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初めまして。地方私大26卒のFと申します。今回は、大手企業の 財務経理の職種別採用枠で内定 を得た私が、職種別採用のリアルな体験談を書いていこうと思います。
「営業が合わなさそう」「人事や財務に興味がある」「配属ガチャが怖い」
こうした思いから、 職種別採用に興味を持つ学生が増えています。 特に近年、日経225をはじめとする大手企業でも、人事・財務・経営企画といった文系専門職を対象に、職種別で採用するケースが増えてきました。
実際、私自身もある大手企業の 財務経理の職種別採用枠で内定 を得た一人です。結果としては納得のいく選択になりましたが、ここに至るまでには、 迷いや不安、想像していなかった落とし穴 もありました。
この記事では、自身の経験をベースに、
- 職種別採用とは何か?
- なぜ選び、どう通過したのか?
- よかった点と、失敗しかけた点
- そして、職種別採用は本当に「受けるべき選択肢」なのか?
…という点を 赤裸々に、でも実践的に まとめていきます。
営業への不安がある方、専門職志望だけど自信がない方、そして「どの軸で就活を進めればいいかわからない」という方にとって、少しでも判断材料になれば嬉しいです。
職種別採用とは何か──制度の概要と注目される理由
職種別採用とは、あらかじめ職種を限定して募集・選考を行い、 内定時点で「あなたはこの職種に配属します」と明示される採用制度 のことです。
通常の「総合職採用」では、入社後に研修を経て配属が決まり、営業・企画・管理系など、さまざまな部署に配属される可能性があります。
一方、職種別採用では 応募時点から志望職種を選び、その職種に特化した選考を経て採用される ため、配属のミスマッチが起きにくいのが特徴です。
たとえば、文系職種で多いのは次のような枠です:
- 人事(採用・労務・制度設計)
- 財務経理(決算・資金繰り・経営分析)
- 法務(契約書・コンプライアンス対応)
- 経営企画(中期計画・M&A・新規事業)
- 広報・IR(情報発信・投資家対応)
最近では、これらに加えて ESG推進、リスクマネジメント、SCM企画、IT戦略推進などの専門系職種も職種別で採用される ことが増えています。
なぜ今、職種別採用が増えているのか?
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