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【10問10答】フィリップ モリス ジャパン/マーケティング/入社3年目/山本梨花

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〈Profile〉
山本梨花(やまもと・りか)
フィリップ モリス ジャパン合同会社 マーケティング & コミュニケーション / マーケティング RRP ポートフォリオ マーケティング /マーケティング エグゼクティブ。
2017年、慶應大学法学部政治学科を卒業。在学中にフィリップ モリス ジャパンのインターンシッププログラムであるINKOMPASSに参加。インターンシップを経て、同年4月に入社。最初の配属部署はセールス。そこから、2017年末に現在の所属部署であるマーケティング部門に異動。マーケティング部門では、IQOS専用たばこスティックの製品企画/マーケティング戦略を担当。具体的には、今後のIQOS専用たばこスティック ポートフォリオをどのように充実させるかというマーケティング戦略を、コンシューマーニーズの分析をもとに立案。
プライベートでは、主にサーフィンでリフレッシュ。また、その機会を利用し、異なる業界の人と交流することによって、知見を広めている。

 

Q.1 所属部門の紹介をお願いします。担当業務、職制/職階と各役職の職務内容はどのようなものでしょうか。

2017年末からマーケティング部門に所属しています。IQOSヒートスティック部門のマーケティングを製品企画から販売戦略に至るまで担当しています。当社のビジョン「煙のない社会」を実現するために非常に重要な部署になります。

また、日本は世界のたばこ市場の中でも非常に大きなマーケットであるため、PMI(フィリップ モリス インターナショナル)からの注目度も高く、PMI HQ(本社)と密に連携を取り合いながら進めます。

業務内容としては、コンシューマーニーズを分析し、現在そして今後の、マーケットニーズに即した新製品を発売することです。また、新製品を出す際には、サプライチェーンやセールス、広報など、様々な部署とコラボレーションしながら業務を行っていくため、コミュニケーションを取ることが重要です。

マーケティングチームの組織体制は、昨年に組織改編があり、大きく3つのチームに分かれました。私が所属している、ポートフォリオ チーム以外にも、IQOSのデバイスとアクセサリーを担当するチーム、IQOSのコミュニケーション コンテンツ全体を考えるチームがあります。

Q.2 部門やチームのカルチャーをひと言で表現するとどのようなものでしょうか。

断言します! 「アジリティーの高さ」ですね。

加熱式たばこという市場カテゴリーは、2014年にIQOSによって生み出されたマーケットで、できて間もない市場です。確立したマーケティング手法もない中、カテゴリーリーダーとして、私たちのビジョンである「煙のない社会」の実現のために、業務を行っています。

日々変わるコンシューマーニーズを満たすためには、スピード感をもって仕事をすることが重要になります。チーム全体が、会社全体がこのコンシューマーニーズを満たすプログラム・プロジェクトのために凄い「速さ」で業務をしています。もちろん市場に投入していくプログラム・プロジェクトは、データや経験に裏打ちされた戦略がしっかりとあります!

 

Q.3 ご所属の部門やチームについて、同業他社と比べて優れていると考えられる点をできるだけ具体的に教えてください。

一番の強みは何といっても、カテゴリーリーダーであることですね。つまり、加熱式たばこカテゴリーの中で最も発信力があり、さらに加熱式たばこカテゴリー自体が日々成長しているマーケットになります。今までにない製品や概念を提供することにより、コンシューマーの価値観をも変えることができていると思います。社会の変革を達成できるようなマーケティングをするということは、他の会社では味わえないのではないかと思います。

また、カンパニーカルチャーも他の会社とは違うなと感じます。I&D(インクルージョン & ダイバーシティ)という企業カルチャーがあり、非常に多様性に富んだ組織になります。初めてインターンシップに参加した際には驚きましたね。人種、国籍、性別、上下関係などなく、一人の人としてお互いに尊敬・尊重し合うチーム、会社だと思います。

また、第三機関から、「Equal Salary」(男女の賃金格差がない会社)という認定も受けているため、その点についてもI&Dが推進されていると感じます。

Q.4 ご所属の部門やチーム(もしくは会社全体)について、入社前の期待値を最も大きく上回ったこと、上回ることができていないことをそれぞれ教えてください。

まず、想像していたよりも、下回っていた点についてお伝えしますね。ただこれは、その後の上回ることにも繋がるのですが、入社時は私たちが大切にしている、コンシューマーニーズを捉える仕組みがなかったことですね。カテゴリーが新しいからこそですが、プラットフォームがない中で一からそのプラットフォームを作り上げ、進化させる必要がありました。

だからこそかもしれませんが、上回っていたことは、学びが多いことでした。また更にいうと、チャレンジから得られる学びになります。加熱式たばこという世の中になかったものを浸透させて、広め、カテゴリーリーダーの地位を維持し続けることは簡単なことではありません。

新卒で入社したばかりの私にも意見を求め、更に、裁量を持って、取り組ませてくれました。会社にとって重要な業務を通して、一からマーケットを作り上げる、これ以上の学びの場を提供してくれる会社は他にないと思っています。

Q.5 ご担当されている業務に求められるスキルセットとマインドセットを教えてください。

私たちの会社には、五つのカンパニーカルチャーがあります。社員全員に求められており、全て重要なのですが、特に今担当している業務に当てはめた際に大切だと感じる三つをご紹介しますね。

一つ目はConsumer at the Core。FMCG(日用消費財)という業界の特性でもありますが、たばこに限らず消費財というものは、利用者の価値観に溶け込むものの一つであると思います。そのため、「すべてはコンシューマーのため」ということを日々重要視し、考えることが必要です。

