sponsored by レアゾン・ホールディングス
「世界一の企業へ」――そんなビジョンを見て、あなたは何を思うだろうか。全社員が本気で「世界一」を目指し、新規事業の創出・推進に特化して成長を続ける企業がある。
それが株式会社レアゾン・ホールディングス(以下、レアゾン)だ。有名大学・大学院や、外資系コンサルティングファームなど国内外のトップ企業から、精鋭たちが集結している。
傘下にあるのは全て新規の事業会社。中でも2020年4月にスタートしたフードデリバリー事業「menu」を手掛けるmenu株式会社は、わずか1年で47都道府県への展開と国内60,000店舗の加盟店舗化を実現し、2021年6月にはKDDI社と資本業務提携契約を締結した。
意味のある失敗を重ねながら、世界的に価値のある事業を創出するヒントを、佐藤裕一氏と髙松正希氏の2人に語ってもらった。
起業で苦労したのは「優秀な人材を集めること」
――お二人の経歴と、レアゾンでの担当業務を教えてください。
佐藤:東京大学大学院で航空宇宙工学を専攻し、人工衛星の異常を自動検知する研究を行っていました。それから、BCGに入社、起業を経て2012年12月にレアゾンに参画しました。
担当領域は、職種長としてレアゾン全体のデータ分析およびBizDev(新規事業開発)の管掌と、事業としてはmenu事業の責任者を務めています。
髙松:私は中学まで大分県で過ごし、日本の教育が自分には合わないかもしれないと感じていました。そこで、「渡米したい」と両親に相談し、アメリカの高校に進学したんです。幼い頃から新しいものを作ることが好きだったので、ロヨラ・メリーマウント大学(Loyola Marymount University)で機械工学を専攻しました。
在学中に自分でスマートフォンに貼るカードホルダーを作り、中国で生産してAmazonで販売する事業を通じて、ビジネスに興味を持ったんです。コロンビア大学大学院で経営工学を学び、2020年12月に修了しました。
レアゾンには、2020年6月からインターンとして参加しています。外資コンサルも就職先の一つとして考えていたのですが、2021年2月にレアゾンに入社しました。海外SNS事業のプロジェクトマネージャーとして、7〜8カ国のメンバーが集うグローバルチームと共にリモートでプロダクトを制作しています。
――佐藤さんはBCGから起業を経て、レアゾンに入社しています。起業や転職のきっかけは何だったのでしょうか。
佐藤:BCGに入社したのは、宇宙産業がなかなか成立しない原因が、技術要因ではなく研究予算確保や価値創出など、「ビジネス面」にあると感じたのがきっかけです。そこからビジネスへの興味が湧き、BCGへ就職しました。
しかし、コンサルティングファームには優秀な人材が集まるので、ここでの役割は優秀な同僚に任せて、「自分にしかできない仕事をしよう」と3年2カ月でBCGを離れたんです。事業内容を決めずに会社をつくりましたが、大学院時代にお世話になった交渉研究の権威の先生たちと共に、企業向けにコンサルティングや交渉のトレーニングを行う事業を立ち上げました。
交渉の授業は、海外ではビジネススクールやロースクールで人気がありますが、日本ではまだなじみが薄い分野です。交渉は説得とは違い、相手と利害関係がある中で問題解決を図る行為なので、世界に誇る日本の企業たちが技術としての交渉力を身に付けて、コラボレーションしてほしいという思いを込めて事業推進していました。
そんな中で、代表の渡邉真と知り合いました。当時から世界一を目指しながら、ビジネス設計については私も勉強になるくらい長けた人だったので、「いつか一緒に働きたいので、まずは自分の事業を形にします」と言ったのですが、渡邉に諭されました。
「アメリカや中国のような巨大マーケットならともかく、日本の小さいマーケットで、独りで戦ってどうするんですか。スポーツと違って、10億人味方に付けることができるのがビジネスですよ」。私は、研究やコンサルティングといったプロフェッショナルワークが長くて考えたことがなかったのですが、それはそうだと改心して、会社を持ちながらも合流しました。
