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【25卒必見】外資マーケターを求める企業の選考内容・スケジュールまとめ~選考ステップごとの対策を解説~

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こんにちは。外資就活 外資マーケターチームです。

「【マーケティング職志望必見!企業研究】P&G、ユニリーバ、USJ、ロレアルの違いとは。」では、マーケティング職で新卒採用を行う企業についての徹底比較を行いました。外資系メーカー、マーケティング職の業務、更には各社の社風や事業内容への理解を深めていただけたのではないかと思います。

今回はこれから就職活動を始める皆さんが外資メーカーへの就職活動のイメージをより明確化できるような情報をお伝えできればと思います。

そこで本記事では、マーケティング職を目指す皆さんに向けて、

・外資系メーカー就活のスケジュール
・選考ステップごとの対策方法

についてお伝えします。

この記事を参考に1年間の就活スケジュールのイメージを明確化するとともに、プランを立てて計画的に選考に臨みましよう。

外資系メーカーの選考スケジュール

外資系メーカーの選考は原則として、サマーインターンと本選考の2パターンです。それぞれの職種の採用人数は少なく、非常に倍率が高いことが特徴です。

特にマーケティング職については、サマーインターンや秋冬本選考で募集が完全に終了することが多いため、早め早めの準備が必要となってくるでしょう。

メーカーの中には、新卒からマーケティング職の採用を行なっている企業と、セールスのみの新卒採用を行う企業があります。従って選考を受ける前にどの企業がどちらの種類の採用形式なのか確認することが必要です。

先述の通り、各外資メーカー企業の選考ルートはインターンルートと本選考ルートの二つに分かれますが、さらに細かく分類すると以下の3通りのルートが存在します。

・8〜11月:サマーインターンシップ
・11〜2月:秋冬本選考
・3〜5月:春本選考(マーケ職の募集はほとんどない)

一度選考を受けて落ちてしまうと1年間は選考を受けられなくなる企業もあるため、自身の状況と準備の仕上がりを考慮し、最高のコンディションで受けることをお勧めします。
また、毎年開催される採用イベントも異なってきますので、アップデートされる情報には慎重に目を通しておきましょう。

選考ステップごとのポイント

高倍率の外資メーカーのマーケティング職の選考を通過するためには、入念な対策が必要です。そこでここからは、選考ステップごとの対策ポイントをご案内します。

エントリーシート:論理的かつ自分らしさを忘れずに

ポイント①:論理性

マーケターの選考の特徴はESから最終面接まで、論理的思考能力が問われることです。実際の業務でも、さまざまな問題が起こる中で常にプロダクトやブランドの責任者として意思決定が迫られます。そのためエントリーシート(ES)においても、問題への解決プロセスがきちんと書かれているものが比較的通過する傾向にあります。

・志望動機に関して、数ある中の企業や役職からどのように意思決定をしたのか
・経験に関して、どのような問題に対してどのような解決策を取り、どのような結果が生まれたのか

の2点をいかにうまく順序立てて盛り込めるかによって、ESの出来栄えが変わってきます。

ポイント②:リーダーシップ(周りを巻き込んだ経験、チームでプロジェクトを達成した経験)

マーケティング志望者は耳にタコができるぐらい、「リーダーシップ」という言葉を耳にされているのではないでしょうか。

マーケターは業務上、セールスやファイナンス部門など他の部署との連携を保ち、互いの利害をうまく調整しながら仕事を進める必要があります。よって、さまざまなメンバーを巻き込みながらプロジェクトを推し進める力が必要です。

特に他部署との連携は必須になってきますので、関係者を巻き込む能力としてのリーダーシップが求められます。

ESの中でも、手法はどうあれ周りの人をまとめ上げ自分が中心となり、プロジェクトを進めた経験が述べられているかが問われてきます。内容は企業経験だけではなく自身の普段の学生生活やサークル、インターンシップにおける経験などであっても、論理性を意識さえしていれば、ESの通過率を高めることができるでしょう。

結果だけでなく、自身がその過程や結果に対してどのように考え、行動したのかを盛り込むようにしましょう。

参考:ESの設問の一例

<P&Gジャパン>
・第一志望の職種への志望理由(200字以内)
・あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)
・他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)
・あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)

<ユニリーバ・ジャパン>
なぜ応募された部署を希望されたのですか?5年後のキャリアイメージも含めてご回答ください。 (400文字以内)

<ユー・エス・ジェイ>
「困難な状況下で、自らがリーダーシップを発揮して結果を出した経験をできるだけ具体的に教えてください。」(300字)※特に、右記がわかるように注意ください。①困難さの度合い、②影響をおよぼした人数と彼らを巻き込んだ方法、③結果の大きさ

<日本ロレアル>
・学生時代において一番のチャレンジについて教えてください。(700文字以内)
・なぜロレアルであるのか、またなぜ今回応募した職種を選んだのか、お書き下さい。その理由が自身の強み、または個性や経験とどのように繋がっているのか説明してください。(600字以下)

