社会人
某省の若手(いわゆる)キャリア官僚です。このアカウントのツイートは個人の見解であり、特定の組織の見解ではありません。
勤務先霞が関
経歴等
相談室回答者さんの回答一覧16件
ご質問ありがとうございます。 このご質問、私が答えるのが適切なのかどうか正直分かりかねますが、私個人に当たられた質問なので自分なりに考えてみます。 日本に帰国されて就職活動を始めるにはまだ時間はたくさん残っていると思いますよ。それこそ外資就活でまだ募集が残ってる春インターンにチャレンジしてみたり、本選考に向けて企業分析をしてみたりなど出来ることはたくさんあるかと思います。 また、ご質問にあるような中国留学での具体的なご経験は稀有なものとお見受けします。せっかくなのでその経験を通じて自分がどのようにアピールできるか考えてみるのも良いと思います。 就職活動頑張ってください。
回答日:2021/02/13
ご質問ありがとうございます。 私は日本を日本人が日本人として生きることに誇りを持てるような国にしていきたいと思っています。それは今までの私の人生の中で日本人でいることに誇らしさを感じた、あるいはその反対に惨めさを感じた経験があったからです。 そのためには、今の日本の現行制度は昭和で理想的とされた人生の送り方を前提としている点が多々あるように思われますが、これらを現代版にアップデートしていくことが必要だと個人的に思います。
ご質問ありがとうございます。 正直僕は採用側の経験はないので何とも言えないところがありますが、100%不利に働くとは限らないと思います。実際に内定者やある省庁の採用担当者の方も質問者さんと似たようなマインドのひともいるようです。しかし「全くない」といったような断言的な姿勢は心の中だけにしまっておいた方が安全ですね。 ただし、国民のためを思わずして良い国家は作れるかという点は考えるべき論点として大いにありえるかなと個人的に思います。それは質問者さんと全く接点のない人生観を持って生きる「見知らぬひと」も当然に含まれます。
回答日:2021/02/08
ご質問ありがとうございます。 敢えて抽象的に話すと、多様な価値観の中で自己と他者との差を実感できる環境に意識的飛び込んできたことでしょうか。 東京で暮らす自分と地方で自己実現を図る人々。日本人として生きる自分と海外にバックグラウンドを持つ外国人。個別指導塾で大学生講師をする自分と授業を受ける中高生。はたまた、勉強会に参加する若者としての自分と仕事帰りのサラリーマンやリタイアした高齢者。また、○○大生として見られる自分とグルディスで会う他大の学生。他にも色々あります。 そのような価値観の摩擦(衝突ではありません)を通じて自分の価値観を再認識し自己を陶冶してきたことが振り返って良かったなと思います。 また、「やってよかった」という質問の意図を勘繰ると、経験には「ためになる経験」と「ためにならない経験」があるという前提があると思います。しかし、私個人としてはあらゆる経験は活かすも殺すも自分の責任だと思っているので、本音を言えばここで自分の信条から具体的な出来事を紹介できないのです。 官庁訪問、最終クール前日の晩に人事に言われた言葉があります。「シトラスは○○省を選ばず、××省を選んだ。この選択を正解にできるのは君本人だということを覚えておくように。」この言葉が今でも心に沁みます。
回答日:2021/02/05
ご質問ありがとうございます。 大変遅くなってすみません。丁寧に答えようとし過ぎる余り時間がかかってしまいました。 端的に申し上げると「国家や社会のために働きたい」、「国家や社会について考えられる人間であり続けたい」と思ったからです。 霞が関が民間と決定的に異なる点は、社会のために展開される政策の裏側に職場があることです。そのような環境下においてこそ自分が目指す人間像に限りなく近付けるのではないかと思ったのです。 就活時代には「民間企業も社会のためにビジネスをしているのではないか?」や「霞が関は本当に社会のためになっているのか?」など官民を比較し考えました。自分の中で一定の結論は出ましたが、これらについて答えるとまた回答が長くなってしまうので興味のある方はまた質問を投げていただければと思います。
持論としては大学2年生の段階で焦って就活のことを考えなくても良いのではないかと思います。 それよりも、質問者さんのおっしゃるような自己分析の材料となるような経験を積む方が大切かと思います。オススメは何か没頭できるものに一心不乱に取り組んでみること。バイトでもサークルでも長期インターンでも構いません。そこで本気になって初めて見える自分の姿勢こそ自己分析の対象となる自己のあり方そのものだからです。例えば責任感がどの程度強いか、自分はどのようなコミュニケーションスタイルなのか、自分は裁量が必要か、などなどです。 また、ガクチカの材料を作るためにといったような直線的な思考は避けた方がが良いと思います。変に雑念が入ってガクチカには書けないながらも自分のあり方を見つめ直す上で大切な経験を積極的に除外して行動するようになってしまうからです。関連してスティーブ・ジョブズのConnecting dotsという考え方も調べてみてください。 コロナで思うように動けないことも多いと思いますが頑張ってください!
