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自由闊達で、懐が深い。日本を代表するFASの若手が語る、「私が成長する理由」

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sponsored by デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー

拡大を続ける日本のM&A市場。バリュエーション(企業価値の評価)やビジネスデューデリジェンス(対象企業の調査)といったM&Aに関するアドバイザリー業務を行うFAS(ファイナンシャルアドバイザリーサービス)への注目度も年々高まっている。

中でも若手の成長が著しいと評判なのが「デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(DTFA)」だ。社員数1000人を超える国内有数のプロフェッショナルファームで活躍する3人に会社の魅力、そして自らの成長の背景について伺った。

〈Profile〉
写真中/塩田 澄子(しおだ・すみこ)
国際教養大学グローバルビジネス課程卒業後、2018年新卒入社。新卒1期生。テクノロジー・メディア&テレコミュニケーション業界を中心にM&Aアドバイザリー業務に従事。通信会社などによるクロスボーダーバイサイド案件から国内セルサイド案件まで幅広く関与している。

 
写真右/上野 瑚子(うえの・ここ)
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、2020年新卒入社。金融機関やテクノロジー・メディア&テレコミュニケーション業界向けにM&Aアドバイザリー業務に従事。バリュエーションを中心に、ビジネスデューデリジェンスや市場調査等の業務も経験。

 
写真左/志手 維吹(して・いぶき)
京都大学工学部工業化学科卒業後、2020年新卒入社。エネルギー関連業界や建設業界を中心にM&Aアドバイザリー業務に従事し、M&A後の新会社における分科会支援/PMO・業務設計も経験。

※内容や肩書は2022年6月の記事公開当時のものです。
 

「専門性を高めたい」人も、「幅広く基礎を身に付けたい」人も

――学生時代はどんな就活をしましたか?DTFAに入社を決めた理由も併せてお聞かせください。

塩田:大学でグローバルビジネスを専攻していて、いろいろ学ぶ中でM&Aに関心を持つようになりました。留学したビジネススクールでもM&Aの授業を受けて、その奥深さに感銘を受けましたね。

DTFAに決めたのは、もともと学生時代にグループ会社のDTVS(デロイト トーマツ ベンチャーサポート)でインターンをしていたことや、CFA(コーポレート ファイナンシャル アドバイザリー)の他にもバリュエーションやコーポレートストラテジーなどにも関わることができて、入社してからの成長機会が多そうだと考えたからです。

上野:私の場合、明確にやりたい仕事があったわけではないので、当初はさまざまな業界や領域に携われるコンサルティングファームを検討していました。ただ、業務の幅が広すぎると何が強みなのか分からない人材、言葉は悪いですけれど器用貧乏になるかもしれないと思うようになって。

DTFAであれば、クライアントの成長に寄与しながら自分自身もM&Aや財務の専門知識を身に付けられるので、ここにしようと決めました。現在は入社3年目ですが、仕事はすごく楽しいですし、入社前に想像した通りの環境で働けています。

志手:僕は最初、投資銀行や戦略コンサルを中心に就活をしていたのですが、そこで働く10年後の自分をイメージしたときに、なんだかちょっとぼやけているなと感じたんですね。将来やりたいことがはっきり決まっていたわけではないので、最初から選択肢を絞りすぎるのではなくて、幅広くベーシックなスキルと能力を身に付けられるFASの方が理にかなっているんじゃないかと考えるようになりました。

戦略にも投資にも寄りすぎず、財務の知識やディールの進め方なども広く身に付けられる。FASを経営の“総合格闘技”だと例える人もいますが、まさにその通りだなと。幅広く経験しながら、いずれ尖っていく領域を見つけようと思って入社しました。

――専門性を持ちたいと考えた上野さん、ベーシックな力を身に付けたいと考えた志手さん、お二人のお話が対照的で面白いですね。

志手:僕の場合はそもそも自分がどんな業界で何の仕事をしたいのか、手探り状態から就活をしたので、まずは広くカバーできる仕事ということでFASを候補にしました。言ってみればマクロ的な視点なんですけれど、上野さんのように最初からM&Aや財務などの専門性に焦点を当ててこの仕事を選ぶというのももちろんありですよね。

