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GDの意味について質問です。
GDでは何を見られているのでしょうか?
GDを選考で行う商社の人がおっしゃっていたのですが、GDはやばいやつを排除するものだと言っていました。
本論から外れないような議論を意識すれば良いのかなと感じております。

この質問への回答 1

相談室回答者

学生時代98社インターンに参加した亜流の就活をしてきました。 一般論でない自己流就活の話なら是非。 ※ちなみに最近スパイス調合にハマっていて、ガラムマサラは推しスパイスです。

結論、GDの目的はこれだと断言できるものではありません。

例えばiPadを買っても、その使い方はお絵かきやMicrosoft Officeなど人によってまちまちですよね。
GDというのもiPadと同じで、同じテンプレートを使いながらも、その使用用途はまちまちだったりします。

現にGDの業務委託を行う会社なども世に存在しますが、そういった会社は丁寧に人材要件のヒアリングなどを行い、見極め要件や想定議論の設定をしています。
自分も現在転職者向けにGDのようなワークを日々設計していますが、一つとして同じ目的のものはなかったかと思います。


総合商社などは本名層のレベルが高いためにガクチカやWebテストで大層な差もつかず、業務内容もブラックボックスであるがために志望理由もどんぐりの背比べです。

こうなると大量の学生がGD or 面接に流れてきますが、面接でそれらを処理するのは不可能に近いでしょう。
だからこそ、周囲と仕事をしていく総合商社において欠かせない【人間性】や【リーダーシップ】などを見るのがGDになるため、篩にかけているように見えるのでしょう。


逆に総合広告代理店などではGDは実質的な最終選考に位置づけられることは多く、そこでの要求水準は総合商社のものとは比べものになりません。

面接で人間的な面白さや頭のキレ具合はチェック済みの状態で、複数人の才能を持つ人間の中でも本当に輝けるかどうか、オーディション番組のようなことをしてきます。



このようにGDが面接の前か後か、どんなお題か、何人が参加しているかなどたくさんの変数によってGDの目的は大きく変化してきます。
そのため採用側の気持ちになって、なぜお金をかけてまでGDを開催しているかをよく考えてみることこそが、どんな状況でもGD合格に近づく大きなヒントになるかと思いますよ。

回答日:2022/03/25

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