回答日:2021/02/02
これは練習あるのみです。上手なひとは徹底的に準備をしています。もし、早口が治らなくてもワンセンテンスを出来る限り短くおさめましょう。人間は一文に多くの内容を詰め込まれると理解力が下がるそうです。最近ありがちな「...と思ってて〜」という言い回しなどは出来るだけ避けるように心がけてみましょう。質問との間についてはそこまで迷わなくて良いと思います。
たしかにこのアイコンだとそう思われるのも当然ですね笑 矢口さんの「この国はまだやれる」といった発言のような熱血漢であるところに惹かれ、自分もそのような職業人生を送りたいと思ったのでこのアイコンにしました。 実際に内定者の中には新卒の就職活動の段階から戦略的に政治家へのキャリアを考えて、キャリア官僚をいわゆる「腰掛け」として見ている学生もいます。あくまで自分が実現したいことが政治家でないとできないと思ったら、そのようなキャリアを視野に入れる可能性は無きにしも非ずといった感じなのが私の場合です。
回答日:2021/01/21
学生らしさがあって良い質問だと思います。 結論を申し上げますと、「しっかり自己分析すること」「自分の価値観を把握すること」「その上で自分の価値観に適合するような会社を見つけること」この3点をすると良いと思います。 以下私がこのように考えた経緯について説明しておりますので、時間があればご覧ください。また、私は決して高収入とは言えない官庁の内定者ですが、民間企業の就活も深く行っていました。その上で見ていただけたらと思います。 質問者さんのご指摘のように(ただ受験と違いその稼げる会社…)高収入の業界・職種に入るためには「能力」のみならず「適性」として当然入ってきます。ここでは「適性」を自分が求めるもの(価値観)と企業が求めるもの(価値観)をお互いに満たしあえるかどうか、と定義しておきましょう。(他の回答者の方も面接で見られている要件として「能力」「適性」「志望度」の3つを挙げられていました。) 高収入の業界と言って過言ではないコンサル業界を例にとってみましょう。コンサル業界は現在高学歴の学生に高い人気を誇っている業界のひとつであり、短期間で高い成果物を出すことを求められるので、学歴と相関があるとされている高い「能力」が求められることは間違いなさそうです。「志望度」は何とかなるでしょう。気持ちの問題です。では、「適性」についてはいかがでしょうか? コンサルの新卒社員の離職率は非常に高いことをご存知でしょうか?ファームによっては3年以内の退職率は50%近くにのぼるそうです。彼らはなぜせっかく高収入のコンサルタントになれたのに辞めてしまうのか。多くの理由が考えられますが、考えられるものとして「適性がなかったから」が挙げられるでしょう。先ほども申し上げたように短期間での高い成果物を出すためには能力も必要ですが、職務への強い責任感、メンバーと上手く協働できるコミュニケーション、はたまた深夜残業をこなしていく体力…。そのような適性が求められるのではないでしょうか。 他にも当事者としてビジネスをリードしたい、他のスキルを身に付けたいなど色々あると思いますが、それら含め適性が自分にないと判断したため高収入のコンサル業界を去っていくのでしょう。しかし、それは敗北ではなくただ「適性」がなかったのみなのです。(ここでは触れませんが、外資金融業界は輪をかけてキツいと聞いています。)逆に適性がある人たちはコンサル業界に残って活躍されているのだと思います。Twitterでもコンサル業界の方々のそのような高いプロフェッショナリズムを見て取れるツイートを見るたびに自分も見習わなければと思っています。 では、「適性」が重要なファクターであることにもかかわらず、なぜ質問者さんのように(「稼げるかがある程度変数として大きい」)人々はただ高収入であることに惹かれる傾向にあるのか?それは高い生活水準を求めることも多分にありますが、それを可能にする「収入のみ」が数値で客観的に他者と比較できる「分かりやすい」尺度だからです。 小学校の頃は50m走のタイム、飛んで大学受験では偏差値、大学では学歴。そのようなものが今まで「わかりやすい」尺度であったわけですが、その尺度が社会に出れば年収に置き換わっただけなのです。 