上野:私はもともとプロフェッショナルファームがいいなと思っていて、その中でも「バリュエーションができます」「財務が分かります」といったように何か強みが欲しかったんですね。ただ、このファームを卒業した方々は、事業会社からファンドまでさまざまな業界で活躍しているので、まずは幅広くビジネスの力を付けたいという人にも向いていると思います。どちらのタイプにもマッチするのが、DTFAの大きな魅力かもしれません。

部門や法人の垣根を越えて、最適なソリューションを追求する

――それぞれの現在の担当と、この仕事のやりがいについてお聞かせください。

塩田:私の業務はCFAで、担当はTMTというインダストリーです。TMTはテクノロジー・メディア&テレコミュニケーションの略。通信業界やIT企業などがクライアントになります。CFAは、M&A案件の立ち上げからクロージングまで全体を通じてサポートをする仕事です。企業買収の検討段階から入って、実際に買う決断をしたらその橋渡しも行い、ディールをまとめていく。その間の初期的な情報収集やリサーチから、全体に係るプロセスマネジメント、最終的な契約交渉などまで一貫してサポートします。

この仕事の魅力もまさに、クライアントに対して最初から最後まで関われることだと思います。だからこそ案件がまとまったときの達成感も大きいし、M&Aによってクライアントが良い方向に進めば一緒になって喜べる。毎日が本当に充実していますね。

上野:私の担当はバリュエーションといって、M&Aをする際にその企業や事業の価値評価をする仕事です。銀行や保険などの金融業界をメインとするチームに所属しているのですが、私はいろんな経験を積みたいと思っていて周囲にもそう伝えているので、TMTの案件に入れてもらったり、ビジネスデューデリジェンスにも参加させてもらったりしています。DTFAはそうやってチームや業務を越境して働くことができることも特徴です。

――新卒入社の場合、職種は最初から選べるのでしょうか。

塩田:新入社員は、基本的に半年ずつ2つの部門をローテーションします。私はM&Aの全体像を学びたかったので最初からCFAのチームを希望して、次にCFAに戻ってくる前提でバリュエーションのチームに行きました。そうやってローテーションをしながらやりたい仕事を見つけたり、自分の身に付けたい専門性を学んだりできる仕組みになっています。

上野:業務内容だけでなく、上司のキャラクターによっても部門やチームの雰囲気は変わってきます。さすがに入社前にそれは分からないので、ローテーションしながら自分に合うかどうかを見極められるのは、新人としてはありがたかったですね。

――志手さんのお仕事についても教えてください。

志手:僕はコーポレートストラテジーで、インダストリーはエネルギーや商社、建設となっていますが、上野さんと同じく業界にとらわれずにいろんな企業を担当しています。業務としてはいわゆるコンサルティングにかなり近くて、ビジネスデューデリジェンスの他に企業戦略の策定など、クライアントの課題全般を解決するのが仕事です。

この職種の特徴でいうと、前例のない案件が多いですね。仕事が定形化されていないので、ほとんどゼロからソリューションを考えることもよくあります。大変ですけれどそこが面白いし、やりがいです。一つずつ経験を積むことで自分の引き出しが増えることも実感できています。

それと、グループ会社との協業が多いのもデロイト トーマツの強みかもしれません。大きな案件ならグループ全体で1000人くらい関わっている場合もあります。デロイト トーマツ グループには税理士法人、コンサルティング、弁護士法人など専門性の高い会社が多く、共同でクライアントに提案するようなことも普通にあって、それもすごくいい経験になりますね。

上野:入社してみて感じたのは、サービスラインとかインダストリーでかっちり分かれているわけじゃないということ。デロイト トーマツ グループ全体で見ても垣根を越えて同じプロジェクトを推進していますし、この部署だからこれしかできない、というような制限はありません。

――グループ内にいろいろな会社がある中で、協業することも多いとなると、就活する学生はどの会社を選べばいいか迷いそうですね。

志手:たしかにそういう面もありますが、少し厳しい言い方をすれば、それを決められないならそもそもこの業界は難しいかもしれません。自分自身の進む道を意思決定できない人が、クライアントに大きな決断を促すなんて無理ですよね。

