外資系企業のインターンであり、いわゆる有名大学の学生が多い一方で、就職活動への意識や進度がバラバラだったことが意外だった(就職する気がない学生がいたり、ギラギラした学生がいないという意味で)。 ただ、PBという特殊なインターンに応募してきたというだけあって、いろいろなところにアンテナを張っている人が多く、人の役に立ちたいと思っている学生が多いと感じた。学生の雰囲気やスペックからは、採用側の意図はあまり伝わらなかった(偶然かもしれないが文系しかおらず、院生は一人だった)。 また、丁度外資系投資銀行に関するニュースが飛び交う時期だったこともあり、出身者の社員様からインサイトなどについてもいろいろ伺えたことは非常に勉強になった。

PBについてあまりイメージがわかなかったが、何をやっているのか以前より知ることが出来た。 実際の会議に出席できたり、資産運用会社に訪問することもできた。 架空の顧客に営業の人が話しに行った体で、商品開発側が提案をするためにどのようなことを聞いていけば良いかなどを、体験できる。 その為、外部との関係も理解できる。 また、金融に関する基本的な講義もあり、初心者にも分かりやすく教えてもらえる。 数種類のファンドについて、時間をとって解説する枠もあった。 今後自分が個人で資産運用をしていきたいと思っていたこともあり、これは非常にためになった。 これを機に、ニュースが金融に及ぼす影響なども少し分かるようになった。

各部門の社員さんによる業務レクチャーのおかげで、証券会社でのバックオフィスという、今まで馴染みのなかった分野について知ることができた。 また、疑似システムを用いた業務の疑似体験を行うことにより、お話だけでは分かりづらい業務内容の、具体的なイメージを持つことができた。 今回のインターンを通じて、プライベートバンキングで働くことの魅力や、今後の展望なども自分なりに考えることができた。 社員の方々もとても親切に、丁寧に接して下さった。 レクチャーの際だけでなく、昼食時や業務の合間にも、お話をすることができた。 業務のことだけでなく、就活全体やプライベートなことまでお話させていただき、とても好感をもった。 参加した学生も皆人当たりが良く、毎日インターン後には食事に行き、交流した。

全体的にオーソドックスな質問が多かったが、「web診断でこういう人間って出てるけど、君の話を聞くと印象が違うねぇ」と言われた時は少々焦った。