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公認会計士の資格取得もゼロから支援。“世界を変革する”リーダーを育成する採用プログラム

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グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP)は、PwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)による独自の採用プログラムだ。採用者は入社から数年間、会社に所属しながら公認会計士の勉強に専念。資格取得後はグローバルリーダーシップの名称の通り、海外勤務を視野に入れながら監査やアドバイザリー業務を行うことになる。それと同時にリーダーシップやマネジメントの経験を積極的に積み、将来的にグループの中核を担うことも期待されている。同制度の11期生として活躍する猪尾葵氏に、制度の魅力と現状について伺った。

〈Profile〉
猪尾 葵(いお・あおい)
京都大学法学部卒。2019年入社。「世界を変革するリーダーを育成する」ことを目的とした採用プログラム、グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP:旧「育成採用」)の11期生。入社当初は公認会計士の試験勉強に集中し、2021年11月に論文式試験に合格。以降は消費財・産業財・サービスアシュアランス部(CIPS)に所属し、顧客への価値提供にまい進している。

※内容や肩書は2023年6月の記事公開当時のものです。
 

多様なバックグラウンドを持つ人材を採用するために

――猪尾さんは法学部のご出身だとお聞きしましたが、財務や会計についても学んでいたのでしょうか?

猪尾:大学時代は財務や会計について学んだことがありませんでした。ただ、GLP採用の先輩や同期を見ると、理系で水の研究をしていた人などもいて、むしろ会計に触れてきた人の方が少数派に感じます。GLPは会計以外の分野からも人材を登用して、異なる価値観や視点を取り入れることが目的の一つなので、皆さん多様なバックグランドを持っています。

――とてもユニークな採用プログラムですよね。

猪尾:そう思います。私自身はGLPの前の「育成採用」という制度名の時代に入社し、この制度でいうと11期生になります。長く続いている制度で、他の法人にはなかなかないと思いますし、採用人数自体も増加中です。10期生まではこの制度の利用者は年間で数人でしたが、私の同期は11人。今後はもっと増やすと聞いています。

――公認会計士の勉強は内定をもらってから始めたのですか?

猪尾:私の場合はそうでしたが、学生時代を謳歌(おうか)するために勉強は入社してからという人もいますし、そこはそれぞれですね。合格するまでは会社の業務はせずに、提携している専門学校に通いながら勉強します。私は合格するまで2年半かかりましたが、もっと短い期間で受かる方もいます。

――難関の資格だと思いますが、合格のカギになったと感じるのは?

猪尾:先輩方のサポートですね。私自身は学校で授業を受けるより家で勉強したいタイプだったので主にそうしていたのですが、1人でやっているとどうしても「この勉強法でいいのかな」と不安になるんです。そんなときに、GLPの先輩で私と同じような勉強をした方からアドバイスを頂いたり、食事に連れて行ってもらったりもしました。GLP採用のメンバーはタテのつながりが緊密で、本当に心強かったですね。

「Act with integrity」「Work together」の精神が隅々まで浸透している

――現在のお仕事内容について教えてください。

猪尾:私がメインで担当しているクライアントは大手商社で、消費財を扱う部門の監査業務を行っています。実務を担当するようになって2年目ですが、任される範囲は幅広く、部門の勘定科目は全て1人で見ている状況です。

仕事をする上では、PwCの行動規範の1つである「Act with integrity」を大切にしています。これは誠実に行動するという意味で、その結果として、クライアントに対しても投資家に対しても質の高い監査を提供することができていると思います。また、「Work together」という意識もチーム全体に浸透しており、誰かが壁にぶつかったときも、メンバーがお互いに助け合おうとする気持ちがとても強いですね。

リーダーやパートナーも常に「チームプレーを大切に」するよう言っていて、そこもPwCの強みの一つだと感じます。

――この仕事のやりがいはどんなところでしょうか。

猪尾:仕事を通じて新しい知識を得たり、困難を解決したり、そうした一つ一つの積み上げによって自分の成長を実感するときでしょうか。私の場合は、監査だけでなくアドバイザリーにも関わっているので、例えばアドバイザリー業務で得た知識を監査で役立てられたときはとてもうれしいです。

――お話を伺っていると、楽しそうに仕事をされている印象です。

猪尾:はい、すごく楽しいです。私は入社してから資格試験に集中していたので、同世代がどんどん仕事の経験を積んで成長している一方で、自分はまだスタートラインにさえ立てていないことに焦りを感じたこともありました。これはGLP採用者の多くが感じることかもしれません。しかし、先ほどお伝えしたように先輩たちのサポートでその期間を乗り越えて、今は自分が身に付けた知識を発揮できる場に立つことができています。毎日がとても充実していますね。

キャリア構築の軸は、「女性として強く生きる」こと

――就職活動のお話を聞かせてください。元々はどんな業界を志望していたのでしょうか。

猪尾:インターンのときは、監査法人だけでなく、商社、メーカー、コンサルティングなども幅広く見ていました。ただ、実際に面接に行ったのはPwCあらたともう1社の大手監査法人だけで、PwCあらたに決めたのはGLPの採用コンセプトが自分の軸に一番フィットしていたからです。

――自分の軸とは?