――レアゾンに参画してみて、どのように感じましたか。
佐藤:レアゾンのメンバーは、全員が何かしらの領域におけるプロフェッショナルです。そんなメンバーが世界一を目指して、毎日真剣に働いていることに驚きました。
自分で起業して痛感したのは、領域の違う優秀な人材はなかなか集まらない。レアゾンのように真剣な人たちが集まる環境はあまりないので、レアゾンにウエートを置く方が世界のためになると、割合を寄せていきました。

佐藤氏
新規事業を「やらされているか」それとも「やりたいか」
――髙松さんはどのような考えを持って就職活動を進めていましたか。
髙松:就職は起業や外資コンサルなどで迷っていましたが、正直なところコンサルティングファームで、パートナーまで在籍するイメージが持てませんでした。
そんなときに出合ったのがレアゾンです。「ゼロから何かを作りたい」という思いは比較的明確だったので、コンサルティングファームを経由せずに新規事業の創出に直接携わる道も面白そうだと感じました。
レアゾンに在籍する人たちも魅力的だったので、在学中からプロジェクトに参加しました。インターンながら、海外SNS事業のプロジェクトマネージャーを任せてもらい、そのまま入社したんです。
――インターン中からプロジェクトマネージャーになったと。こうした大抜てきはよくありますか。
佐藤:その人の適性によるので、あり得ます。髙松さんの場合は、新しいものを作りたい意欲やネイティブレベルの英語力、優れたコミュニケーション能力を兼ね備えていたので、スタッフ全体から見てSNS事業のプロジェクトマネージャーに最適だと判断しました。
レアゾンには学生から50代まで幅広い年齢層の社員がいますが、その中で最も事業を伸ばせそうな人に責任者をお願いします。年齢や社歴は関係ありません。なぜなら、周囲がサポートできる部分はありますし、伸びるための失敗は問題にはならないです。適任者には自分ごととして事業に取り組んでもらっています。
――インターンそして新卒から責任者を任され、やはりプレッシャーはありましたか。
髙松:そうですね。レアゾンに入った理由の一つが、年齢・学歴関係なしに大きなことを任せてくれる点だったので、想像以上のタスクを任せられて良かったと思います。インパクトのある仕事ができる機会をもらっていると実感しています。
また、先日新入社員研修でプレゼンを行う機会があったのですが、クオリティーの低いプレゼンをしてしまって。そのときは佐藤さんや他の執行役員から苦いコメントをもらいました。
でも、正直に言ってもらえたことがうれしかったんですよね。成長してほしいという期待の裏返しだと感じましたし、ありがたいと思っています。

髙松氏
――BCG出身の佐藤さんから見て、コンサルティングファームとレアゾンの大きな違いは何でしょうか。
佐藤:コンサルティングファームとレアゾンは、事業の責任を自分が背負うことと、「失敗」を成功に向けた投資として理解してもらえる点で大きく異なります。
コンサルティングにおいては、新規事業の判断や推進をするのは、あくまでクライアントである大企業の役員や社員の皆さんです。コンサルタントは、クライアントが実現できて、取り組む価値のある事業の道筋を考えます。
一般的に企業が大きくなるほど、失敗や一時的な損も許容できないようになってくるので、大きく事業を伸ばすよりも、なるべく失敗のない方法を検討する必要があります。
一方で、レアゾンでは新規事業の中で判断し、推進し、創造的な解決策を見つけるのはもちろん自分です。
世界一という遠くにある目標を見ているので、大企業では敬遠されがちな「不確実さ」というリスクは、「どうしたら自分たちが受け入れられる形と規模になるのか」を考える対象になります。事業では、やってみないと分からないことがたくさんありますが、完璧を目指して消費する膨大な時間を、小さい失敗を積み重ねることで大きく圧縮しています。