そのような「わかりやすい」尺度に依存してしまう人は自分の尺度が分かっていない(あるいは、ない)のでしょう。自分の尺度が分からず「適性」でアウトをくらってしまう。内定をもらって入社したとしても中々活躍できず結局退職という選択をとる。だから冒頭で「自己分析」をしてください、と申し上げたのです。自己分析は面接のためだけにするものではありません。自分の尺度を自分で明らかにして、その上で適性のある会社を見つけていくための作業なのです。 もしその自己分析の末、自分の尺度は「他者に明らかに優越すること」、「それのみが自分の幸福感につながる」のだと結論づけたなら、そのような高年収の業界・職種をターゲットとした就職活動をすれば良いと思います。適性がなくても何か他の手段でカバーして内定をもらい、その業界にしがみついていく努力をすれば良いのです。さっさと総合商社か総合コンサルのエントリーシートの作成にとりかかりましょう。もう2月も見えてきているので、時間はそんなに残っていないはずです。 しかし、私の考えに共感するひとは多く無いかもしれません。意外と自分の周囲の高学歴とされる知り合いもただ手取りなど近視眼的に考えている節があるように見受けられます。それこそ、高学歴の大学生こそ学歴という「わかりやすい」尺度に頼ってきた人が多いでしょう。質問者さんも「成績でいける範囲で…」とおっしゃっていたことから推察するようにそのような考え方をするタイプなのではないでしょうか。内定者の時点でもそのような思考をするひとはたくさんいますし、そのような思考のままで「高収入」の業界から内定をもらっているのです。ある意味心配する必要はないかもしれません。 ここまで抽象的な話をしてきて申し訳ないのでせっかくなので自分の体験談を話します。 私はトップティアとされる企業のエース級の社員に面談させてもらったときのことを話します。そのとき私は「自分の視座をいかに高めることができるか?」というものさしで就活をしていた関係で、その方に「いままでの職業人生で大きな発見は何だったか」と問いました。 するとその答えは「人の幸せのあり方は多様だということ」。 これを聴いてどう思うかは質問者さんがこれまでどういう人生を送ってきたかによります。僕は拍子抜けしてしまいました。エース級の社員でもそのようなことを言ってしまうのか。衝撃を受けた私はその企業の本選考を辞退しました。それから、自分の尺度を見つめ直し「社会的に意義があるか」や「日本にどれだけ貢献できるか」といった尺度が自分にとり重要だと気付き、私は最終的に霞が関を選んだのです。 またこれは心理学の領域で有名なことですが、「年収と幸福度は一般に相関があるものの一程度以上の年収を超えると幸福度の上昇は見られなくなる。それ以上に相関があるのは自分が帰属している(と感じる)コミュニティの平均年収と比べどれだけ高年収であるか」だそうです。なので、高年収の業界に就職できた場合でも、年収が閾値を超え、また自分が所属するコミュニティを高年収の業界とみなすと幸福度はそこまで高くならないでしょう。 最後に以下の統計データを付記し筆を置きたいと思います。就職活動うまくいくことを祈っております。(出典は忘れましたが真偽に興味あればご自身で調べてください。) ①健康レベルが「普通」から「ちょっと体調がいい」に改善したときの幸福度の上昇率は、収入アップから得られる幸福より6531%も大きい(年収が平均値から上位1%に上昇した場合との比較) ②仲が良いパートナーとの結婚から得られる幸福度の上昇率は、収入アップから得られる幸福より767%も大きい(年収が平均値から上位10%に上昇した場合との比較)
回答日:2021/01/19
ご質問ありがとうございます。 あまりこのような質問に答えると官庁へのハードルを就活生の皆さんに感じさせてしまうのではないかと思うので、話半分に聞いてください。 内定に向けた活動というわけではありません。が、大学1年の頃から現役の職員の方や僕と同じく国家総合職を志望する学生が集まるコミュニティがあったので、そちらによく顔を出すようにしていました。自然と業界事情を知るようになっていたという点ではアドバンテージだったかもしれません。
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