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上司の“Why? Why? Why?”が浴びられる高刺激インターン~私たちがフィリップ モリスを後輩にすすめるワケ

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〈Profile〉
写真右/山崎裕未(やまさき・ゆみ)
慶應義塾大学法学部法律学科4年生。
120人規模のゴルフサークルに所属し、3年時には副将。
海外在住は10年以上。
 
写真左/中谷亮太(なかたに・りょうた)
東京工業大学大学院修士2年生、化学専攻。
軽音楽サークルで副部長。
アルバイトでは塾講師としてリーダー的な役割。
海外在住は約9年。

 
フィリップ モリス ジャパンのグローバル・インターンシッププログラム「INKOMPASS(インコンパス)」。

日本でこのプログラムに参加したメンバーは、「英語が話せるなら、メーカーやたばこ業界に興味がない人、まだやりたいことが見つかっていない人でも参加しておいて損はない」と口を揃えます。

一体その魅力はどこにあるのでしょうか。

日本で実施されているプログラムに夏・春の2期にわたり参加した二人の学生にインタビューしました。

今回は、「最初はたばこ業界について何も知らなかった」という二人がインターンを通じてどのような経験をしたのか、そしてインターンを通じてどう変わったのかをご紹介します。

【グローバル・インターンシッププログラム “INKOMPASS”の概要】

INKOMPASSは日本をはじめ世界約50か国で展開されているグローバル・インターンシッププログラム。プログラムは有給(日給1万円程度)。

8月に実施される4週間のプログラム(以下、1st cycle)に参加し優秀な成績を収めると、翌年2~3月の春休み期間に実施される4週間のプログラム(以下、2nd cycle)に参加することが可能となる。

夏と春のプログラムではそれぞれ異なる部署に配属され、各プログラムの最終日には経営陣に対して英語でプレゼンテーションを行う。

なお、フィリップ モリス ジャパンの新卒採用の選考にはこのプログラムへの参加が必須条件となっている。

――学生時代はどのようなことをされてきましたか?

山崎:私はサークル活動でゴルフをやっていました。120名ほどのメンバーの在籍するゴルフサークルで2年次は女子代表を、3年次には副将をしていました。

中谷:僕は友達の誘いで中央大学の軽音楽サークルに入り、そこでは副部長をしていました。またアルバイトは塾講師をやっていました。新人講師の研修なども担当し、リーダー講師的な役割を務めていました。

――自分の強み、弱みは?

山崎:長所は自分の意見が言えること、あとはリーダーシップを取れることです。短所は感情的になりすぎて、あまりロジカルに物事を考えることができない点です。

弱みは、このインターンシップに参加して初めて痛感しました。今までは全くロジカルに物事を考える習慣がなかったんです。

中谷:僕は山崎さんと逆であまり感情的にならず、結構ロジカルに考えるタイプです。普段から「これをしたいからこれをする」という風にロジカルに考えて行動していると思います。

弱みとしては、人と接するのがあまり得意なほうではない点です。新しいコミュニティーに入ったときや仕事で新しく人と関わることが決まったとき、苦手意識が働きちゅうちょしてしまうところがあります。

 

はじめはたばこ業界のことを知らなかった

――どういうきっかけで参加しようと思いましたか? また、参加の目的は?

山崎:私は基本的に「外資系企業」といった視点で見ていました。あまり業界を絞らず、金融以外のほぼ全業界を見ているなかで「INKOMPASS」を知りました。

私の場合、夏の時点では就活が本格化しておらずまだ時間もありましたし、どうせやるなら長期のインターンシップに参加した方が確実に得るものがあるだろうと思い、参加を決めました。

また、「自分が楽しいと感じられる仕事は何かを見つけたい」というのが参加の目的です。

中谷:僕も山崎さんと同じで外資系企業を中心に就活をしていました。理系なので、当初外資系メーカーを中心に見ていましたが、フィリップ モリス ジャパンは候補に入っていませんでした。

最初は研究施設や工場が日本にある会社を探していましたが、そうした企業にはご縁がなく、インターンに参加することはできなかったんです。

ちょうどそのころ、自分のなかで将来卒業して研究職に就くのか、それとも文系の職種に就いたほうがいいのかという迷いが出始めました。

文系就活もやってみようかな、という思いから「INKOMPASS」に応募したところ、選考を通過し、参加資格を得ることができました。

――中谷さんのインターン参加の目的は?

