを積み上げてきた梅津さん、さまざまな仕事を経験しながら今の領域に行きついた長谷川さん、そして海外でご活躍中の原さん。皆さんそれぞれのキャリアが大きく異なることも印象的です。

:おっしゃる通り、モルガン・スタンレーでは非常に多様なキャリアを築いていくことができます。自分に合った道を進んでいくことができるので、無理に自分を変えようとする必要はありません。挑戦することは大切ですが、「自分ではない自分」になろうとするのは負担ですよね。常に自然体の自分でいられることも、この会社で長く働けている要因だと思います。

異なる個性を持ったメンバーが、それぞれのやり方で輝ける環境

――こうやってお話ししていると、皆さんの仲の良さとお互いへのリスペクトを強く感じます。それぞれの印象を聞いてみたいのですが、長谷川さんと梅津さんから見て、原さんはどんな人ですか?

梅津:原さんは、ずば抜けたバイタリティと行動力の持ち主です。あと、軽やかにどんどん進んでいくので周囲は時間差でそのすごさに気づく感じです。気遣いの人でもあります。

長谷川:夏の太陽ぐらいの明るさを持っています。もちろん苦労や悩みもあると思いますが、それさえもパワーに変えてしまう。

梅津:社内外のネットワークも広く、懐が深いので私たちも含め多くの人から頼りにされています。

長谷川:自然と人が集まってくるタイプですね。

――なるほど。長谷川さんの印象はいかがでしょうか?

:とにかく何をやっていても瞬時に本質を掴んでまとめる鋭い洞察力を持っているので、いつも感心しています。こういう観点で物事を見ることができるのかって。

あとはこれもGive Backになりますが、彼女は社内の女性社員ネットワークを長らくリードしていました。みんなが働きやすい環境づくりや、後進の育成にも注力していて、そういうところも尊敬しています。

梅津:やり抜く力やレジリエンスがいつもすごいなと思います。そして先程の洞察力にもつながりますが、傾聴力と発信力が両方とも高い。日本にいながらニューヨーク本社のトップマネジメントへのコンタクトも多いですね。

長谷川:自分の力だけでやっているわけではなく、多くの人の力を借りてなんとかやっています。

:そしてその謙虚さ。

長谷川:ありがとう。それらの言葉だけであと10年は頑張れそうです(笑)。

――梅津さんの印象も教えてください。

長谷川:いつも感心するのは、仕事に対する姿勢。「こうするともっと良くなる」「ここはこう変えた方がいい」というポイントをすぐに見つけて、すごいスピードで変えていくんです。目利き力も実行力もすごいですね。

あとは一見クールなんですが、直接の部下に限らず若手のメンバーがどうすればより活躍できるかを真摯に考えています。会社のマネジメントにいるべきなのは、そういう秘められた優しさを持った人なんだろうなと思います。

:厳しさの裏側に優しさがあるというのは、まさに同じ意見です。もう1つ凄いのは、言うのに勇気がいるようなことでも、まっすぐ「これはダメだ」と言える姿勢。同じ女性として、見ていてかっこいいなと思いますね。

長谷川:実はそんなに簡単なことではないのですが、芯がぶれることがないですね。

タイパを気にするのはいいが、本当のパフォーマンスは後にならないと分からない

――とても素敵なカルチャーと仕事の魅力も伝わってきているのですが、「お三方がスーパーウーマンだから長くキャリアを築けるのでは」と感じる読者の方もいると思います。

梅津:むしろ私たちにできたのだから、ぜひ多くの方にキャリアパスの1つとして考えていただきたいです。

長谷川:私も産休でお休みしたり、子どもが小さい頃にアップアップした経験もあります。ただ、これからキャリアを築いていく皆さんにお伝えしたいのは、一時の大変さで仕事を辞めないでほしいということですね。

子育ては喜びも悩みも尽きないですし、両方長く続ければ続けるほどに、もう片方の世界で生かせる学びもあります。ワークライフバランス、ではなくワークライフミックスを楽しめるプロフェッショナルになっていただきたいです。モルガン・スタンレーも、仕事と子育てを両立できる環境づくりに力を入れています。

:社内にも色々な選択肢があるので、精いっぱいやっていれば道が開けてきますよね。

長谷川:有形無形のトレーニングも幅広く用意されているので、そこは安心してください。シニアになるに当たっての考え方とか、自分の中でのストレス解消法とか。あとはメンターになってくれる人も多くいて、キャリアの岐路に立った時に気軽に相談できる体制も整備されています。

