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ITコンサルが担当する「上流工程」とSEが担当する「上流工程」はどのように異なるのでしょうか?特に業務内容・獲得できるスキルの違いについて知りたいです。

この質問への回答 1

相談室回答者

早慶理系院生です。GAFAM技術職に内定を頂きました。 Web系の企業でWebエンジニアとしてインターンで働きながら、データサイエンスに関わる研究をし、クラウドサービスを提供するGAFAMの一社に内定をもらうという経歴です。そのため、ITに関する技術的な知識を学生としては広い範囲で持っていると思います。 就活ではWebエンジニア、データサイエンティスト、ITコンサル、SEなどの技術系の職種をメインに考えていました。 基本的な就活の相談から技術系特有の質問までお待ちしています。

最近はコンサルとSIerで同じような仕事をしているので、ITコンサルとSEは似たようなことをしています。しかし、コンサルは課題の分析、施策立案から実行に下っていき、SIerがシステムの構築からコンサルタンティングによるビジネス課題の解決へ登って行っているという構図なので、それぞれの得意範囲は違います。
ITコンサルタントの場合はビジネスの分析、仮定を基にした提案などビジネス課題に立脚したシステム提案が一般的に得意で、仕事としてもそちらがメインです。SEの場合は、技術的な知見を踏まえたシステムの安定性、網羅性を意識した堅いシステムの提案・構築が一般的に得意です。SEのほうがやや下流に近い仕事を担当することが多いです。獲得スキルとは似ていますが、ITコンサルはコンサルに技術的な知見が加わる、一方で上流担当のSEはエンジニアにコンサル的な知見が加わるという形のイメージです。

回答日:2021/09/22

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