中谷:インターン参加の一番大きな目的は、理系職種の職場である研究室ではなく、文系職種のオフィスではどういう業務内容があるのかを知ることです。

今まで研究ばかりやっていたため、文系の職種の業務内容はイメージが湧かなかったんです。

INKOMPASSの参加期間は1期4週間なので、参加すればかなり文系職種の実務を理解でき、研究職に進む場合との比較材料も得られるのではないかと思いました。

――お二人ともなぜもともと外資系企業をターゲットにしていたんですか?

山崎:海外に10年以上住んでいたので、「私の武器は英語だな」という確信がありました。

また個人的に、外資系企業の方が、自分の意見が言いやすそうなイメージを持っています。私はやはり自分の意見を大事にしていきたいという考えがあり、外資を志望していました。

中谷:僕も海外に9年ほど住んでいたことがあり、最近になって「やっぱり自分の強みの一つは英語だ。この能力を有効活用したい」と考えるようになりました。

また、日本に留まらず国外の人たちと交流をもって仕事をすることに憧れて、外資系企業を見始めました。

それから、日系企業に就職した友達などの話から、外資のほうが堅苦しくなくアットホームな企業文化があるのではないかという印象を持っていました。実際、フィリップ モリス ジャパンでは直属の上司や人事の方もとてもフレンドリーに接してくれます。

――インターン参加前はフィリップ モリス ジャパンについてどのようなイメージを持っていましたか?

中谷:喫煙者だったので、もともとフィリップ モリス ジャパンの存在は知っていました。

外資の中でも安定している企業なのではないかという印象を持っていましたが、たばこ業界についての知識はあまりありませんでした。

山崎:周りに喫煙者が多く、普通の人よりはたばこに詳しいつもりでしたが、フィリップ モリス ジャパンを受けることを決めてからインターネットで社名を検索して「ああ、IQOS(アイコス)の会社だったんだ」と知りました。

インターン生と社員との間に‟壁”はない~海外出張の可能性も

――具体的にどういう仕事を担当しましたか?

山崎:最初の4週間(1st cycle)は「RRPセールス」という営業部門の部署に配属され、IQOSを取り巻く環境整備に関するプロジェクトを担当しました。

IQOSユーザーが製品を使用できる環境をどのように作り、どうやったらもっと活性化できるかを検討するのが私の仕事でした。自分の得意なアイデアベースで物事を考える仕事だったので、積極的に提案できました。

一方で今回(2nd cycle)の配属先は「ファイナンス」です。

コンビニなどセールスチャネルの分析をし、セールスチャネルミックスを最適化するにはどうしたらいいのかという戦略を立案しました。

もちろんアイデアを出すことは必要とされるんですが、その際にロジカルシンキングを求められるんですね。

私のアイデアに対し、上司からは「それはどうやってビジネスに役立てるの?」「Why? Why? Why?」とすごく聞かれました。

特に上司から言われて忘れられないのが「君のアプローチは常にアイデアベースだ」という指摘です。

指摘を受けたことにより初めて気づいたのですが、私が物事を考えるときは「こうしたほうが良い」とアイデアを思いついてから、無理やり後付けでロジックを絞り出す癖があったんです。

「そうではなくてまずは問題分析から入り、ここが悪いから次はこうしよう、その次はこうしようと考えていって、最終的にアイデアが出れば添えるんだよ」と教えられました。「なるほど、そうすればよかったのか!」とハッとさせられました。

――指摘を受けてからはロジカルシンキングができるようになりましたか?