二つ目はForward leaning。日々変わる市場動向を読むことは非常に難しいです。その中で最大限の成果を発揮するためには、速く、小さく取り組み、検証し、大きく展開することが求められます。一つの場所に、いつまでもとどまることなく、行動に移せるマインド、実践が必要になります。

最後はPeople Activator。他者と協働することによって、成果というのは何倍にも何十倍にも変わります。マーケティングは他の部署との連携なしには進みません。他の部署からのサポートを得るためにも、協力体制を作るためにも、他者の意欲をかき立てることは非常に重要です。

私も完璧にできているわけではありませんが、日々これらのことを意識して業務に取り組んでいます。

スキルセットについては、マーケティングだからというわけではないですが、一般的な事柄として、課題を解決するためにもロジカルシンキング、クリティカルシンキング、そしてそれをアウトプットできるコミュニケーションスキルは当然ながら必要ですね。

 

Q.6 入社してからご自身が最も成長したと思うことを理由とあわせて教えてください。

視野が広がったことだと思います。この会社の特徴でもありますが、新入社員であっても、重要なプロジェクトを任せてもらえます。だからこそ、プロジェクトマネジメントする上で、他者を巻き込む中で、プロジェクトの価値を説明する必要があります。

そこでは、会社を動かすために、企業目線で説明することが求められます。自分自身の価値観だけでなく、会社としての価値観を見出し、それを伝えること、学生時代の私から本当に成長できたと思います。

Q.7 所属する部門やチームの人の育て方で、特徴的だと思うことはありますか。

多くの成長の機会を与えてくれるところかと思います。この会社では、入社1年目から、様々なプログラム・プロジェクトを担当させてくれます。何も分からない中、自分自身で何が必要なのか、どうしてその選択肢になるのか、どのようにそれを説明するのか、考え、考え、考え抜きながら過ごしています。

もちろん、上司もアドバイスや方向性を示してくれますが、他の部署の方からも多くのインプットをもらえます。そしてそれが学びに繋がり、人を育てるということに繋がると思いますし、自分自身も実感しています。

また、私の場合、日々の業務だけでなく、重要なプロジェクトの社長プレゼンについても、上司から「やってみなよ!」と声をかけてもらい、直接自分が作り上げたものを経営陣へ披露する機会もありました。会社は成長できる環境を提供してくれるので、実際に成長できるかは自分次第です。

Q.8 所属部門の仕事について学生からどのような人が向いているか、もしくは不向きかを問われたら何と答えますか。

受動的な人には、難しいかもしれません。多くの場面で、意見を求められます。そのため、①常にアンテナを張って「何で何で」を追求し続けること ②自分から動いて必要な情報を取ってくることが重要です。

例えば、日々過ごしている中で、自分の会社以外の新商品もしくはマーケティング活動で「すごい!」と感じたものは、その背景を常に考えています。また、情報については、適切な情報がなければ正確な判断、意見は出せないため、こちらも非常に重要です。

向いている人は、逆に能動的に物事を考え、行動できる人ですね。そのような人は入社後、確実に満足できると思います。インターンシップでは様々な部門を経験できるので、その経験を通して、自分自身の価値観やどのような業務を行っていきたいのか、ということも分かるかと思います。

 

Q.9 あなたが今後1年以内に仕事で成し遂げたいことを最大三つまで、その理由とあわせて教えてください。

一つ目は、会社のビジョンである「煙のない社会」を達成したいですね! 成人喫煙者の多くが喫煙の満足感を得られる害の少ない製品を求めています。私たちは喫煙を続ける人達に新たな選択肢を提供し、成人喫煙者のこれまでの価値観を変えることにより、この煙のない社会のビジョンを近い将来には達成していたいです。そして、日本から他の国の喫煙環境についても影響を与えていきたいですね。

二つ目は、さらに一歩も二歩も先を行くプロジェクトを作り、それを自ら成し遂げたいですね。今は「スモークフリー」を実現することが最優先ですが、それが実現した後の社会についても変化を起こせるようなプロジェクトを実施したいです。

三つ目は、他の人には負けない私だけの価値を見出し、磨きたいと思っています。社会人3年目になるので、教わることだけでなく、会社に対してアウトプットをどんどん出していきたいと思っています。

Q.10 就職活動中の学生に、人生の先輩としてメッセージをお願いします。

私のほうが、人生の時間がたった数年長いだけですが、一つメッセージを伝えさせていただければと思います。

それは、自分はどのような仕事に愛情を持てるのかという点を考えていただければということです。

就職活動をしていると、様々なことに悩むと思います。そして不安にもなると思います。どのような職に就くべきなのか、自分に何が合うのか、成長するにはどういう仕事がいいのか、などなど。

私自身、悩みに悩みましたが、結局当時はクリアな結論が出ませんでした。社会に出てようやく、一番大切なことに気が付いた気がします。

それは、自分の仕事に愛情を持てること。自分の仕事に愛情を持てると、自然とその仕事を誇りにも思えるようになります。すると、どうしたら最も質の高いアウトプットができるだろうか? と試行錯誤を自然にするようになる。

これを日々繰り返すことで、小さい失敗を繰り返しながらも圧倒的なスピードで成長できるんです。そして、こうして積み上げたものが、あなた自身の価値になる。ですので、今就職活動であなたの中に迷いが生じているなら、一度、自分はどのような仕事に愛情を持てるか? という角度で考えてみてもらいたいと思う次第です。

また、是非一度当社のインターンシップに参加していただければと思います。ここでは自分自身を本当に見つめることができます。

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