デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)の選考をESから最終面接まで対策!(志望動機/ES/GD)後編

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)の選考をESから最終面接まで対策!(志望動機/ES/GD)後編

2025/04/24

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こんにちは!26卒のDTFA内定者であるおおかわです。本記事ではDTFAの選考対策をフロー別にみていきたいと思います。前編ではDTFAに内定するためにどのような知識が必要か、どのような強みをアピールすべきかについて解説しました。前回の記事はこちらです。

前編


後編ではそれを踏まえて、各選考フローで何が聞かれるのか、どのような回答をすべきか解説します。

DTFAのES・Webテスト

DTFAのES

ESの設問は以下の二つです。

設問①学生時代に最も打ち込んだことを入力ください。(400文字以内)
設問②自己PRを入力ください。(400文字以内)

非常にオーソドックスな内容で、準備することは容易にできると思います。ボーダーもあまり高くはない印象でした。しかしDTFAの内定を目指すのであればES選考の通過だけでなく、最終面接まで通用するような内容にすべきです。このESで意識すべきことは、前編で記述したような人物像をアピールすることです。すなわち、困難な状況でも粘り強く努力できること、そして他者との交渉やチームをまとめ上げることができるということ、この二点をアピールするようなエピソードを選び、自己PRの強みもこの二点に関する強みを選ぶと良いでしょう。

DTFAのWebテスト

SPIのテストセンター式試験になります。 ボーダーは平均的な大手企業の水準で、対策してきた人であれば難なく通過できると思います。

DTFAのGD

DTFAの一次選考はグループディスカッションになります。本選考が全体通しての鬼門と言われているため、志望者の方はこの記事をよく読んで対策しましょう。

ディスカッション内容は例年M&Aに関するものが出されています。事前知識は不要ですが、M&Aとは何か、程度は調べておくと良いと思います。DTFAのGDは、まず買収先企業等の膨大な情報をインプットし、それを基に幅出し、検討を行います。それぞれのフェーズでの注意点を以下で紹介します。

インプット

DTFAでは前述のとおり、お題が与えられた後情報のインプットが行われます。この情報をベースにどういった企業を買収すべきか考えるため、いわば簡易的なデューデリジェンスと言ってもよいでしょう。このフェーズで注意すべき点は、到底一人ではすべての文章を読むことはできないということです。そのため手分けして情報の整理をつけていく必要があり、グループでの協力プレーが求められます。

施策出し

情報のインプットが済んだ後は、どの企業を買収するか方向性を決めていきます。この場面では、まずは様々な意見を出したうえで評価軸を決めて絞っていくというのが理想的です。渡される資料の中に現在の市場状況に関する情報があるため、それをベースにどのような市場に進出すれば売り上げが伸びるか考えると良いと思います。

発表

DTFAのGDでは最後に発表がありますが、時間制限が厳しいため事前に練習をする時間を確保したいところです。議論を始める前にバッファーをどれくらい取るか決めておいて、早め早めに議論を進めることを心がけましょう。少しの時間オーバーも許されず、切られてしまうため注意しましょう。

DTFAの一次面接

DTFAの一次面接は、学生一人・面接官二人の個人面接になります。形式はオンラインで、事前にZoomリンクが配布されます。所要時間は40〜50分程度ですが、面接の前に学生用の座談会があるため、それを合わせると二時間くらいかかります。倍率はうわさによると2~3倍程度と言われ、十分な対策が必要です。以下、聞かれる内容についてタイプ別に解説します。

パーソナリティ関連

学生の性格や能力を見極める質問が大部分を占めています。具体的には以下のような「ガクチカ」関連質問が多いです。

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