――失敗やリスクに対する考え方が正反対ですね。
佐藤:レアゾンはmenu以前、資金調達を実施していなかったので、私は「仲間が必死で稼いだお金を無駄にしたくない」という思いから、支出上の失敗をできるだけ避けていました。しかし渡邊から「そんな理由で挑戦の回数を減らすなら、そもそも新規事業なんて取り組まない方がいい」と言われて、言葉が見つかりませんでした。
――新規事業に注力する企業は近年増えていますが、他社とレアゾンの最も違う点はどこでしょうか。
佐藤:違いは大きく二つあり、一つ目は新規事業に対するスタンスです。おそらく新規事業を「やらざるを得ない」企業は少なくないはず。既存事業の成長が頭打ちになり、新規事業を投入しないと成長できないから、経営課題として取り組んでいる会社も多いと思います。
しかしレアゾンは、新規事業を「やりたい」。本当に伸びる、世界で一番好きになってもらえる新規事業を作りたい。だから意思決定に対して筋を通しますし、ホールディングスとしても新規事業を全力で応援します。
二つ目は事業推進者の質です。他社では課長職以下が事業を推進する場合もありますが、レアゾンでは役員クラスが本気になって最初の立ち上げを行います。例えば、menuの配送網立ち上げを牽引したのは、当社に来る前に外資系メーカーのシンガポール拠点から、消費財ブランドのアジアビジネスを管理していた執行役員です。
学歴・年齢問わず活躍できる場を、どう生かすかは自分次第
――かなりシビアな環境だと思いますが、そこに優秀な人材が集まる理由は何だと思いますか。
佐藤:能力を生かす土壌があるからかもしれません。優秀な大学は世界に多くあり、優秀な人はたくさんいます。例えば、東京大学の卒業生は年間何千人もいるので、「東京大学卒業」だけだと個性にならないと思います。また、領域を絞るほど「その道のプロだ」と言えるかもしれないですけれど、その絞り込んだ領域の価値を考えると、誇りたいものとも違うかもしれません。
だから優秀な人は、「目的」や「大義」に集うのではないかと。レアゾンは「世界一の企業へ」というビジョンを掲げていて、本音で話す会社だから、本気で世界一を目指します。その本気が伝わって、活躍できると思えるからこそ人材が集うのでしょう。
――レアゾンは通年で人材を募集しています。どのような人がマッチするでしょうか。
佐藤:新規事業はどうしてもスピードが早く変化も大きいので、事業の状況をダイレクトに把握して、自分で考えて行動できるような人が活躍できると思います。
言われたことをやり続けるのではなく、取り組んでいるうちに事業が何倍にも大きくなったりもするので、きちんと状況を把握しながらベターな解を探っていけるといいですよね。もちろん、ビジネススキルや判断の仕方は教えますので、未知の事業に対して挑戦したい人に来ていただけたらうれしいです。
髙松:素直にチャレンジを楽しめる人が合うと思います。驚くほど大きな役割や責任を任せてもらえるので、そのプレッシャーをやりがいに変換できる人が向いているのではないでしょうか。
――レアゾンはどんな人を求めていますか。
佐藤:外資コンサルでもレアゾンでも、入社した時点では、ほとんどの新卒の方は仕事ができないと思います。そこから成長する覚悟があれば、どちらの環境でも大きく伸びると考えています。
レアゾンは裁量を持って、仕事に挑戦したい人に最適な環境だと思いますし、相応の報酬は用意しています。ここで努力すれば、どの業界へも転職できるほどの経験が得られるはずです。
髙松:レアゾンには大企業や起業で成功していた人が、「皆で一緒に取り組んだ方が楽しいことができるよね」と言って集まっています。社内で感じるのは、良い所を褒める姿勢。お互いがリスペクトし合っているのが分かるような環境です。共に切磋琢磨しましょう。

髙松氏(写真左)と佐藤氏

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