【やりたいことがない人へ】理系院生が語る、就活の失敗談と業界の絞り方

【やりたいことがない人へ】理系院生が語る、就活の失敗談と業界の絞り方

2025/06/15

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eyecatch

こんにちは。私は26卒の理系院生です。私は早期に就活をはじめたものの、インターンシップ選考で惨敗した過去があります。しかし、そこから奮起し、たった1か月間で大手7社から内定を獲得することができました。本記事では、私自身が経験した就活の失敗から学んだ教訓や、業界の絞り方そしてこれから就職活動を始める皆さんに向けたアドバイスをお届けします。失敗を乗り越え、納得のいく内定を手に入れるためのヒントが詰まっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

就活をはじめたきっかけ

始めるのは早かった

私が就活を始めたのは、修士1年生の5月からでした。周囲が選抜コミュニティやコンサルティング会社の選考を受けている中、企業説明会しか見たことのない自分に焦りました。だらだら企業説明会を見ていても、自分のやりたいことや興味のある企業が定まらず、とりあえず周囲の人たちと同じくコンサルティング会社やシンクタンクのインターンシップに応募することからはじめてみました。

就活支援団体への参加

研究室の学生がみんな就活支援団体に入りはじめました。有名どころはエンカレッジやTKFでしょうか。私も勧められるがまま、就活支援団体に入り、メンターがつくことになりました。最終的には、メーカーに入社したかったので、ここでは有名メーカー内定のメンターにしてもらいました。まず、最初に自分史を書いて、ESや面接に使えそうなエピソードを選定していきました。

メンターが飛んだ

夏のインターンシップ選考が始まろうとしたとき、メンターが飛びました。それから、何をすればいいのかよくわからず自己分析も面接対策もしないまま、デロイトの面接に特攻し、見事に玉砕しました。野村総合研究所のインターンシップも書類で落ちました。それでも自分は早期から就活をやっていると思い込み、ここから12月まで何も対策しないまま、ぼちぼちインターンに行きつつも焦りが増幅していきました。

就活における最大の後悔

私の就職活動で最大の失敗は、ES対策に時間を費やしすぎたことです。今振り返ると、面接対策が最も重要であり、次いでWebテストの勉強、その後にES添削という優先順位が正しかったと感じています。正直、面接の練習は就活で最も大事な対策だと思います。

Webテストで全落ち

Webテスト対策に関しては、最初は非常に軽視していましたが、最終的にこれが大きな足かせとなりました。特にSPIテストセンターは、私が目指していた多くの大企業で採用されており、この部分の準備を怠ったことが大きな痛手でした。私の体感では、Webテストの勉強の優先順位は、SPIテストセンター、次にSPI Webテスティング、さらにC-GAB、玉手箱、TG-Webという順番でした。中でも、SPIテストセンターは非常に重要で、これを避けて通ることはほぼ不可能だと実感しました。

私自身はテストセンターが得意ではなかったため、11月にはいくつかの企業のテストセンターに申し込み、集中的に勉強する期間を設けました。「テスセン強化月間」と名付け、一週間でできるだけ多くの模擬試験をこなすことで、得点力を上げていきました。その結果、以降のWebテストで落ちることはほとんどなくなり、ようやく安定した結果を出せるようになりました。

No 面接対策で全落ち

面接対策をしなかったことも、後から考えると致命的でした。周りでは、メンターと一緒に面接練習をしたり、就活支援団体のイベントに参加している同級生が多かったのですが、私はそれらを冷ややかな目で見ていました。特に、「就活をガチっている人たち」を自分には関係のないことだと考えていたのです。しかし、その考えが非常に誤りだったことに気づきました。あの時、もっと早く面接練習を始めていれば、結果が大きく違っただろうと思います。

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