Webテスト・ゲーム選考:企業オリジナルの場合でも一般書を参考に


近年の外資メーカーのWEBテスト・ゲーム選考は企業オリジナル問題であることから、対策が困難になっています。しかし、定型のテストに似た問題や形式が出題されることも多いようですので、それなりに対策することは可能です。

例えば、P&GのWEBテストでは例年、性格テストとCABの図形問題に類似した問題が頻出しています。そのため、CABの練習問題で慣れておく必要があるといえます。

グループディスカッション:周りのメンバーを巻き込み議論をドライブする

ポイント①:コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、「協調性」「リーダーシップ」「傾聴力」 といったもので、他の人間と関わった時にどういう態度をとるのか、という部分です。リーダーシップを重視されるマーケティング職では、グループ内のメンバーの一人ひとりに気を配りながら議論を進めることを意識しましょう。自身の独断と偏見で意思決定をすることは禁物です。

ポイント②:思考力

また思考力とは、「論理性」「発想力」といった個人の思考に関する資質のことです。先ほども述べた通り、日々の業務で考えることが求められる限り、チームにおいても根拠を伴った説得力のある意見を発言することが求められます。

ポイント③:捨てる勇気

捨てる勇気とは、「A案とB案どっちも正しそう。多数決をとろう。」「な。うわ、多数決とったら半々になったよ。どうしよう…。」といった場面で意思決定ができることを指します。

冷静に分析して「こっちが正しい」と言えればいいのですが、大量の資料を渡され短い期間で結論を出さないといけない場合がほとんどなので、時には勢いで決めることもあります。最悪なのは、中途半端に終わることです。片方を捨てる勇気をもって、採用したもう一方のアイデアを進めることにチーム全員を巻き込めるようにしましょう。

採用選考のステップの一つであるGDにおいても、コミュニケーション能力があり、議論を前に進められる人材こそが高く評価されます。

参考:GDのお題の一例

・ロレアル製品の売上向上施策を資料に基づき提案せよ
・洗剤の新商品投入に関する戦略
・USJで10万人集客するシーズナルイベントを考えよ

このように、新規事業への戦略、売り上げ向上に対する施策の提案など、実際の業務でも対面しそうな問題が出題されます。その企業のプロダクトラインやそれぞれの強みなどを事前に調べ、予備知識をある程度高めておくことも重要になってくるでしょう。

面接:「この人と働きたい」と思ってもらえるように

外資メーカーの面接は、基本的にESに沿って進められます。また、一部ケース問題(具体的な事例が提示され、あなたならどうするかを数分の間で考えさせる)が出されることもあるようです。

提出したESを再度読み直し、想定問答を頭に思い浮かべておくと良いでしょう。そのような中で、全ての「なぜ」に対する質問に対して、論理的に答えられるようにすることが最大の鍵であると言えます。
例えば、志望動機において「なぜそう思うのか」、「なぜこの企業なのか」、「なぜマーケティング職なのか」といったこと対しては、基本的にはっきりと答えれるようにしておきましょう。

またケース問題に関しても、「なぜその意思決定に至ったのか」という部分まで答えられるといいでしょう。

参考:マーケター職でよく聞かれる質問集

・あなたが思うリーダーシップとは?
・自らが主体的に動いて成果を出した経験は? 工夫したところはどこか?
・なぜマーケティング部門なの?
・なぜマーケティングに興味があるの?
・最近よかったテレビのCMを教えて。
・これ(ある商品)を売ろうと思ったら、どんな風にプロモーションしていく?
・趣味は何? なぜそれが好きなの?
・大学での研究内容はどんなこと?なぜそれを研究しているの?
・自分が今までやってきたことの一貫性を説明して。
・人生で一番困難だったことは何か? それをどう乗り越えたのか?
・他にはどのような選択肢があった?なぜその選択をしたの?

インターン・ジョブ:確かな実力とカルチャーフィットを示す

外資メーカーマーケティング職では、複数日に渡って、実務に近い形式のワークが課されます。

今までの選考プロセスとは異なり長期間で実施され、他の学生・社員とも距離が近くなるので、「思考体力」「柔軟性」「カルチャーフィット」の3点が特に重要となります。

こちらも、入念な対策が必要ですので、ぜひ以下の記事を参照して準備を進めてください。

外資メーカーマーケター職として内定を獲得するために

ここまで外資系メーカー企業のマーケティング職のスケジュールと対策方法について解説してきました。

外資系メーカーのマーケティング職は採用人数が少ないのに対し、テレビCMなどに携わることが出来るという華やかなイメージが強く、就活生から人気のある職種です。

ご自身の能力を吟味しながら対策をリストアップし、それぞれの対策をいつまでにするかをまとめることから始めましょう。
プロのマーケターは、PDCAを高速で回すところから始まります。実際に働き始めた時に苦労しないよう、今から実践されてみてはいかがでしょうか。

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