山崎:まだ完璧ではありませんが、以前よりは格段にできるようになったと感じています。

指摘を受けてからはステップを逆にして、ノートに問題点などを全部書き出して先に現状を分析するようにしました。また、その際には常に矢印を使うようにしました。

それでもまだ詰めが甘いので「じゃあこれは根本的にどうなの?」と上司に聞かれてしまうこともあるのが課題ですね。

――1st cycleと2nd cycleではどちらのほうが学びが多かったですか?

山崎:やはり2nd cycleですね。自分にできないことをやるって最初は苦しいですし、大変です。また、1st cycleの経験もベースにあったので、だからこそ学びも多かったと、今となっては思えています。

――中谷さんは具体的にどういう仕事を担当しましたか?

中谷:1st cycleはファイナンスの「IC&A」という内部監査の部署に配属されました。

文系就職を考える際に会計の仕事にも関心があったので、自ら希望しファイナンスに配属してもらいました。

担当業務はIQOSストアの在庫管理です。

商品の出入りの数字と明細書を照らし合わせ、バランスシートを作成して整合性がとれているかを確認する。また、もし一致していなければ、どこに問題があるかを突き止める、という業務を担当しました。

2nd cycleでは広報・渉外部署のサイエンスチームであるプロジェクトを担当しました。より大学での勉強に近い内容だったので、1st cycleとは全く異なる業務として、自分の体験を比較することもできてよかったです。

――サイエンスチームには理系の方が多いのですか?

中谷:そうですね。理系の方は数人いて、僕の上司は医療系の資格を持っている方です。

文系中心の会社にも理系出身の社員の方がいらっしゃるということは、僕にとってはとても大きな発見でした。

なおかつ、僕が今まで学んできた知識を最大限に発揮できるので、「理系出身者の活躍の場としてこういう仕事もあるんだ」と知ることができて非常に良かったです。

――スイスにも出張されていたとか?

中谷:はい、2nd cycleの期間に3泊4日で、親会社のフィリップ モリス インターナショナル(PMI)が開催する会議に出席してきました。

期間中、会議に出席して、PMI社員の方々が行っている様々なプレゼンテーションを聞いたり、社員の方々と自身の行っているプロジェクトについてディスカッションしたりすることができました。

ディスカッションは全て英語で行われました。PMIでも多くの理系出身者が活躍していることが分かり、非常に刺激を受けました。

型破りな意見もウェルカム! 何でもやらせてもらえるカルチャー

――どんなところにやりがいを感じましたか? またインターンという立場での限界はありましたか?

山崎:自分の出したアイデアが良い案でしたら採用されますし、社員さんと同等の裁量を持つことができます。皆さん何でも手伝ってくれますし、頭ごなしに否定されることも絶対ないです。

私たちインターンは社員さんと比べると年齢も若く、会社で働いた経験もないので、社員の方では思いつかないような斬新でフレッシュなアイデアが出せるという点を評価してもらえます。

むしろ型破りな意見を歓迎してもらえるカルチャーがあるんです。「インターンだから」という限界は一切感じたことがなかったですね。

――これをやらせてもらえて驚いたということはありますか?

山崎:ほぼ全ての部署の方とお話しをすることができたのは驚きでした。

社員は皆さんお忙しいはずなのに、私が自分の担当プロジェクトについてアイデアの共有や質問をしたいとご相談すれば、「ウェルカムだよ! いつでもつかまえて聞いて」と部署にかかわらず快く時間を割いてくれました。

中谷:私も山崎さんと共通していて、「本当に何でもできる」という点には驚きました。

僕の場合は「本当にスイスでディスカッションする必要があるんだったら行ってくればいいんじゃない」と海外に行かせてもらえましたし、ほかのインターン生でも国内で東京以外の地域に行って仕事をしている人たちもいました。

「インターンだから」と雑務を押し付けられたりすることはありません。また、業務をするうえで必要な情報はすべて提供してもらえます。あたかも自分が社員として仕事をしているような錯覚に陥ることは度々ありました。

唯一残念に感じることがあるとすれば、今回担当したプロジェクトが非常に楽しかったので、「ここまで関わった以上は、4週間といわず最後まで見届けたかった」ということだけです。

自分の価値観や仕事選びの軸を発見するきっかけに

――インターンを通じて自分が変わったと思うことは何ですか?

