
【27卒向け】徹底分析!26卒の志望データから紐解く外資系コンサル人気ランキング
2025/07/01
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上位校生の間で“圧倒的1位”はどの企業?
外資就活ドットコムに登録する東大・京大・早慶・一橋・東京科学大などの上位校11大学(旧帝大)の26卒のユーザー登録情報をもとに、「26卒上位校就活人気ランキング」を作成し、外資系コンサルティングファームに関する志望動向を分析しました。
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コンサル業界はどのくらい人気なのか
上位大学別 外資コンサル志望者数ランキング
順位 | 大学名 | 外資コンサル志望者数 | 登録者数 | 志望率 | 文系職志望者数 | 理系職志望者数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 慶應義塾大学 | 902人 | 3,448人 | 26.2% | 749人 | 153人 |
2 | 早稲田大学 | 689人 | 3,408人 | 20.2% | 544人 | 145人 |
3 | 東京大学 | 509人 | 2,159人 | 23.6% | 257人 | 252人 |
4 | 京都大学 | 275人 | 1,346人 | 20.4% | 128人 | 147人 |
5 | 大阪大学 | 192人 | 1,152人 | 16.7% | 88人 | 104人 |
6 | 一橋大学 | 170人 | 673人 | 25.3% | 168人 | 2人 |
7 | 東京科学大学 | 133人 | 668人 | 19.9% | 7人 | 126人 |
8 | 九州大学 | 89人 | 598人 | 14.9% | 37人 | 52人 |
9 | 東北大学 | 89人 | 685人 | 13.0% | 38人 | 51人 |
10 | 北海道大学 | 81人 | 613人 | 13.2% | 41人 | 40人 |
11 | 名古屋大学 | 64人 | 508人 | 12.6% | 26人 | 38人 |
(※2025年6月時点の外資就活に登録している26卒のデータ)
外資就活に登録している26卒のユーザー情報から、外資系コンサルティング企業に対する大学別の志望動向が明らかになりました。
最も志望者数が多かったのは慶應義塾大学(902人)で、登録者数3,448人に対して志望率は26.2%と高水準。特に文系職志望の学生(749人)からの支持が圧倒的で、外資コンサルが人気の中心にあることがうかがえます。
次いで早稲田大学(689人)と東京大学(509人)が続き、特に東京大学では文理がほぼ均等(文系職志望257人、理系職志望252人)となっており、理系職志望の学生からの関心の高さが際立っています。
京都大学(275人)、大阪大学(192人)といった旧帝大も堅調な人気を見せており、首都圏以外の大学からも安定したコンサル業界の志望者数が確認できます。
また、志望率に注目すると、一橋大学は25.3%と慶應義塾大学に次ぐ高さで、登録者の4人に1人以上が外資コンサルを志望している計算になります。特に文系職偏重(168人/170人)という特徴が際立っています。
また一方で理系職志望の比率が最も高いのは東京科学大学(126人/133人)であり、理系人材が求められるコンサル分野への志向が読み取れます。
一方で、九州大学(14.9%)、東北大学(13.0%)、北海道大学(13.2%)、名古屋大学(12.6%)といった地方国立大ではコンサル業界の志望率がやや低く、地理的・産業的背景が志望傾向に影響している可能性も考えられます。
総じて、外資コンサル人気は首都圏の難関私大や東大・京大といった最難関国立大学に集中していることが、上記の表から明らかになりました。
ファーム別特徴・推定競争倍率など
【戦略コンサル(MBB)】
順位 | 企業名 | 特徴・強み | 競争倍率 |
---|---|---|---|
1位 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 世界最高峰のブランド認知 | 150倍 |
2位 | ボストン コンサルティング グループ(BCG) | 戦略策定に強み | 120倍 |
3位 | ベイン・アンド・カンパニー | 少数精鋭の企業文化 | 133倍 |
【総合コンサル(Big4)】
順位 | 企業名 | 特徴・強み | 競争倍率 |
---|---|---|---|
1位 | PwCコンサルティング | 女性人気が特に高い | 50倍 |
2位 | デロイト トーマツ コンサルティング | 日本での歴史が長い | 45倍 |
3位 | KPMGコンサルティング | アドバイザリー業務豊富 | 42倍 |