猪尾:女性として強く生きることを軸にしていました。女性が一個人として生きていくためには、まず経済的に自立する必要がありますよね。そのためにはきちんとしたキャリア形成が求められるし、できれば資格などの付加価値も欲しい。そう考えたとき、PwCあらたのGLP採用が自分のイメージする未来に一番ぴったりなんじゃないかと感じました。

――実際に働き始めてその印象は変わりませんか。

猪尾:全く変わりません。入社して本当に良かったと思います。今はまだ自分の中で女性として強く生きるためのバッジを集めているところですが、それをどんどん増やしていけば、複合的にからみ合って、理想とする姿に近づけるんじゃないかと思っています。

――「バッジ」とはどういった意味合いですか? 

猪尾:ダイバーシティという言葉が話題になり始めてから意識するようになった考え方です。例えば女性だからダメだとか、逆に女性だから無条件に評価されるということではなく、その人が持っている女性という「バッジ」をいかに輝かせられるか。その輝かせ方をフラットに評価することが、本物のダイバーシティなんだろうなと思っています。

会計監査の世界はこれまで男性が中心でしたが、そこに女性が進出することで、また違った視点が提供できるはずです。つまり、女性×資格という2つのバッジを持った人材になることができる。さらにはコンサルティングスキルを磨いていけば、3つのバッジを持つことになり、相乗効果によってそれぞれのバッジがさらに輝くと考えています。それが私の「女性として強く生きる」という理想像であり、今はそうしたバッジを1つ1つ集めているところです。

海外で活躍し、後輩たちに道を開きたい

――これからの目標を教えてください。

猪尾:やはり、海外で活躍することが目標の一つです。海外業務には、主に監査業務と新規顧客開拓の2つの領域があって、いずれはどちらにもチャレンジしたいと思っています。

会計には、その国独自の会計基準とIFRSと呼ばれる国際会計基準があります。私の担当しているクライアントはIFRSを採用しているので、日本国内でも国際基準を経験しているのですが、やはり海外での国際会計基準の実情や厳格性などを体感してみたい。新規顧客の開拓は上の職位の方が担当することが多いので、まずは監査業務で海外を経験し、将来的に再度渡航してマーケット開拓にも携わることが目標です。

――海外で活躍するメンバーは多いのでしょうか?

猪尾:もちろんたくさんいらっしゃいますが、複数回海外に駐在するケースはそれほど多くないかもしれません。だからこそ、私自身がその前例になれればと考えています。グローバルという名称が付いた採用コースなので、海外志向の学生さんも多いと思いますし、私たちの世代が海外にどんどん出ることで、後輩たちもさらに行きやすくなると思います。

――女性の場合、出産・育児といったライフイベントもありますが、そういう方でも海外勤務は可能でしょうか。

猪尾:可能だと思います。PwCあらたは、その個人が将来どんな姿になりたいかを重視していて、私自身、そこに惹かれて入社を決めました。子どもがいる女性であっても、海外志向が強ければしっかりサポートしてくれるはずです。

――GLP採用には「リーダーシップ」の名称も付いています。その点についてはどうでしょうか。

猪尾:私もリーダー的な存在になっていきたいと考えています。PwCの理念に「Speak Up」というものがあるのですが、これは何かおかしいと感じているとか、異なる意見を持っているのならしっかり声を上げようという意味です。

私自身この理念にとても共感しています。自分なりの意見を持って、その意見を声に出し、行動につなげられれば、その人は最終的にリーダーのような存在になりますよね。自分の意見を伝えることをためらわない。「Speak Up」を突き詰めた結果として、GLP採用の「リーダーシップ」を体現できるのだと思っています。

――GLP採用には、どんな人が向いているとお考えですか?

猪尾:GLP採用は、その方の個性や資質をまるごと見せていただいて、それをPwCの業務で生かしてもらうための制度です。「その方自身」を求めているので、会計や財務の知識は入社時点では問いません。ちなみに私の場合は、人とコミュニケーションを取ることが好きで、好奇心が強いタイプなのですが、そうした個性が評価されて採用してもらえたのかなと思っています。

向いている人については、ひと言ではなかなか難しいですね。最初にお伝えした通り、GLPは多様な人材を登用することが目的なので、そういう意味ではどんな方にもチャンスがあります。たくさんの方に興味を持っていただければうれしいですね。


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