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以前のご回答で就活で「人を頼る」重要性を語られていましたが、OB訪問でのインプットを最大化するために意識すべき点や取るべきコミュニケーションのコツがあれば教えていただけますでしょうか。

この質問への回答 1

yuuu/『ビジネス会食完全攻略マニュアル』発売中!

非体育会系、留学経験無し、コネ無し、目立った経験無しでも十数社内定頂くことができました。就活は単なるゲームです。受験勉強と同じく正しい情報をもとに対策すれば内定は出るので、気軽に相談してください。

これはいい質問なので長文回答します!
①関係性の近い方を頼る
これが8割です。サークルやゼミの先輩、親戚、両親が所属している会社の部下、インターンでお世話になった方など、自分と関係性の近い方が最も真摯に相談に乗ってくれます。こういった際に相談に乗ってもらえるように日頃の善い行いを心掛けておきましょう。とにかく、全ての持ちうるコネクションを活用してください。yuuuが特に助けられたのは大学院のゼミの先生から紹介された方と大学時代の同期です。
②その会社であり得るキャリアプランの確認と自身の特性を踏まえたすり合わせ
志望動機の強さ=「自分が志望企業でどういったキャリアを短期-中期で形成し、どう貢献するのかの解像度の高さ」だと捉えてください。これは就活生が陥りがちな罠ですが、競合企業との差別化を意識するがあまり、全体感の無いニッチな志望動機を作り上げる事例が散見されます。競合会社との明確なビジネス領域の差なんてさほどないですし、その志望動機における差別化要因が企業にとっては重要では無いビジネスの場合もございます。
ではどうやって面接官に刺さる志望動機を作れるのかというと、先述の通りキャリアの解像度です。
①自身がビジネスパーソンとして最終的に成し遂げたいことや達成したい目的
②その目的に辿り着く為に得たい経験
③経験から想定される初期配属の希望
④初期配属を終え、5年-10年の間に経験したい部署や身につけたいスキル
⑤キャリア形成を通じてどのように会社に貢献をしていくのか
のように短期と中期で区切って解像度を高めてください。上記①-⑤の内容が会社にとって良くあるものであれば「ああ、この子はミスマッチにならずうまくフィットできそうだな」と思って貰える可能性が上がります。また、それらは自分の強みや特性に合ったキャリアを選ぶことを忘れないように。
③OB訪問の場でES添削や面接練習をお願いする
正直いうと先程の②を確認できればOB訪問の目的はクリアです。それ以外は自分のESブラッシュアップや面接練習に当ててください。OB訪問の場がかしこまったレストランであれば、予め想定される質問と自分の想定回答をWordで記載し、内容を見てもらいフィードバックをしましょう。
多くの就活生において圧倒的に足りないのは面接の場数とフィードバックです。これは意識して獲得しにいかなければならないので、可能な限りOB訪問の場も面接練習させてもらいましょう。伝え方としては「どうしても御社に行きたいと考えております。一方、まだ面接のブラッシュアップが必要だと考えており、差し支えなければこの場で簡易で面接いただきフィードバックを貰うことはできませんでしょうか?(断られたらプリントした想定質問→回答にフィードバック貰う)」とかで。OBによっては(偉そうに)自分語りすることこそがOB訪問だと勘違いしているビジネスパーソンもおりますが、本当に学生の為を思う人ならば快く面接練習をしてくださるはずです。僕がOB訪問を受けた時は「僕の過去の話を聞いても貴方の選考通過に関係ないので、出来る限り選考通過に寄与する具体的アドバイスできるよう面接練習とフィードバックの場にしませんか?」と最初に就活生に伝えてました。

まだまだありますが字数も限られているのでこれくらいで!

回答日:2023/02/14

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