【エンジニア就活】研究とインターンだけじゃない。「学外開発・事業化プロジェクト」のすすめ

【エンジニア就活】研究とインターンだけじゃない。「学外開発・事業化プロジェクト」のすすめ

2025/07/22

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eyecatch

こんにちは。私は、国立大学の情報系大学院で博士課程に在籍しています。大学院生のキャリアを考える上で、多くの人が「研究室での研究活動」と「企業でのインターンシップ」という2つの経験を軸にするのではないでしょうか。もちろんこれらは非常に重要ですが、今回はそのどちらとも少し違う、「第三の選択肢」として、私が経験した学外での開発・事業化プロジェクトについてお話したいと思います。

この経験は、アカデミックな研究で培った知見を、いかにしてビジネスという実践の場で価値に変えていくか、そのリアルなプロセスを学ぶ絶好の機会となりました。研究室に籠もるだけでは得られない、キャリアを考える上での新たな視点が得られるこの活動について、その魅力と実態を解説します。

具体的な学外プロジェクトの概要

私が博士課程の時に参加したのは、国の省庁に関連するIT組織が企画する、トップレベルの人材育成を目的とした開発・事業化プロジェクトでした。IPA(情報処理推進機構)の「未踏アドバンスト事業」などをイメージしていただくと、その雰囲気が近いかもしれません。このプロジェクトの最大の特徴は、技術やビジネスの第一線で活躍されている著名な研究者や経営者の方々がメンターとして伴走してくださる、非常に刺激的な環境だったことです。

私の役割:

私は2人1組のチームのメンバーとして、主に論文サーベイや技術開発を担当しました。

インターンとの違い:

このプロジェクトが一般的なインターンと大きく異なるのは、 明確に「事業化・起業」をゴールに据えている 点です。そのため、技術開発はもちろん、事業計画の策定、ユースケースの検証、チームビルディングまで、文字通り「 すべてを自分たちで 」やらなければなりませんでした。

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