会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます

こんにちは!メーカー業界で内定を獲得した、地方私立大学に通う者です。今回はインターン参加を通じて就活を成功させるためには何をすればいいかについて、これから就活が本格化する方たちにお伝えできればと思います。
私は夏インターンに参加した時点では、正直まだ志望業界も絞れていない状態でした。とりあえず「動かなきゃ」という気持ちで、多くの業界・企業に手を伸ばしていました。
でも、だからこそ得られた気づきがたくさんあります。夏の段階で動いてみることが、のちの選考や自己分析、志望動機の深さにどうつながったのか。体験ベースで振り返っていきます。前編と後編に分かれておりますので、後編の記事も合わせてご覧ください。
参加インターンの概要と狙い方の変化
応募時点では「手広く打つ」戦略だった
私が夏インターンに応募したのは、就活を始めたばかりの5月〜6月頃。
当時はまだ志望業界も職種もそこまで明確ではなく、「とにかく色々な業界に触れてみたい」という思いから、業界・企業規模を問わず、目に入ったインターンには片っ端から応募していました。
メーカー、インフラ、金融、商社、コンサルなど、幅広い業界を受けた結果、最終的にES提出だけで30社以上、実際に参加できたインターンは10社程度でした。
実際に参加した企業のジャンルと特徴
参加したインターンの傾向としては、以下のようなバランスでした。
- インフラ系:電力・高速道路など(2社)
- 金融・保険系:保険会社やM&A関連(2社)
- その他:大手商社子会社・通信系など(数社)
文系向けに設計されたプログラムが多く、職種としては営業・企画・人事・法務・経理など事務系職種のワークが中心でした。
最初は「業界理解」が主な目的でしたが、参加していく中で、“仕事の進め方の違い”や“社員の雰囲気”なども企業ごとに明確に違うことがわかり、選び方に変化が出てきます。
徐々に“選考優遇につながるタイプ”を意識
インターンに参加していく中で、「この企業はインターン経由の優遇がある」「この企業は本選考に直結しない」という情報が少しずつ見えてくるようになりました。
特に私が意識するようになったのは、以下の特徴です
- 選考あり(ES+Webテストや面接あり)で倍率が高め
- 参加後に「本選考の優遇」や「早期ルート案内」がある
こうしたインターンは、参加するだけで企業側に“評価情報”が残ることが多く、本選考時にES免除や面接スキップといった形で優遇されることもあります。
私自身、最終的に内定をもらった企業はすべて夏インターンに参加していた企業でした。
文系就活生が押さえるべきインターンの種類・形式・特徴まとめ
インターンと一言で言っても、その実態は企業によって千差万別。
私も最初は「何が違うのかよくわからないまま」応募していたけれど、数をこなすうちに“違いが分かる”ようになり、それが選び方・活かし方に直結しました。
ここでは、実体験ベースで、文系就活生が押さえるべきインターンの分類をまとめます。
【1】日数で見るインターンの違い
半日〜1day型:入口として最適、ただし選考優遇は少なめ
- 特徴:オンライン開催が多く、参加ハードルが低い
- メリット:業界の雰囲気をつかむのにちょうどいい
- デメリット:優遇につながるケースは少ない(あってもES通過レベル)
私も5社以上参加しましたが、「短時間で会社理解が進んだ」反面、「名前は覚えてもらえない」という印象もありました。
2〜3days型:選考型インターンの主戦場
- 特徴:事前選考あり/企業の“本気度”が高い/参加者のレベルもやや高め
- メリット:本選考での優遇につながる可能性が高い
- デメリット:移動や宿泊が必要な場合も
私が参加した中では、メーカー・インフラ系の2daysインターンが、最も選考優遇と直結していました。
理系の方であれば、専門性を活かした中長期のワークショップが用意されている事がありますが、文系の場合はあまりありませんので、これくらいの長さのものが現実的には多く参加することになるのではないかと考えています。
ただ、このようなインターンシップもしっかり参加中の様子を社員に評価されていますので、気を引き締めて参加する必要があります。
5days以上:超本格派だが、選考ハードルも高い
...
会員登録して全ての内容を見る
続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。
この記事を友達に教える


