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こんにちは。私は地方国立大学の理系大学院生(生物系の研究)で、東京都内の転勤がない大手メーカーを中心に受けた、少し就活意識の高い地方学生です。大学では体育会系の部活に所属していて、研究活動の兼ね合いから3月までの早期内定を目指していました。このような属性の私が、就活に向けて取り組んだことを月別に紹介します。これから就職活動を始める方の参考になれば幸いです!
月別スケジュール
まずは月別に、就職に関連して私が動いていたことについて詳しく紹介していきたいと思います。
学部4年時
就職活動はあまり意識していませんでしたが、先輩からTOEICはやっておいたほうがいいよと言われたので数か月程度かけてTOEICの勉強を真剣に行っていました。
結果的に685→830点までスコアを短期間で伸ばすことができました。研究や部活動と両立してTOIECを伸ばした方法は 別のコラム で詳しく紹介しますので、参考にしてください
5月
【企業研究および自己分析開始】
私は企業研究の方法も自己分析の方法もわからなかったため、就活エージェントのセミナーに積極的に参加していました。「自己分析講座」「ESの書き方講座」「GDセミナー」など片っ端から受けていました。
【とりあえずマイページを作りまくる】
マイページを作らないと企業からのメッセージを受け取れないため、志望度に関わらず興味のある企業はひたすらマイページを作りました。また、企業によっては【マイページ登録者限定イベント!】のようなイベントを開催しており、早期選考に繋がることもあるため #とりあえずマイページ作成 をおすすめします。
6月 7月
【サマーインターンエントリー開始!】
第一志望のエントリーが始まっていることに締め切り一週間前に気づきました(-_-;)
ESでは先輩に複数回見てもらったことで数社通過することができました。先輩からも耳にタコができるくらい言われましたが、サマーは受かることの方が珍しいという認識でいたほうが良いです!
【GD練習】
就活エージェントのGD練習会に複数回出ていました。GDは経験の差が如実に出ると感じています。ベンチャー企業の選考で練習するのもいいですが、敷居の低いGDセミナーをお勧めします。
8月
【サマーインターン準備】
参加するインターンシップについて昨年の実施内容や早期選考の有無などについて調査しました。都内の大学生は先輩に聞くことができるかもしれませんが、地方国立大では同じ企業を受けている先輩が少ないと思います。そのため、就活サイトなどから情報を収集していました。
【サマーインターン参加】
事前に何を行うのか、評価の方法についてザックリ理解していたため、インターンではかなり活躍することができました。複数Daysのインターンシップでは就活仲間もできるため、積極的に交流し、インターン後も情報共有を行っていました。
9月
【夏休み】
9月は就活のことをほとんど何も行っていませんでした。止まっていた研究を進め、友人と遊ぶなどリフレッシュに多くの時間を割きました。9月にエントリーする企業はほとんどなかったため、就職活動期間中の唯一リフレッシュできる期間だったと思います。
就職活動は”早期化”ならぬ”長期化”しているので自分なりのリフレッシュ方法を見つけておくのをお勧めします。私はカフェに行って作業するのが好きだったのでおしゃれなカフェ巡りをリフレッシュに使っていました。
10月
【秋インターンエントリー開始!】
夏のインターンシップを通じて志望業界や志望職種に対する解像度が上がったため、厳選して受けることができました。具体的には、夏にエントリーした企業の半分以下の数にしかエントリーしていません。また、夏のインターンシップとは異なり、内定に直結するようなインターンシップも数多くあり、量よりも質が重要になるという印象でした。
【早期選考のエントリー開始!】
夏のインターンシップに参加した企業から早期選考の案内が来ました。年内に内定を獲得することで第一志望の企業に全集中することができるため、早期選考で確実に内定することが重要になると思います。ここで内定を獲得するためにも、夏インターンシップでは企業についての理解を深めて志望動機を固めていくことをお勧めします。
私は志望動機を固めるにあたって「自分は何ができるのか」「何をやりたいのか」「企業が何を求めているのか」の3点を意識して取り組んでいました。
11月
【面接】
面接は想定質問とそれに対する深堀りを予想して対策していました。面接の壁打ちには研究室の先輩や生成AIを活用していました。先輩は昨年に面接を経験しているため、作法や注意点なども教えてくれるため絶対に頼るべきです。私が早期に内定できた理由の一つは先輩を上手く頼ることができたためだと考えています。
【内定】
初めての内定をこの月に頂きました。インターンシップ経由であったために面接は比較的穏やかに進みました。また、かなり企業理解を試される深堀がありましたがインターンシップで先述の点を意識していれば問題なく突破できると思います。
12月~3月
【面接】
既に内定を頂いた企業よりも行きたい企業を厳選して、選考に進みました。早期内定は受ける企業の数を絞ることができるため、その後の内定確率も上がると思います。私自身、受ける企業をかなり絞れたため一社に避ける時間が格段に上がりました。
その結果、行きたい企業から内定を頂くことができました。
やってよかったこと
就活エージェントのセミナー参加
どのエージェントも無料でGDセミナーや面接対策を開催してくれています。意識の高い就活仲間に出会えますし、なにより就活体力がつきますので絶対参加してください。私は特にGD練習会がためになりました。早期のGDでは、未経験者が多いため練習会で経験しているだけで圧倒的に活躍することができます。練習会を通じて自分の得意な役職や立ち回りを身に着けましょう。
学部4年時のTOEIC勉強
選考に進んでしまえばTOEICの点数は全く見られていない印象でした。しかし、私が受けようとしていた企業の中には「※TOEIC800点以上が好ましい」など実質的な足きりが存在していたため、自分の可能性を広げるためにもTOEICの勉強はしておいた方が良いと思います。
インターンシップ参加準備
これは私が早期内定を獲得できた最も大きな要因の一つだと考えています。そのため、総括の方に口述しますので参考にしてください。
やらなくてよかったこと
インターンシップで友達を作りすぎる
複数Daysのインターンシップでは友達ができることが多いと思います。しかし、その後連絡を取り合う人はほんの一握りで、その他大勢は連絡は全く取らないので本当に仲良くなった数人がいればよかったです。
業界を広げすぎる
私は先輩から「業界は絞らず広くいたほうがいいよ」と言われていたため、ITや食品、製薬、化学、コンサルなど本当に幅広く見ていました。しかし、真剣に自己分析していたならばエントリー前からある程度業界は絞れていたはずです。サマーインターンでは幅広く出しすぎたことでESの質が下がってしまい、思うような結果を得られませんでした。これから就職活動を進める人には、自己分析して業界を広げすぎないことをお勧めします。
総括
私が早期に内定を獲得できた要因は大きく3つあると振り返っています。
早期(5月)に動き出せた
私は研究活動のために就職活動を早く終わらせたいという想いから、5月から本格的に動き出すことができました。動機は何でも構いませんが、早期に内定を獲得するためには、早期に動き出すことが肝心だと思います。
インターンシップ参加準備
早期選考に呼ばれるor選考をスキップ するにはインターンシップでの活躍が重要になります。インターンシップで活躍するためにも前年のインターンシップでは何が行われて、何を評価されていたのか知っておくことをオススメします。
先輩を上手く頼る
私は先輩に恵まれており、日常的に目をかけてもらっていました。特に就職活動では、ES添削から面接練習、メンタルケアまで幅広く助けてもらいました。理系院生、学部生に関わらず先輩は就職活動を経験した一番頼りになるメンターなので、頼れるだけ頼った方が良いと思います。
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