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これまで商社・デベロッパー業界を中心に企業分析を行ってきましたが、今回からは金融業界に視点を移し、各企業の独自性や魅力を深掘りしていきます。
金融シリーズの21本目となる今回は、 日本政策投資銀行(DBJ:Development Bank of Japan) を取り上げます。
「DBJ?政策金融公庫やJBICと何が違うの?」と思われがちですが、実は日本政策投資銀行は 国内の成長産業とインフラを支える「投融資一体型」の唯一の政府系金融機関 です。政策金融公庫が中小企業支援、JBICが海外展開支援とする中、DBJは国内大型プロジェクトと成長企業への投融資に特化し、初任給30万円(院卒32万円)、平均年収1,135万円、30代で1,000万円超という金融業界トップクラスの待遇を実現しています。
企業分析:日本政策投資銀行の独自ポジション
①「投融資一体型」という唯一無二のビジネスモデル
日本政策投資銀行の最大の特徴は、 融資だけでなく出資も行う「投融資一体型」のビジネスモデル を持つ点です。
一般的な銀行は融資のみを行い、出資(エクイティ投資)は行いません。逆に、ベンチャーキャピタルは出資専門です。しかしDBJは、 融資とエクイティを組み合わせた「メザニン・ファイナンス」 や、 プロジェクトファイナンス 、 M&Aアドバイザリー まで手掛ける総合的な金融サービスを提供しています。
この「投融資一体型」により、DBJは単なる資金供給者ではなく、 企業の成長戦略のパートナー として機能します。例えば、ベンチャー企業の成長段階では出資で支援し、事業が拡大すれば融資で大規模資金を供給、さらにM&Aによる事業拡大の際にはアドバイザリーも担当する、という一貫したサポートが可能です。
また、DBJは 資本金1兆4億円、総資産21兆円、融資残高14兆8,694億円 という巨大な規模を誇りながら、社員数は約1,280人と少数精鋭体制。一人当たりが扱う案件規模は数十億円から数千億円に及び、若手でも大型プロジェクトの中核を担います。
つまりDBJの本質は、「単なる銀行」ではなく「投資銀行機能を持つ政策金融機関」。この独自性が、メガバンクや他の政府系金融機関との大きな差別化要因となっています。
②「3つの特徴」という公共的使命
もう一つの特徴は、政府100%出資の政府系金融機関として、 公共性・中立性・リスクマネー供給 という3つの役割を担う点です。
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