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23卒です。終活したのでもともと興味のあったデザインを勉強したいと思っています。一通りphotoshopやIllustratorの本を勉強し、自分で作例も見様見真似でつくってみたのですが、実際どうデザインを考えていくのかも勉強したいと思っています。そこで質問なのですが、ガラムマサラさんはデザインをご自身で勉強される際に使われていた参考書などありますでしょうか??

この質問への回答 1

相談室回答者

学生時代98社インターンに参加した亜流の就活をしてきました。 一般論でない自己流就活の話なら是非。 ※ちなみに最近スパイス調合にハマっていて、ガラムマサラは推しスパイスです。

自分も本職のデザイナーではないので、この質問に真っ当な答えを返せる自信はありません。
ただ、自分は教材や講座から守破離を学んだというよりは、実践から学んだタイプでした。

デザインの世界ではこうすると良いなどという教えが確立されてきましたが、それはあくまでWebデザインやPowerPointデザインなど一部の領域かと思います。

上記でいうデザインはあくまで「作る対象物が決まったうえで形を整える」という意味であり、本来のデザインとは「モノそのものと形を決める」ところからだと考えています。

デザインはアートとは異なり目的は伝えることにあり、論理的に説明されるものでなければなりません。
ただし、説明すべき対象はいつだって移ろいゆくもので、定型化したフレームが通用するほどヤワではありません。

建築コンペで有名な先生の作品のオマージュを提出すると、「この街の特性や風土を分かっていない」と喝を入れられました。
いつも使っているPowerPointの書式でクライアントに資料を持っていったら、「何がコアコンピタンスで何が最重要課題化を分かっていない」と呆れられました。

かっこいい見た目を作ることは時間をかけてスキルが身につけば可能ですが、「目に見える形の根本にあるもの」がなければそれはデザインではなくアートです。
抽象的なものを読み取る力はたくさんのケースを経験して自らの肥やしを作る方が手っ取り早かったので、僕は実践を大事にしたという具合ですかね。

表現する手段が何であるかによって大きく回答が変わってくるので、あくまでビジネス×デザインという土俵の闘う自分から見た所感です。

回答日:2022/06/12

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