中谷:価値観は変わりましたね。このインターンに参加することにより、人を見る目が変わったと感じます。

実は今まで、初対面で「この人とは気が合わなそう」と感じたらほとんど話しかけることはなかったのです。

最初はインターンのメンバーとも「気が合わないな」と感じていたのですが、接しているうちに皆友達としてもライバルとしてもすごく良い人たちだということに気づきました。

彼らは頼み事をすればすぐ取り組んでくれますし、お互いの意見を言い合える素敵な仲間です。

今後地方や海外に行く機会があったら、もっと周りの人に積極的に話しかけてみようと思っています。

また「世界は広いんだな」と思い知らされました。

いままでの大学生活ではひたすら理系の勉強ばかりしていて、「自分の世界はここだけしかないんだ」と勝手に思い込んでいました。

インターンシップに参加することにより、会社にはいろいろな仕事や部署があること、それぞれの業務内容の違いは何かを学びました。

出張させていただいたスイスでは母国語の違うさまざまな国の人たちが英語で話し合っている姿を目の当たりにして、「自分も頑張ろう」と刺激を受けました。

山崎:一つ自分の中で仕事選びの軸ができたことが‟takeaway(学び)”でした。

その軸というのは「ワークライフバランスの重要性」です。

インターンの勤務時間は9時から17時半までですが、私はそれを4週間続けるそれだけでもヘトヘトでした。

社会人になったらこの生活を一生続けるわけですよね。「やっぱり社会人になっても仕事ももちろん、自分のプライベートも大事にしていきたい」と実感しました。

その意味においても、フィリップ モリス ジャパンでは週に1回在宅勤務が認められていたり、家族の都合(授業参観や介護の付き添い)などで休むことができるファミリー休暇が年10日間設けられていたり、有給が取りやすい環境だったりと非常に魅力的でした。

もう一つはロジカルシンキングですね。これまでは周囲と意見の相違があるとすぐにカーッとなってしまっていたんですが、一歩下がって客観的に理屈で考えられるようになったことは結構大きいです。

少し大人になったかな、と自分では思いますね(笑)。

――どういう人がこのインターンに参加するといいと思いますか?

中谷:理系で英語ができる人は参加したほうがいいと思います。自分の周りにも英語ができる人はいますが、日系メーカーの研究職に就く人が多いです。

世界を見るという意味でもINKOMPASSに応募することを勧めますね。また、研究室に行こうか就活をしようか悩んでいる人にもいいかもしれません。

山崎:もし英語が話せる方なら、まだ将来について迷っている人でも参加して損はないです。メーカーに興味がない方にもおすすめします。

中谷:法律関係の方やドクターなど他業界にも通用する技術や知識を持っている方が社内にたくさんいらっしゃいます。そういう方たちと接する機会を得られるだけでも参加する意義はあると思います。

山崎:たばこに対する印象はどうしてもあると思いますが、他社ではここまで学びの多いインターンはなかなか経験できないと思います。このインターンで得た経験は、他の業界に行っても必ず通用すると思います。

――インターンを通じて、フィリップ モリス ジャパンに対する印象はどう変わりましたか?

中谷:やっぱりIQOSが出てきてからすごく変化している会社だなと感じています。

タイミングがよかったこともあり、身をもってその変化を目撃できたことはラッキーだったと思います。

自分の思っていたたばこ会社の仕事のイメージは、「ただたばこを売るだけ」でした。しかも、たばこはそこまで頑張らなくても売れる商品かと思い、仕事もつまらないのではないかと想像していました。

しかし実際にインターンとして入ってみると、社内にはいろいろな業務があり、さまざまな知識を持った社員の方も多く、とても刺激的な職場だということが分かりました。

業務ではいろいろな国の出身の方と関わります。それぞれ価値観も違うので、そうした違いをまとめて自分のものにできる場所だと感じました。

山崎:会社に対してのネガティブなイメージは一切なくなりました。


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