ぜひ、自分のバックグラウンドを分析して真剣に考え抜いた上で、自分なりのロジックを組み立てて将来の可能性を見定めてください。自分が決めた道であれば、きっとそれに正解も不正解もないと思うので。

上野:志手くんに怒られそうですけど(笑)、私個人としては社風や人で選ぶのもありなのかなと。学生が働く前に仕事内容をどんなにイメージしてもやっぱり限界があるし、想定外も必ずあります。そういうときに周りの人や雰囲気に助けられることはあるだろうし、その方がモチベーションも続く気がします。

塩田:たしかにグループでの協業が多いのはデロイト トーマツの特徴で、刺激し合える環境は魅力だと思います。もし迷うというなら、まずはシンプルに自分の関心を入り口にしてもいいのではないでしょうか。私のようにM&Aに興味があればDTFAがファーストチョイスになるし、コンサルにも関心があるならDTC(デロイト トーマツ コンサルティング)、公認会計士の資格があれば監査法人、税務を学んできたなら税理士法人と、グループにはいろいろな会社がありますから。

モチベーションが高く、尊敬できる人ばかり。人間関係のストレスはない

――入社後、ご自身が成長したと感じる部分を教えてください。

塩田:一番大きく変わったと思うのは、見られ方を意識するようになった点ですね。新卒だと知識も経験も不足していますから、そこを補っていくために、例えば他のメンバーより一足早く仕事を始めたり、とにかく自分がその案件に積極的に関わろうとする態度や意欲を見せる。他者から見て、どんな人と一緒に働きたいか、どんな人なら信頼されるかを考えて行動するようになりました。

上野:いろいろありますが、ビジネスパーソンとしての基本は確実に身に付きました。エクセル、パワーポイントといったツールの使い方もそうですし、簡潔に要件を伝えるメールを書くのだって案外難しい。クライアントへの対応など、ビジネスの基礎をこの会社でたたき込んでもらったと感じています。

志手:僕の場合、仮説を立てるスピードと精度が格段に向上しました。困難な課題に直面したとき、どこに情報を取りにいけばいいか、とにかく素早く当たりを付けて情報収集し、仮説を立てて検証する。コーポレートストラテジーは言ってみればひたすらそれを追求する仕事なので、そのサイクルは確実に速くなりましたね。

――会社の魅力について、他に気に入っている点があればお聞かせください。

志手:フレックス制度はありがたいですよね。前日遅くまで働いたら、翌日はゆっくり出勤できる。ワークライフバランスは配慮されていると感じます。リモートワークもかなり浸透してきました。

上野:上司の皆さんが優秀で、モチベーションが高いところですね。大学の友人と話をすると上司に恵まれないという話を聞くこともあるんですが、DTFAの場合それはない。これって実はかなり幸せなことだと思うんです。尊敬できない人が上司で、なんでこの人の言うことを聞かなきゃならないんだって思いながら仕事をするのはすごくストレスですから。

塩田:それは同感です。入社以来、私もネガティブな人間関係でストレスを感じたことはありません。ハラスメントについても聞かないですね。

上野:もちろん人間なので合う合わないはあると思いますが、合わない人とは単純に距離を置けばいい。異動の希望が通りやすいし、社内コンプライアンス制度も整っています。余計な悩みを抱えずに、仕事だけに集中できる環境はありがたいですね。

志手:マネジメント層との距離の近さも魅力だと思います。新卒でも、チームの責任者と率直に会話できるし、気軽に食事をする機会もある。こちらから声をかけて嫌な顔をされることもありません。風通しはすごくいいですよね。

僕は現在コーポレートストラテジーに所属していますが、近々、別の部門に異動予定です。自分の中で次にやりたいことが見えてきたので、それを上司に相談したところ、異動をサポートしてもらうことができました。社員一人一人のキャリアをしっかり考えてくれる文化があると感じます。

塩田:あとは会社が成長しているので年々新卒採用数が増え、同期が多くなっているのもいいことだなと思います。新卒1期生の私としてはうらやましい。この仕事は横の繋がりも重要で、別の部門に同期がいれば何かと相談しやすいし、案件を一緒にやろうという声もかけやすいですから。上下関係もそうですが、横のつながりも強くなって、これからますます風通しのいい組織になっていくと思います。


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