:長くキャリアを築くためには何が必要かとよく聞かれるのですが、私が思うのはフレキシビリティ。入社する前は内部監査という仕事があることさえ知りませんでしたが、いざやってみたら自分に向いていました。なので学生の皆さんにお伝えできることがあるとしたら、自分のキャリアはこうだと決めつけず柔軟に対応していくことで、自分でも想像していなかった場所にたどり着くこともあるということです。

梅津:外資系の金融機関と聞くと、仕事が大変で拘束時間も長いというイメージもあると思いますが、勤務時間の管理や有給休暇取得など会社として徹底しているので、メリハリのある働き方が可能です。 私自身、キャリアを振り返ると全力で打ち込む時期もあれば育休等で仕事をセーブする時期もありました。

何かしらの理由で働き方を一時的に変える必要がある時は、会社にしっかり貢献し続けることが前提ですが、「自分はこういう状況なのでこういう働き方をさせてほしい」とオープンに伝えて話し合っていくことも大切だと思います。

長谷川:その時その時の自分にとって、どのラインが“精いっぱい”なのかを上司や周りのメンバーと話し合うことが大切ですよね。例えば育休から復帰した時にも、何も言わなければ上司としてもどうすればいいのか分かりません。人によって状況もニーズも違いますから。

「子が保育園に入ったばかりでよく熱を出すから今はこういう仕事は入りづらいけど、これならできるからやらせてほしい」とか、「半年後にはこういう状況になっているはずなので、その時にはこのチャレンジをさせてほしい」とか。ある程度先を見通した上で、自分のキャリアに戦略と責任を持って進めていくことも重要です。もちろんそれが、途中で変更になっても問題はありません。

――ありがとうございます。最後に、これから本格的に就職活動に臨む学生たちにメッセージをお願いします。

:これもモルガン・スタンレーのカルチャーですが、若手だからといって意見を取り上げてもらえないということは一切ありません。私自身、たくさんの意見を出して、それを基に議論させてもらって、だから育った部分が大きいと感じています。今は逆に自分がシニアの立場になったので、若いメンバーから吸収して学んでいきたいという気持ちがとても強いです。臆することなく、どんどん意見を出してほしいと思っています。

梅津:同意見です。私たちから伝えられることもたくさんあると思いますが、私たちも教わりたい。そして出てきた良いアイデアを生かし取り入れていく。まさに多様性の醍醐味だと思います。

長谷川:金融の知識がベースになくても構いません。新しいものの見方や価値観といった意見も大歓迎です。

:あと、キャリアや成果を焦らないでほしいとも思います。キャリアはスプリントではなくマラソンだと考えた方がいいとよく話すのですが、現代はネットで調べれば瞬時に何でも答えが返ってくるので、仕事においてもすぐに結果を求めてしまう方が多いように感じます。

でも、私たちがそうだったように、時間がかかったとしても少しずつ成長していることを実感しながら、そのプロセスを楽しみつつ、長い目でキャリアを構築していってもらえればうれしいですね。

――最近は「コスパ」の時間版として「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉も流行っているようです。

長谷川:そういう考え方があることは理解できるのですが、タイパの「パ」の部分って、後になってみないと分からないですよね。

梅津:たしかに! パフォーマンスを「結果」や「価値」だとするなら、やってみなければ分からない。これはいい言葉ですね。

長谷川:(笑)。仕事ってすごく楽しいので、焦ることなく楽しんでほしいですね。就職活動は大変なことも多いと思いますが、自分の力を伸ばしたり、自分でも知らなかった才能を発掘したりするきっかけにもなるはずなので、ぜひその先に広がる未来を切り開いてほしいと思います。

:そうですね。プロセスを楽しむのは難しい時もあるかもしれませんが、大変なことも糧にしつつ、ご自分に合う会社を見つけてもらえればと思います。もし当初望んだ仕事を手にすることができなかったとしても、先ほどお伝えしたフレキシビリティを持って、前向きに信じて進んでいけば、きっと素晴らしい未来が拓けるはずですから。

梅津:モルガン・スタンレーには多様なキャリアの可能性がありますから、ぜひ説明会や座談会など、社員と直接話しに来ていただければと思います。少しずつですが、オフィスで行われるイベントも増やしています。会社や社員の雰囲気をご自身で感じ、モルガン・スタンレーについてさらに知っていただけることを願っています。


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