4位 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | デジタル・テクノロジーに強み | 40倍 |
上位学生の外資コンサル企業志望ランキング
順位 | 企業名 | 志望者数 | 市場シェア | 文系人数 | 理系人数 | 企業タイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,268人 | 39.7% | 809人 | 459人 | 戦略コンサル(MBB) |
2 | PwCコンサルティング/Strategy& | 827人 | 25.9% | 580人 | 247人 | 総合コンサル |
3 | ボストンコンサルティンググループ | 819人 | 25.6% | 506人 | 313人 | 戦略コンサル(MBB) |
4 | アクセンチュア | 743人 | 23.3% | 465人 | 278人 | 総合コンサル |
5 | デロイトトーマツコンサルティング | 701人 | 22.0% | 493人 | 208人 | 総合コンサル |
6 | ベイン・アンド・カンパニー | 366人 | 11.5% | 235人 | 131人 | 戦略コンサル(MBB) |
7 | KPMGコンサルティング | 258人 | 8.1% | 187人 | 71人 | 総合コンサル |
8 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 257人 | 8.0% | 167人 | 90人 | 総合コンサル |
上位校11大学における外資系コンサル企業のランキングを見てみましょう。
最も多くの志望者を集めたのは、 マッキンゼー・アンド・カンパニー (1,268人)で、市場シェアは39.7%と圧倒的な数字を記録。文系・理系ともに高い支持を集めており、外資戦略コンサルの代表格として存在感を示しています。
続いて、PwCコンサルティング/Strategy&(827人、25.9%)、ボストンコンサルティンググループ(819人、25.6%)が並び、アクセンチュア(743人、23.3%)やデロイトトーマツコンサルティング(701人、22.0%)といった総合コンサル系企業も上位にランクインしています。
また、ベイン・アンド・カンパニー(366人)、KPMGコンサルティング(258人)、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(257人)など、比較的少数精鋭の企業も一定の志望者を集めており、多様な外資系コンサルティングファームが上位大学に通う学生からの関心を集めている状況がうかがえます。
さらに、MBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)の3社だけで全体の約76.8%(2,453人)を占めており、 戦略系コンサル への根強い人気が浮き彫りとなっています。
総じて、上位校の学生にとって、外資コンサルは依然として魅力的なキャリア選択肢であり、特に戦略系ファームのブランド力が強く意識されていることが読み取れます。
以下でさらに詳しく分析結果を見てみましょう。
注目すべき分析ポイント
コンサル業界の強さが際立つ結果に
今回、職種別ランキングにおいても「戦略コンサルタント」および「総合コンサルタント」がすべての部門(文系・理系・男女別)で1位を獲得しています。これにより、戦略・総合問わず、コンサル職が就活生にとって人気の職種となっていることが明らかになりました。
マッキンゼーが圧倒的人気!外コン志望動向ランキング
ランキングでは、上位校学生の志望先としてマッキンゼーが全体1位となっており、 文系・理系・男女すべての属性で1位を獲得 しました。2位以下と比べてもポイントで倍以上の差をつけており、上位層にとって憧れの就職先として強い地位を確立していることがわかります。
BCG、ベインなど他の戦略系ファームも引き続き高い人気を誇っていますが、いずれも 採用人数は、30人以下(ベインはさらに少数) と狭き門です。
志望傾向の変化:やりたいことよりも「まずは成長できる環境」が重視される傾向に
上位校の学生においては、将来何がしたいかが明確でなくとも、まずは「成長できる環境」や「若いうちからさまざまな経験を積める環境」に身を置きたいと考える傾向が強いようです。
一方で、成長志向だけでなく、「名前を言えば誰でも知っている会社」「自分の価値を高めてくれるネームバリュー」も重視されており、知名度やブランド力は依然として重要な指標となっていることが伺えます。
採用競争率の推定─ 戦略コンサルは超激戦、総合コンサルも高い競争率
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